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暴れ馬の危機から娘・お市を救う紋次郎。しかし紋次郎は右ヒザの皿を割ってしまう大怪我を負ってしまい、お市の実家である豆州(伊豆)の温泉に湯治することになる。
一方、天保の飢饉により各地で一揆・取り壊しが発生し、その一揆くずれが山賊と化し無法の限りを尽くしていた。山賊のサブ・リーダー弥七の案内により、紋次郎たちのいる湯治場へと乗り込んできて蹂躙の限りを尽くす。
山奥の閉鎖された空間で、13対1の数的不利と、足の怪我というフィジカル的不利という二重の不利の中、紋次郎は。どうやって戦うのか?
ある人物の意外な正体が明かされるというドンデン返しもある。
――― 注意! 以降にネタばれ内容を含みます。 ―――
・見所
湯治場の経営者の兄とその妹の剥き出しのエゴと、湯女達の献身の対比が絶妙。ラストシーンの「お前なんかここへ連れてくるんじゃなかったよ!人殺し!人殺し!」の罵倒が、紋次郎のみならず観る者の心をも引き裂く。まるで露天風呂の湯舟に浮かぶ月が、いとも容易に砕けるが如く。
紋次郎と中村敦夫の数々の一致点、足の怪我、伊豆での湯治、そこでの恋愛・・・。実情は、主役俳優の足の怪我によって急遽この足の怪我のあるエピソードを当初の計画を繰り上げて撮影することとなったと思われるが、運命のいたずらというか、偶然の一致というか、非常に興味深い現象ではある。
・突っ込み所
弥七達山賊は、紋次郎を痛めつけようとして、怪我して曲がらなくなったヒザを無理矢理曲げようとする。しかし、それが逆に荒療治となって足が回復へと向かうこととなる。話が上手く出来すぎ。
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あの露天風呂は、セットだったんでしょうかねぇ。
この作品の風情が好きで、それ以来秘湯めぐりがマイブームになっています。
例の伊豆の宿も行きましたよ。ステキなところでした。
湯女のお久は、いい味を出していましたね。凛とした信念を持った大人の女……かっこよかったです。
それに比べて、湯宿の主人の情けなさといったら……。
私の突っ込み所は、湯宿の夫婦仲の今後は如何に……?といったところですか。(そこかよ!)
2009/10/29(木) 午後 11:20 [ お夕 ]
間違えなくセットで露天風呂を作っての撮影ですね。お金かかっていますね。
5話「童唄」までは、「制作協力 大映京都撮影所」のクレジットがありましたが、6話から8話までは、クレジットが一切なくなって、この、9話「湯煙」で「制作協力 大映京都撮影所」のクレジットが復活したところからすると、
71年11月29日に大映が倒産して、72年1月29日の「一里塚」のロケで怪我をした日から、約1週間後と考えてると、「湯煙」の撮影は2月上旬ということになり、その頃には、大映倒産の破産管財人の判断で京都撮影所の使用許可が降りたのでしょうね。
伊豆の宿も、絶対に行きたいですね。童の間や、先生の間なんかにぜひ泊まりたいです。
湯宿の夫婦仲、ですか・・・。 あれじゃあ、もう離婚しか選択肢が残されていませんね。
2009/10/30(金) 午後 0:03