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5月2日(水) 五日目
昨日の停滞で体はすっかり休養できたので、疲労は取れた。漕ぐ気は満々で、目覚まし通りに5時に起きれた。
天気はどんよりとした曇り、風は無風。しかし波はまだ高い。「ドド〜〜〜ン、ドド〜〜〜ン」、「ゴゴゴ〜〜〜、ゴゴゴ〜〜〜、」と、あいかわらず爆音は響き続けていた。この波では漕げない・・・。
昨夜、ラジオをつけっぱなしにして大きい音にしたまま寝たので、電池が切れかかっていたので交換した。
今日は大潮で、5時少し前が朝の満潮のピークだ。2日前にここでテントを張れば、余裕で大丈夫!と思って設置した場所の10m手前まで、気がつけば高波が押し寄せてきていた。仕方がないので、さらに1m以上高い場所へ15mくらい、6往復かけてテントとカヤックの引越しをした。
このうねりはお昼頃にはおさまってくれるといいのだが。でなければ、今日もまたここで停滞になってしまう。地図を見てあれこれ考えてみた。
スケジュール面から考えると、それは非常に都合が悪いことであった。5月5日に愛知県の碧南市の杉浦さんが私を迎えにわざわざ来てくれるので、そのためには最悪でも4日のうちには伊豆半島のどこかににいなければならない。
もし今日丸一日漕げないとすると、明日磐田−相良 の区間約50Km超を漕ぎ、その疲れも取れぬままその翌日の5月4日に、相良−伊豆の50Km超を漕がなければならないことになってしまう。二日連続で50Km超かぁ〜〜!できればそれは避けたい。というのが心から思う正直な気持ちだ。
50Km以上漕いだ翌日にどれだけの疲労が残るか、つい先日、既に体験しているし、大海のど真ん中を渡る駿河湾横断こそは、なるべくベストの体調で臨みたいというのが希望なのだ。
出来れば、今日のうちに40Km、明日は10Km、そして明後日の駿河湾横断は50Km というのが、私の考える理想だ。
いろいろ考えているうちに、昼前から、次第に雲はなくなり晴れてきた。が、波は一向におさまる気配はなかった。ラジオの天気予報でも、夕方までうねりは残ると告げていた。
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