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碓氷峠の茶屋、紋次郎は食事をしている。後ろでは、息子・小平次を探す江戸から来た父と娘・お藤(吉田日出子)に対して、小料理屋の女将タイプの女・お光(村松英子)が、相談にのっているところだった。とそこに2人組みの強盗が、父と娘とお光に襲いかかってきた。その結果、父は死亡し、お光も怪我を負った。
お光の情報によると、小平次は牧須橋の架け替え工事現場にいるらしい。期せず牧須橋工事現場へ乗り込むこととなったお藤と紋次郎、そこには鬼の十兵衛という怖〜〜い元締めが、目を光らせているところであった。
紋次郎とお藤の運命やいかに! ラストでは、意外な人物の正体が明かされるドンデン返しがあります。
およそTVドラマらしくないスペクタクルシーンと、旅を続ける者の孤独さを感じさせる余韻と、そしてなんと!32%という驚愕の視聴率を叩き出した 歴史に残る最高の最終回です。人気の絶頂期に、紋次郎はあくまでも紋次郎らしく、あっけなく終了してしまいました。
――― 注意! 以降にネタばれ内容を含みます。 ―――
・見所
「小平次さんは、この舟みてぇな流れ舟だったんですよ。流れ舟は二度と元の所へは帰ってこねぇもんなんでござんす。」このセリフかっこいい!
燃え上がり、やがて崩れ落ちる牧須橋!シリーズ最大のスペクタクルシーン。予算かかっております。
原作では、「赦免花は散った」に続く木枯し紋次郎シリーズの2作目。でも、この作品を最終回にもってきたのは、流れ舟で危機一髪なところを脱出する余韻の良さと、燃えて崩れ落ちる牧須橋のスペクタクルシーンに予算がかかるため、最終回向きだと考えた。の2つの理由が思いつきます。
紋次郎、お裁縫 ウマッ! 川幅も狭く瀬の多い急流での舟の操作もウマッ! 「水神祭」では馬にも乗ったし、「無縁仏」ではもんじゅうらうというひらがなも読めたし、毎回名探偵バリの推理力もあるし、貧しい農家の家出息子のストリートチルドレンなのに、なんでもできるんだねぇ〜〜。カッケ〜〜!
珍しいアコースティックギターのみの主題歌「誰かが風の中で」の2番が劇中に流れます。
・突っ込み所
上條恒彦が、釜石のもく太郎役として、ゲスト出演しております。でも、その役は紋次郎がやっても、別にいいような取って付けたような感じの役です。
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