追い波で、GO!

愛知県に住むシーカヤッカー・カミヤッカーが、勝手気ままに書き散らす日記です。

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 今から数年前、能登半島で夕方まで遊んで帰る途中のこと、岐阜県あたりで、猛烈な睡魔に襲われた。このまま運転を続けるのも危険だったので、川島ハイウェイオアシスというサービスエリアの駐車場に、ハイエースを停めシートを倒し仮眠をとった。

 どれくらい眠ったのかは定かではないが、車が激しくグラグラと揺れるのを感じて目が覚めた。

 「はは〜〜ん。さては駐車中の車の上に載せているシーカヤックを盗んでいこうって魂胆か?いい大人が、自分の遊び道具ぐらい身銭切って買えよ!盗んだもんで遊ぼうたぁ、どういう了見だぁ?えぇ?太てぇ野郎だ!」私は犯人を現行犯で捕まえとっちめようと、勢いよく車の外に出た。寝起きのせいか軽いめまいがした。

 車の上のシーカヤックを見てみると、なんら異常なく車の屋根の上に載っている。車の屋根の上には、盗人はいない。おかしい・・・。確かに車は揺れていた。風は、僅かに吹いてはいたものの、車を揺らすほど強風ではない。周辺の木々を見てみる。ユラユラと揺れている・・・。めまいは続いている。

 ・・・その時、私は、ようやく地震によって車が揺れていたのだと気付いた。

 4〜5年前の1月、一人で知多半島の西側の内海の南端から出艇して、山海方面へ向かって漕ぎサーフィンをしていた。

 昼を回った頃、山海の北のはずれにある砂浜に上陸した。カヤックを波打ち際に置いて、弁当と飲み物だけを持って約150m離れた堤防で昼食をとることにした。真冬ので風が強く寒かったので、堤防が風避けとなり都合が良かった。

 おにぎりを食べ終わり、しばらくしたら、無人のビーチにポツンと置いてある我が愛艇・クロシオに向かって一目散に走って近づく一人の40歳くらいの男性がいるではないか。おそらくシーカヤックに興味がある人なのだろう。私はしばらく堤防から眺めていた。しかしその男は、猛スピードの走りで私の愛艇にどんどん近づいている。

 シーカヤックに興味を持った人物が、シーカヤックに近づこうとするには、尋常ならざるスピードなのは明らかであった。私は危険を感じて、立ち上がり大声で「(持ち主は)ここにいるぞ!」と叫んだ。離れていたため声は届いていないだった。私は、荷物は堤防にそのままにして、自分のシーカヤックに向かって走り始めた。

 私が走り始めた時には、男はもうスピードをゆるめ初めシーカヤックに触ろうとしていた。これは怪しい。真冬の寒空にポツンと無人のビーチに打ち上げられたシーカヤックを持って帰ろうという魂胆じゃないか?いい大人が、自分の遊び道具ぐらい身銭はたいて買えよ!盗んだもんで遊ぼうたぁ、どういう了見だぁ?えぇ?太てぇ野郎だ!(ここまで、全て私の推測)

 私は全力で走り続けた。男は、その時猛ダッシュで近づくパドリング姿の私に気が付き、方向を180度変え、来た方向へ猛スピードで走り去っていった。

 愛艇が持って行かれるのに安堵した私は、走るスピードを緩め、ゆっくりと愛艇の元にたどり着いた。その時には、その男の姿をもう見ることはできなかった。


 あの男は、私のシーカヤックに一体何をしようとしたのであろうか?未然に気がついたので、いまだもって謎だが、ハッキリしていることは、放置したカヤックに全力で走って近づき、持ち主が近くにいることに気が付き猛スピードで引き返した。という事実だけだ。


 みなさん、シーカヤックから離れる時は、くれぐれもご注意して下さい。

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 最近「雪に花散る奥州路」文藝春秋の初版本を入手しました。発行日は昭和46年(1971)8月20日。主人公が紋次郎ではない股旅もので、雪に花散る奥州路、狂女が唄う信州路、木ッ端が燃えた上州路、峠に哭いた甲州路の名作4話が収録されています。

 帯には「頼れるものはただひとつ己れの腕と腰の長脇差」のコピー。

 小さい字で「ミステリの意外性を股旅ものに盛り込んで新風颯爽たる話題の時代小説」

 帯の背には、「面白さバツグン 異色股旅小説」

 帯のコピー!!これは、4ヶ月後の1972年1月1日に放送開始する木枯し紋次郎の予告編の時の芥川隆行のナレーションそのものではありませんか! 予告編のセリフはこの「雪に花散る奥州路」の帯のキャッチコピーから引用したものだったのでした。概出かもしれませんが、もしかしたらこれは大発見!?


 「己れの腕」と「腰の長脇差」とニつあるのに、「頼れるものはただひとつ」と言っているのが、全くもって矛盾ではありますが・・・。

 おそらく「己れの腕と腰の長脇差」が融合して渾然一体と化した技術(剣の腕前)を、「ひとつ」と言っているのでしょう。

無人島に生きる十六人

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 日本は海に囲まれた島国なのに、同じような島国のイギリスのように海洋冒険小説が生まれていない。または少ない、あるいは発達していない と言われます。まあその通りなんですが、日本にも少ないながらあるんです。


 須川 邦彦 (著)「無人島に生きる十六人」 (新潮文庫) を読みました。

 明治32年(1899)、北西ハワイ諸島の北部・パールアンドハーミーズ環礁で日本の帆船・龍睡丸が時化に遭遇し、座礁・難破、乗組員16人が無人島に上陸し生活したという実際に起きた事件を描いた海洋冒険小説です。

 漂着した無人島は、珊瑚の堆積した小さな島。清水は湧き出さない。木は生えていない。蒸留水を作るための燃料となる流木は僅かなしかない。そんな無人島で生活を強いられるのは16人もの大所帯。そんな問題山積みの中、船長のリーダーシップのもと明治時代の海の男達が、規律を守り、団結し、希望を決して失わず前向きに、明るく、忍耐強く、力強く日々を生き抜いていきます。日本人が、忘れがちな誇れる美徳の数々を示してくれます。現在の日本に、まさにぴったりの本です。

 漂流もの・サバイバルものにありがちな、悲壮感、対立が発生してグループが真っ二つに割れたり、飢えて死体を食べたり とか一切ありません。

 もともとこの作品は、昭和16〜17年(1941-1942)に少年誌「少年倶楽部」で連載されていたもので、中学生でも楽に読めます。フィクションである「十五少年漂流記」よりも、ずっとずっと楽しく面白い物語です。船長目線で物語が語られていて、どんどん物語に引き込まれていきます。

青空文庫 にもあります。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001120/files/42767_15618.html

写真1枚目 新潮文庫 「無人島に生きる十六人」
2枚目 パール・アンド・ハーミーズ環礁
3枚目 本部島と推測されるSoutheast Island


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