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水曜日、メガネを買った。
今までかけていたメガネのレンズがプラスティック製なので細かいキズが無数に付き、曇ってきて良く見えなくなってきたせいなのと、フレームがガタガタになってきたたため、メガネを約4年ぶりに買い替えた。いままでのとほとんど同じデザイン・度のメガネだ。
新しいレンズの無傷のメガネをかけた瞬間、今まで白いベールに覆われていた世界の白い霧が吹き飛んだ。現実の世界はなんてクリアなんだ!しばらく驚愕した。
いままで、ずうっと深い霧のかかった世界に自分は居たんだ。なんて感慨も深かった。大切な人生の数年間を曇った世界を見続けてきて、なんか損した気分にもなった。
メガネは近眼の矯正用だ。裸眼だと遠くの物は見えない。 また乱視もある。だけど今回メガネを安く作りたかったので乱視は矯正しなかった。
さらに最近老眼が進み、爪を切る時や、文字を書く時など近くを見る時、メガネをかけていると目がグルグル回ってしまい、メガネを外さないととても見えない。ということで近くの物も見えない。
近眼+老眼+乱視+細かいキズだらけのレンズ。要するに、近くも遠くも見えないし、おまけに乱れて見えて、霧のような世界をここ数年見てきた。何も見えていないといっても過言ではない状態だった。
よく、物事の本質が見極められない人に向かって「お前の目は節穴か?」と言う。
私の目は、節穴に近かった。
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