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市川崑が監督した1部の1話〜3話では紋次郎は、意外と他人と打ち解けてたり、聞かれてもいないことを話し始めたり、やたらに親切だったり、一般的な紋次郎のイメージとはずいぶんと違っている箇所が見受けられます。
理由は、2つ推測される。1つ目はシリーズが始まったばかりで、まだキャラクター設定が定まっていないからブレた。2つ目は、3話のうち2話が原作が紋次郎以外の別の渡世人の話で、主人公を強引に紋次郎に置き換えたため本来の主人公のキャラクターが残ってしまった。と思われます。
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市川崑がシリーズ開始冒頭の1話〜3話で既に完成させ、その後そのままその路線が引き継がれていった市川崑劇場における基本構成をまとめてみました。
黒地に青い明朝体の活字で
市川崑劇場 (木枯しの音:ひゅ〜〜〜〜〜〜〜〜うぅ)
笹沢左保原作
木枯し紋次郎 (効果音:コケッ、 ビヨ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン)
エピローグ
紋次郎、旅をしている。
紋次郎の旅を阻害するトラブルが発生!
オープニングタイトル
CM
芥川隆行のナレーションで、どの峠、街道、宿場町付近を旅しているかの説明。
エピローグ、もしくは前半に、困っている人に出くわし助けを請われる。
紋次郎「あっしにゃ関わりねぇことで」と、いったん断る。
よく出てくるセリフ
「すいぶんと長い楊枝だねぇ。それはなにかのおまじないかい?」
「こいつはただの癖ってもんで」
CMに入る直前、画面が丸くなり、その円が徐々に中央に小さくなって真っ黒になる。
CM
CM明け、真っ黒の画面の中央が小さく丸く情景が映し出されて、その丸が徐々に大きくなっていく。
紋次郎、首を突っ込まざるを得ない状況に追い込まれ、結局関わることになる
CMに入る直前、画面が丸くなり、その円が徐々に中央に小さくなって真っ黒になる。
CM
CM明け、真っ黒の画面の中央が小さく丸く情景が映し出されて、その丸が徐々に大きくなっていく。
気が付きゃトラブルの当事者にまでなってしまい、己の命を賭けて戦うはめになる。それも一対複数の殺し合い。
紋次郎の勝利で戦いが終結。そして、ドンデン返し(あの人は実は意外なあの人だった!)
楊枝を印象的な物に吹き刺す
紋次郎、ふたたび旅に出る
芥川隆行のナレーション
「木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生れたという
十歳のときに故郷(くに)を捨て、その後一家は離散したと伝えられる
天涯孤独な紋次郎が、なぜ無宿渡世の世界に入ったかは定かでない」
(2部(最終回「上州新田郡三日月村」を除く)では、「なぜ」が「どういう経路で」に置き換わる)
CM
予告編
芥川隆行のナレーション
短いあらすじ
「無宿渡世に怒りを込めて、口の楊枝がヒューと鳴る、(噂のあいつが紋次郎
孤独を癒してさすらう旅か、愛を求めてさまよう旅か
頼れるものはただひとつ 己の腕と腰のドス、) あいつが木枯し紋次郎
次回「木枯らし紋次郎」にご期待下さい。」
(()内の文言は、有ったり無かったり様々なバリエーションがあります。)
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