追い波で、GO!

愛知県に住むシーカヤッカー・カミヤッカーが、勝手気ままに書き散らす日記です。

木枯し紋次郎

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全12ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

イメージ 1

 木枯し紋次郎のオープニングの「こっちに向かってズンズン歩いて来るシーン」のロケ地を、遂に探しました!

 おそらく誰もが、予想していない意外な場所でした。

 見つけ出す過程も解説し始めたら、説明が長くなってしまったので、ホームページの方にまとめました。
http://www.geocities.jp/bucpolar/monjiro/mon_loc/mon_loc_index.html

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 最近「雪に花散る奥州路」文藝春秋の初版本を入手しました。発行日は昭和46年(1971)8月20日。主人公が紋次郎ではない股旅もので、雪に花散る奥州路、狂女が唄う信州路、木ッ端が燃えた上州路、峠に哭いた甲州路の名作4話が収録されています。

 帯には「頼れるものはただひとつ己れの腕と腰の長脇差」のコピー。

 小さい字で「ミステリの意外性を股旅ものに盛り込んで新風颯爽たる話題の時代小説」

 帯の背には、「面白さバツグン 異色股旅小説」

 帯のコピー!!これは、4ヶ月後の1972年1月1日に放送開始する木枯し紋次郎の予告編の時の芥川隆行のナレーションそのものではありませんか! 予告編のセリフはこの「雪に花散る奥州路」の帯のキャッチコピーから引用したものだったのでした。概出かもしれませんが、もしかしたらこれは大発見!?


 「己れの腕」と「腰の長脇差」とニつあるのに、「頼れるものはただひとつ」と言っているのが、全くもって矛盾ではありますが・・・。

 おそらく「己れの腕と腰の長脇差」が融合して渾然一体と化した技術(剣の腕前)を、「ひとつ」と言っているのでしょう。

 山道をイノシシに襲われ雪の崖を落ち、怪我を負い右肩が上がらない紋次郎。腰堀の仁五郎(松村達雄)一家に助けられて、娘のお絹(新橋耐子)に手厚く看病される。

 仁五郎親分は紋次郎をいたく買っていて、娘・お絹と結婚させ、ゆくゆくは仁五郎一家の跡目に据えさせたい意向。紋次郎は、それを断り、湯治場へと向う。

 その後、3年前に杯を割って破門された三下の勘助(大林丈史)が、旅を終え帰ってきた。

 紋次郎を倒せば渡世人社会で名が売れるとあって、たたでさえ襲われまくる。それに輪をかけて、怪我で右腕が使えない状況とあって、紋次郎大ピンチ!

   ――― 注意! 以降にネタばれ内容を含みます。 ―――

・見所

 戸浦六宏、「木枯しの音に消えた」以来、二度目の出演です。

 オープニングで、紋次郎の衣装を着て吹き替えをやっていた大林丈史さんが、ここでは、紋次郎と入れ替わるといった役をやっています。

 紋次郎、草鞋を作って売るアルバイトしています。博打以外の収入源の貴重なシーンです。

・突っ込み所

 お絹、「年があけたら24」には、とても見え@$#・&%

 火の用心と書かれたタバコ入れをぶら下げた渡世人が殺される。

 黒幕はどうやら名主の主人(神田隆)のようだ。名主の娘・加代は近々婚礼の予定なのだが、使用人の定吉(小林勝彦)を好いている。

 次第に暴かれていく加代の出生の秘密・・・。ラスト近くに、ある人物の意外な正体が、明かされます。

   ――― 注意! 以降にネタばれ内容を含みます。 ―――

・見所

 名探偵・紋次郎の推理が、大ハズレするシーンがあります。お楽しみに!

 羽織袴姿の二足の草鞋の親分が、普通の服になったり、モンタージュの手法がそこかしこに散りばめている。

 市原悦子、「見返り峠」以来、二度目の出演です。しかも今回は、お歯黒までバッチリきめて、役に没頭しております。

 「九頭竜」に続く2本目のオリジナル脚本です。


   ――― オリジナル脚本の難しさ について ―――

 名主の家を守るため主人が陰謀をめぐらすというところが、「怨念坂」に似ていますし、婚礼の間近の娘や二足の草鞋を履く親分が出てきたりするところは「見返り峠」に似ています。

 さらに「ここじゃない、どこかに連れて行って」と頼むも、紋次郎「甘ったれるんじゃござんせんよ」と無碍に断るというのも、モロ「錦絵」です。

 また、「こいつはただの癖ってもんでさぁ」とか「あっしには関わりござんせん」とか、よく聞くセリフを紋次郎は、一通り喋ります。

 脚本の菊島隆三さん、紋次郎をよく研究して、紋次郎ワールドを再構築しております。しかし、やはりデジャブ感満載なのは否めません。

 (もう一つの原作なしオリジナル脚本の「九頭竜」は、過去紋次郎が関わらずにやり過ごしたことによって引き起こされた悲劇が、のちになってさらに大きな悲劇になってしまって決着をつけざるを得なくなるという「見返り峠」によく似たストーリー展開とテーマでした。)

 逆に言えば、いかに笹沢左保先生が、毎回異なったストーリーを考えられていたかの証明であり、笹沢左保先生の偉大さを物語るものあるのですが、紋次郎には「予定調和的な決まったパターンがない」というのが、紋次郎の弱点であり、それが原作にないオリジナルストーリーの脚本の難しいところなのでしょう。

全12ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
カミヤッカー
カミヤッカー
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログバナー

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事