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GPSの累計の漕行距離の表示が100Kmを示した地点でパチリ 青い空、深い緑色に澄み穏やかな海、緑豊かな山々、音も無くミズスマシのごとくスーーーっと進むシーカヤック。構図的には綺麗なのだが、漕いでいるときの心の中は、無心の境地とは程遠く、様々な雑念、迷い、煩悩との戦いだ。 さらに少し行った108Kmの地点には、安乗埼灯台があった。子供の日が近いこともあって鯉のぼりが掲げてあった。ちょうどお子さん連れの家族が灯台を見物にやってきていた。 「そう言えば、今年もゴールデンウィークは子供達と遊んでやれなかったな。」私の中のその後悔の心は次第に成長していき、早く家に返りたいとう気持ちへと変化していった。 108Kmの地点、108と言えば大晦日の夜に突く鐘の数。108種類あるとされる煩悩を、鐘を突くことによって消し去ることを願う。もともと108という数字は、古代インドにおいて大変多いという意味だったらしく、数字自体に深い意味があったわけではないらしい。 煩悩が付いた言葉で「子煩悩」という言葉もある。自分の子を非常にかわいがる様を表し、言葉の起源としては、自分の子供のことが可愛くて仕方ない親が、いつも子供のことばかり考えて悩んでしまう姿を表現した言葉なのであろう。現代では、子供の面倒をよく見る良い親として、いい意味として使われているが、言葉の発祥時点では、やり遂げるべき事柄を放り出し子供のことを考えるということは、煩悩以外の何物でもないということであろう。 私の心の中の「早く家に帰りたい」と思う気持ちが重大な判断を誤らせたり、一瞬の決断を鈍らせたりする余計なバイアスとなりはしないかが心配になった。
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100km達成おめでとう
なるほど 子煩悩とは、そうゆう意味だったんですね
2008/6/27(金) 午後 8:03 [ kon ]