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この日、塩島さんからお聞きしした言葉で一番印象深かった言葉は 「ブレーズは回転性がいいので、風とか波によってバウが目指したい方向から外れたとしてもスィープをすればすぐに元に戻る。」だった。
塩島さんが使用していたシーカヤックは、Megaディアマンテ・ブレーズ(全長427cm 幅58cm)で、私が使用していたのはカレントデザイン・アンドロメダ(全長526cm 幅52cm)だった。
一般的に前者は回転性が良く水線長が短いのでスピードが遅く、後者は直進性が強くスピードが速い。と言われている。
直進性が強いシーカヤックの第一の利点としては、保針性のためのスィープストロークの動作を少なくすることが出来き、前へ進むための動作(フォワードストローク)に専念できる点だ。前へ進むための動作に専念できるということは、すなわち速いということを意味する。
スケッグという装備も保針性を高めるため、直進性を向上するための装備と言えるし、ラダーに関してもカヤックを曲げるために使用することもあるが、多くの場面で保針性を高めるため、直進性を向上するために使用する装備である。
直進性の強いシーカヤックは、漕ぐ環境が無風や波の全くない静水の場合には、そのカヤックの持つ長所を遺憾なく圧倒的に発揮することができるが、しかし、海というフィールドは現実には波もあれば風もある。
どんなに直進性の強いシーカヤックでも、強風や波によって、カヤックの向きは必ずブレてしまう。しかし、その直進性ゆえに元の向きに戻すというリカバリーの作業もかなり手間取ることになってしまう。(2〜3回のスィープストローク動作)しかし、回転性が高いカヤックの場合、その修正は1回のスウィープストロークで済ませることが可能な場合がある。
つまり、スィープストロークを少なくしてフォワードストロークに専念するための直進性だったのだが、風や波のある環境下において、逆にスウィープストロークの回数を増やすという結果を生み出す可能性を秘めているということ。回転性のあるカヤックも一概に不利とは言えない。ということなのだ。
『真は真なれど、逆もまた真なり』 全く別の個性を持ったカヤックに乗って、その言葉を体現するかのような漕ぎを見せる塩島さんの後ろ姿を見ながら、まるで禅問答のような堂々巡りの思考の迷宮へと、はまっていった。
(ちなみに、塩島さんが使用していたパドルは、当然グリーンランドパドル。私のは強烈なキャッチのダブルダッチ・エナジーでした。)
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こんにちは、昨年、何度かお会いした黄色のウィスラー乗りです。足跡に聞いたことある名前があったので、やってきました。 ここしばらく家の用事で乗れてませんが、また、海水浴シーズンの前の外人ビーチに出没する予定ですので、そのときはいじめないで下さいね。
2007/3/7(水) 午前 1:16 [ 修太郎 ]
黄色のウィスラー乗りさま、こんにちは。最近、お顔を見かけないので心配してました。 「外人ビーチ」ですか!たしかに!異国情緒たっぷりですもんね!今年もよろしく!
2007/3/7(水) 午前 10:09