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「木枯し紋次郎」の第1シーズンが、高視聴率だったのに終了したのは、当初からの予定通りだったのですが、主演俳優の足の怪我によってアクションシーンの動きが万全ではなく吹き替えに頼った撮影になっていたことや、原作が少なくなって足りなくなったことなどの問題を抱えていたので、予定通り終了したという見方もあります。
約半年のインターバルと休養を置いて、原作もしっかり貯まって、1972年11月18日「木枯し紋次郎」の第2シーズンが満を持して再開されます。番組の正式な題名は、第1シーズンと全く同じ「市川崑劇場 木枯し紋次郎」です。時々見かける「続・木枯し紋次郎」という題名は、NHK−BSで再放送された時に、第1シーズンと区別するために便宜上名付けられたただの呼称です。
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峠を行く馬子(新藤恵美)、街道のど真ん中で昼寝をしている渡世人のせいで立ち往生。紋次郎登場(ジャカ、ジャカ、ジャ〜〜〜ンのBGM)。昼寝ではなく、死んでいた。そして馬子、どう見ても女なのだが、本人は男のつもりらしい。「おめぇさんを、男と見る目は、節穴でござんしょ」と皮肉を言う紋次郎。
紋次郎を襲う人影、反撃して相手に手傷を負わせる。血で汚れた長脇差を川で洗っているところを、野州金崎嘉兵衛一家の代貸し新六一行に見つかり呼び止められる。なんでも、最近この近辺で嘉兵衛一家の身内が、何人も闇討ちあって殺されていて、その意趣返しにやってきたとのこと。
三国街道を行く紋次郎、馬子が新六一行に襲われているところに遭遇する。「お天とうさんは、まだ高いようですぜ」(ジャカ、ジャカ、ジャ〜〜〜ンのBGM)助けた馬子は、右手を怪我していて、なんとも怪しい。
闇討ちの真犯人は、いったい誰?その動機は何?そして、馬子は、なぜ男になったのか? 絡み合った謎を解きほぐせ!紋次郎!
――― 注意! 以降にネタばれ内容を含みます。 ―――
・見所
暗闇で見えなかったとはいえ、堅気のお年寄りを怪我させたお詫びに、自分を切らせる紋次郎のいさぎよさ。紋次郎の生き様が伝わってきます。
すすきの中の馬子と紋次郎のシーンが美しい。縄を作ってやり帯の代りとしてあげる紋次郎のぶっきらぼうな優しさも、GOOD!
川原の温泉のオープンセット、お金かかっていますね。
オープニングのクレジットで映像京都の文字が大きくなって、順位も一番上になった。
・突っ込み所
紋次郎は、何度も馬子に遭遇する。紋次郎の歩行速度が遅いのか、馬子の足が速いのか、もしかして馬に乗ってるのか?
馬子のイントネーションが、おかしい。(馬子でなく孫のイントネーションになっている。)
ジャカ、ジャカ、ジャ〜〜〜ンのBGMが3度も鳴り、かなり耳障り。あれは最初の紋次郎登場シーンの一回で十分。
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