|
廃屋の前で回想する紋次郎。数年前この分限者の家の前を通りかかった時、盗賊が押し入っている最中で、助けてくれと懇願しても「先を急ぎやすので」と言って無視した記憶が蘇る。
その廃屋の中に入ってみると、喜助という男が寝込んでいた。その男は数年前助けを求めてきた男でもあった。喜助は、死に際に30両で越前三国の遊女屋のお春という女郎を身請けしてきてくれと、紋次郎に頼み込む。
三国へ向かう紋次郎だったが、隠れ銀山の山賊に捕まり、監禁される。紋次郎の運命やいかに!
――― 注意! 以降にネタばれ内容を含みます。 ―――
・見所
紋次郎シリーズ、初のオリジナル脚本!
物凄く荒れた海が美しい。
「流れ舟」以来2回目の紋次郎の激流下りの操船!でも今回は清吉が前で竹竿を操り、紋次郎は後ろで舵取り。紋次郎、なんでも出来るんだねぇ。カッコイイ。
「見返り峠」と同様、紋次郎が過去何も関わらずに通り過ごしたことによって引き起こされた悲劇を、さらなる不幸な形で決着をつける話。
・突っ込み所
協力 芦原温泉 のクレジットがあるが、葦原シーンは琵琶湖で行ったっぽいので、芦原温泉で忘年会でもやったんでしょう。タイトルも含めて、そのタイアップかな?おそらく。
お春なのか、小春なのか、よくわからん。
山賊が鉄砲を数丁も持っていて、やたらぶっ放す。
隠れ銀山の女親分として盗賊の頭に寵愛を受けた女と、遊女として売り飛ばされたお春、同じ日に誘拐されたのに、別々に育ち、誘拐されて以来面識もないなんて、女親分が遊女屋へやってくればすぐ分かるはずだから、話が納得できない。
|