追い波で、GO!

愛知県に住むシーカヤッカー・カミヤッカーが、勝手気ままに書き散らす日記です。

木枯し紋次郎

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全12ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]

今回のHDリマスターは、画像の1080i化のみにとどまらず、アスペクト比が4:3のスタンダードサイズから、16:9のハイビジョン(ビスタサイズ)になるようですね。凄いです!

大好きな傑作時代劇が、ハイビジョン化されて後世に伝わって、残っていくことは、非常に嬉しいことです。



第1回 撮影した瞬間の映像美とリアリティーを甦らせる、こだわりの超絶技術とは?
http://www.webserai.jp/2009/09/post-b90f.html

第2回 新生『木枯し紋次郎』とともに当時の時代の空気も甦ってくる
http://www.webserai.jp/2009/09/post-9acc.html

第3回 薄型大画面のハイビジョンテレビにも対応した映像処理を行なう職人たち
http://www.webserai.jp/2009/10/post-efdf.html

中村敦夫が語る、“木枯し紋次郎の時代”とは
http://www.webserai.jp/2009/09/post-0316.html

小室等が語る主題歌『だれかが風の中で』誕生秘話
http://www.webserai.jp/2009/09/post-dfc0.html

ハイビジョンで甦った“紋次郎”で感動し、“紋次郎”好き仲間と語らいあった神保町の夕べ
http://www.webserai.jp/2009/10/post-d33b.html

・ なぜ「どういう経路で」に変更されたのか?

 「市川崑劇場・木枯し紋次郎」のエンディングで、じわ〜〜っと余韻が残る非常に印象的な、かつ有名な芥川隆行のナレーション「天涯孤独な紋次郎が、なぜ無宿渡世の世界に入ったかは定かでない」のフレーズ。第2部では、その「なぜ」が「どういう経路で」へと変更されています。なぜ?どういう経路で変更されたのでしょうか?ここで少し考察してみたいと思います。

 まず、紋次郎が「なぜ」無宿渡世の世界に入ったのか? それは、「その時代の貧しい農家の間引きぞこないの男の子が、家出して一人で生き延びていくためには、渡世人になるしか他に方法がないから。」と答えは誰にでも容易に考えられます。

 しかし、ここでの「なぜ」は、実は「どういう経路で」という意味合いで「なぜ」を使っているのだということも容易に予想出来ます。

 でも第1部でどうしてあえて「なぜ」にしたのでしょうか?「どういう経路で」だと「経路」という言葉が現代的であまりにも堅苦しさのある言葉だから、時代劇のナレーションにはそぐわない。と考えられたからではないでしょうか?

 しかし、「なぜ」は、実は「どういう経路で」という意味合いで使っているから、どうもまどろっこしい。そこで、第2部では、いっそのこと「どういう経路で」とそのままの意味のストレートな表現に切り替えた。と考えられるじゃないかと考えられます。

 実は第2部でも全てが「どういう経路で」で統一されているのではなく、第2部最終回「上州新田郡三日月村」では、なぜか「なぜ」に戻っています。(その話だけ演出監修として市川崑がクレジットされているから、もしかしたら市川崑の要望なのかもしれません。)



・ じゃあ、どういう経路で?

 紋次郎は、渡世人のマナーやルール、徒場でのルールなどに対して、愚直なまでに頑なに厳格に遵守しています。ということは、どこかの親分のもとでみっちりと渡世人としてのルールや躾を、叩き込まれてきた人間であると予想できます。

 それを踏まえた上て、どういう経路で無宿渡世の世界に入ったのか?と聞かれれば、「十歳の時に家出」→「浮浪児になる」→「どこかの親分のもとで三下の渡世人となる」→「その一家を何かの理由で飛び出して無宿渡世人となる」と大まかな流れまでは、想像できます。(それは、あくまでも想像の範囲ですが・・・。)

 しかし、それでも「どの親分」と「一家を飛び出した理由」は、依然わかりません。つまり「定かでない」のです。

 原作者である笹沢左保は、主人公の生い立ちに、ある程度不明な部分を残しておいて、ミステリアスな部分のまま残しておけば、主人公に対する好奇心を持続して持ち続けられると考え、あえて「定かでない」としたままにしておいたのかもしれません。

 今、まさに僕がしているように、ファンが、ああだ、こうだと紋次郎への思いを、めぐらせることも、それの副産物ですね。

 時代劇専門チャンネルにおいて、ハイビジョンにリマスタリングした「木枯し紋次郎」が、10月からいよいよ放送されるそうです。
http://www.jidaigeki.com/special/0910_1/
 1話あたり50〜60時間の手間隙をかけて熟練の職人が、髪の毛一本一本まで鮮明に、肌の質感まで美しく蘇えらせているそうです。私も視聴を申し込もうと考えております。今から楽しみです。



 しかし、上記ホームページの下にある <11月放送予定>「続・木枯し紋次郎」 なる文言、なんとかなりませんか?!

 そもそも「続・木枯し紋次郎」という珍妙なる呼称は、初オンエアーから数年後、NHKがBSで再放送する時に第1シーズンと区別するために、あくまでも便宜上名付けた呼称です。歴史上「続・木枯し紋次郎」というテレビ番組名で制作・放送された映像作品は、この世の中には一切存在した事実はありません。

 制作のCAL自身のHPにも、「続・木枯し紋次郎」なる呼称を、いまだに用いています。水戸黄門は、第XX部と表記しているにもかかわらず。
http://www.cal-net.co.jp/monjiro/index.html

 これは「市川崑劇場・木枯し紋次郎」という空前の大ヒットをした傑作・時代劇のタイトルを、捻じ曲げて後世に伝えかねない愚行です。番組名を正しく呼称しないのは、当時必死で制作して傑作を生み出したスタッフや出演者の人々に対する大いなる冒涜です。そうは思いませんか?なぜ存在しない番組名で、傑作・時代劇を呼称するのですか?傑作・時代劇の事実を、正しく後世に伝えましょうよ!

 どうしても区別したければ、1972年1月1日〜2月26日、4月1日〜5月27日に放送された「川留め」から「流れ舟」までの全18話を、水戸黄門などの時代劇の一般的な呼称にならって第1部、もしくは最近はやりの海外ドラマ風に第1シーズンと呼び、1972年11月18日〜1973年3月31日に放送された「馬子唄」から「三日月村」全20話を、第2部もしくは第2シーズンと呼称するのが、一般的には一番妥当と思われます。


 ちなみに第1部と第2部の微妙な差異は、

・芥川隆行のエンディングでのナレーションが、「なぜ→どういう経路で」「くに→こきょう」に変更されている。

・市川崑の関わりが、第1部では4作品で監督、他の作品では脚本のチェックなどの監修をしていたが、第2部では最終回「三日月村」の演出監修のみにとどまり、基本ノータッチ。

・第2部では女優陣が豪華になった。

・第1部の特に前半では、紋次郎が自分から喋ったり、やたらおせっかいだったりとキャラが固まっていなかった部分も見受けられるが、第2部では紋次郎のキャラクター設定がしっかりと定まっている。

・第2部の中盤から後半にかけて、「必殺」との視聴率のデッドヒートの影響で、レイプシーンやお色気シーンが増えたり路線が若干ブレています。「必殺」が、紋次郎の放送開始時間に合わせてエロいシーンをぶつけたことの対抗策として、特に「錦絵」では、番組開始からいきなりお色気シーンになってます。


  などが挙げられます。

Yahoo! JAPANによって記事が削除されました。

 市川崑が監督した1部の1話〜3話では紋次郎は、意外と他人と打ち解けてたり、聞かれてもいないことを話し始めたり、やたらに親切だったり、一般的な紋次郎のイメージとはずいぶんと違っている箇所が見受けられます。

 理由は、2つ推測される。1つ目はシリーズが始まったばかりで、まだキャラクター設定が定まっていないからブレた。2つ目は、3話のうち2話が原作が紋次郎以外の別の渡世人の話で、主人公を強引に紋次郎に置き換えたため本来の主人公のキャラクターが残ってしまった。と思われます。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 市川崑がシリーズ開始冒頭の1話〜3話で既に完成させ、その後そのままその路線が引き継がれていった市川崑劇場における基本構成をまとめてみました。

黒地に青い明朝体の活字で
 市川崑劇場  (木枯しの音:ひゅ〜〜〜〜〜〜〜〜うぅ)

 笹沢左保原作
 木枯し紋次郎 (効果音:コケッ、 ビヨ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン)

エピローグ
 紋次郎、旅をしている。
 紋次郎の旅を阻害するトラブルが発生!

オープニングタイトル
CM
 芥川隆行のナレーションで、どの峠、街道、宿場町付近を旅しているかの説明。

 エピローグ、もしくは前半に、困っている人に出くわし助けを請われる。
 紋次郎「あっしにゃ関わりねぇことで」と、いったん断る。

 よく出てくるセリフ
  「すいぶんと長い楊枝だねぇ。それはなにかのおまじないかい?」
  「こいつはただの癖ってもんで」

 CMに入る直前、画面が丸くなり、その円が徐々に中央に小さくなって真っ黒になる。
CM
 CM明け、真っ黒の画面の中央が小さく丸く情景が映し出されて、その丸が徐々に大きくなっていく。

 紋次郎、首を突っ込まざるを得ない状況に追い込まれ、結局関わることになる

 CMに入る直前、画面が丸くなり、その円が徐々に中央に小さくなって真っ黒になる。
CM
 CM明け、真っ黒の画面の中央が小さく丸く情景が映し出されて、その丸が徐々に大きくなっていく。

 気が付きゃトラブルの当事者にまでなってしまい、己の命を賭けて戦うはめになる。それも一対複数の殺し合い。

 紋次郎の勝利で戦いが終結。そして、ドンデン返し(あの人は実は意外なあの人だった!)

 楊枝を印象的な物に吹き刺す

 紋次郎、ふたたび旅に出る

 芥川隆行のナレーション
  「木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生れたという
   十歳のときに故郷(くに)を捨て、その後一家は離散したと伝えられる
   天涯孤独な紋次郎が、なぜ無宿渡世の世界に入ったかは定かでない」
   (2部(最終回「上州新田郡三日月村」を除く)では、「なぜ」が「どういう経路で」に置き換わる)
CM
 予告編
 芥川隆行のナレーション
   短いあらすじ

  「無宿渡世に怒りを込めて、口の楊枝がヒューと鳴る、(噂のあいつが紋次郎
 孤独を癒してさすらう旅か、愛を求めてさまよう旅か
   頼れるものはただひとつ 己の腕と腰のドス、) あいつが木枯し紋次郎
   次回「木枯らし紋次郎」にご期待下さい。」
   (()内の文言は、有ったり無かったり様々なバリエーションがあります。)

全12ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
カミヤッカー
カミヤッカー
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ブログバナー

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
10/31まで秋の行楽キャンペーン実施中
衛生対策製品クレベリンの姉妹ブランド
クレベ&アンドハンドジェルが新登場
今だけ。お試しキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事