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以前書いた「なぜ今回のようなロングツーリングをしているのか?」に、実はもう一つの大きな理由があります。
それは『シーカヤックのロングツーリングにおける実地のデータの収集とノウハウの蓄積』、そして『フォワードストロークの人体実験』が挙げられます。
前者は言葉通り・文字通り、そのままです。しかし、後者については、おそらくほとんどの方は「はぁ?」と理解不能だと思います。ですから後者に関して少し述べてみます。
私は、いろいろな人にシーカヤックを教えています。その為に、私はいろいろな先生からシーカヤックを学び、かつ世の中に出回っている世界中の多くのシーカヤックのインストラクションに関するビデオやDVDを収集し勉強し、その内容を吟味して教えています。
以前も述べましたが、出来るだけ現在、世界で標準とされるものを教えてあげようと努力しております。フォワードストロークで言うならば、平パでトルソー・ローテーションを使ったフォワードストロークの漕ぎ方を中心に教えています。
しかし、多くのDVDを見ても私は時折不安をなぜか感じます。「果たして、自分の教えている漕ぎ方は本当に正しいのであろうか?この漕ぎ方で、毎日40Km以上漕ぎ続けるロングツーリングに肉体は故障せずに耐えられるのであろうか?」と。私は、自分の教えていることに対して責任を持ちたいと考えるようになりました。
去年のツーリングも今年のツーリングも、私は教えているフォワードストローク、そのままで、毎日40Km以上を漕ぎました。
結果、筋肉に張りと指に多少のマメはできましたが、身体に対して全く問題はありませんでした。その結果この漕ぎ方を正しく覚えた方がいいい。という確信が持てました。
このロングツーリングは、実は「48歳の普通のオッサンが、普段教えているままのフォワードストロークで、毎日40Km以上漕ぎ続けても故障しないのか?」という人体実験でもあったわけなんです。
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