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今まで黒潮を経験したのは、2回ある。
(黒潮と言っても明らかに黒潮の本流ではなく、分枝流や反流ではあるが・・・。)
一回目は、2004年8月の伊豆下田〜大島黒潮横断カヌー大会というイベントでだった。カヤックは50艇以上、伴走艇の漁船が何艇も付き、サポートも万全という態勢だった。
出発場所は下田の須崎港から、大島までへの片道42Kmを5時間40分くらい漕いだ。
http://members.at.infoseek.co.jp/bucpolar/kurosio.html
通常の海だったのが、突如、コシくらいの波がゴーゴーと音を立てて南の方角から延々と続けざまに絶えずやってくる。巨大な川のど真ん中にいるような感覚に襲われる。そんな荒れ狂う海域の中を2Kmくらい漕ぎ進むと、何もなかったかのような静かな鏡のような波一つない海域。そこを3Kmくらい漕ぐと、またゴーゴーとけたたましい波の中・・・。
そんな目まぐるしく海の状況が変化するといった印象であった。
ド真ん中で小休止のタイミングでロールして、黒潮の海を体感した。その海の青さに驚嘆した!とてつもなく、体験したことのない青さで、例えて言うなら青いインクを何千倍にも純粋な水でうすめたような、そんな青さ。そしてそれはおそろしく澄み、透明だった。
二回目は、今年の5月の尊敬する塩島さんのガイドでの大根島−神子元島−九十浜 ツーリングだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/bucpolar/folder/1442148.html?m=lc&p=3
海上保安庁のホームページでは、南伊豆・下田には、黒潮接近による急潮注意が出ていた。実際、神子元島をバウの真正面に捕らえ目指して漕ぎいでいると、カヤックの向きはそのままなのに、案の定すぐに神子元島の左の何もない場所を向いてしまう。黒潮の分枝流・反流に流されているのだ。
そこで、塩島さんの指示のもと、我々は神子元島の右横に浮かんでいる島にバウを合わ続けて漕いだ。フェリーグライドだ。
そして見事、神子元島にドンピシャで到着した。神子元島の周囲に広がる浅瀬は、黒潮が洗っているためザワザワと波立っていた。
今回、どんな黒潮に出会えるのか、今から楽しみだ。
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