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5月29日 火曜日 4日目 朝からラシオの天気予報では、「1日中晴れ、午前中北の風、午後から南の風」と言っていた。手早く出発準備を済ませ、8時には漕ぎ始めた。 今日のコースは、英虞湾の奥まったところにある太平洋へ抜ける深谷水道を通り太平洋側に出る予定だ。 深谷水道とは、英虞湾の最奥に近い深谷地区の陸地が最も狭い箇所を掘削し1931年8月から1年3か月の歳月をかけ翌年10月に完成させた、延長約660メートル、幅約15メートルの人口の運河である。 当初の目的としては、水路で英虞湾の奥の部分と太平洋をつなぐことで、英虞湾内の海水が循環させ水質を改善させ、冬から春にかけての低水温によるアコヤガイの大量死と、赤潮の発生を防ぐことだった。さらに台風などの際の漁船の避難を容易にしたり、英虞湾奥部の漁民の漁船が外海へ行くための水路として大きな役割をも、合わせて果たしている。 英虞湾は多くの岬と入り江、そして大小様々な島々の浮かぶリアス式の海岸で、初めてここを漕ぐ人間にとっては、迷子になりそうな迷路のような地形であった。当然「深谷水道はこっち」などという看板はない。ただ英虞湾に浮かぶ筏を行き来している小型のベカ舟とは明らかに異なる外洋での漁が可能な少し大きめな漁船が、母港から出て同じ方向に進んでいた。 あの漁船が向かって行く方向に、おそらく深谷水道があるのだろう。と推測で、地図を何度も何度も見ながら、実際の地形と照らし合わせて漕いだ。でも、う〜〜〜ん、やっぱ正直ようワカラン!結局、テキトーに漕ぐ! コンパスワーク航海とは全く異なる、先祖代々、一子相伝、門外不出、これぞ、秘伝中の秘伝、秘義中の秘義!勘パスワークなのだ。ガハハ・・・ ダジャレかよ。(ふぅ) |

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