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食べ物・栄養その他
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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」
読売新聞 2018年9月6日
健康・ダイエット おからハンバーグ
こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。
今回はおから入りのハンバーグのご紹介です。
低栄養や筋力低下の予防には肉類の摂取が効果的、と言われても、普段からなかなか肉を食べ慣れない高齢の方にとって、お肉だけを食べることは抵抗のあるものです。
そんな時には普段食べ慣れているものや、その方が安心できる食材を利用した肉料理にすることで「食べてみようかな」と思ってもらえるきっかけになることもあります。
高齢の方が比較的抵抗なく召し上がっていただけるたんぱく源として、大豆製品や卵が挙げられます。今回は保存性が高いおからパウダーをハンバーグに混ぜましたが、水を切った豆腐、レトルトパウチの大豆などもお勧めです。
もちろんお肉100%で作るより、少しエネルギーは控えめになってしまいます。
その代わりとして、中にチーズを入れたり、ハンバーグのソースの工夫(今回は手軽でエネルギーのあるレトルトのハヤシソースを使用、そのほかにも和風ならダイコンおろしにしらすとゴマ油を入れるなど)でエネルギーやたんぱく質をプラスすることができます。
高齢の方の中には、長年の食習慣を変えることが難しい方もいらっしゃいます。そんな時には「どうやったら食べてもらえるか」を一緒に考えることも、楽しく食事を取ってもらえるポイントのひとつになるのではないでしょうか。
(1) おからパウダーと牛乳を混ぜて戻しておく。タマネギはなるべく細かいみじん切りにして、電子レンジの500Wで2〜3分加熱して冷ましておく。チーズはサイコロ状に切っておく。
(2) 合いびき肉と塩を粘りが出るまでまぜ、そこに(1)のおからパウダーとタマネギ、卵、コショウを入れてよく混ぜる。
(3) (2)の種にチーズをおにぎりの具のように入れて形作り、熱したフライパンにサラダ油を薄く引いて蓋をして中火で両面焼く。ハンバーグから出てくる肉汁が透明になったらできあがり。
(4) 温めたハヤシソースをかけてできあがり。
※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。
(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)
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おいしく食べて健康に! 渥美まゆ美の「和タリアン料理」
読売新聞 2018年8月28日
健康・ダイエット 赤みそ風味のスペイン風オムレツ
こんにちは。管理栄養士の渥美まゆ美です。
今回は、作り置きもできるスペイン風オムレツのご紹介です。赤みそを使って和風仕立てに仕上げてみました。
オムレツに入れる野菜は、皮膚を強くし免疫強化の助けとなるβ−カロテン豊富なパプリカを。パプリカはビタミンCも豊富なので、風邪予防や紫外線を浴びたお肌の再生の助けにもなります。
アクセントに加える赤みそは、熟成期間が長いので栄養価も高くなります。熟成中にできるメラノイジンは抗酸化力があり、代謝を助ける効果もあると言われます。
みそは酵母菌や乳酸菌も含むので、腸内環境も整え、免疫強化にも役立ちます。料理のアクセントとして加えて少量ずつでも摂取できると良いですね。
(1)ジャガイモは皮をむき、いちょう切りにする。パプリカとタマネギは1センチ角のサイコロ状に切る。ベーコンはせん切りにする。
(2)みそを牛乳で少しずつ伸ばす。みそが溶けたら卵を割りほぐして加え、粉チーズも加えて混ぜる。
(3)フライパンにオリーブ油を引いて熱し、(1)をいためる。
(4)(2)と(3)を混ぜて耐熱皿に流し、200度に予熱したオーブンで15分〜20分、中心部に火が通るまで焼く。
(レシピ作成 管理栄養士 渥美まゆ美)
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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」
読売新聞 2018年8月23日
健康・ダイエット 完熟トマトの白あえ
こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。
今回は、夏野菜の代表格、トマトを使用した一品のご紹介です。
完熟したトマト、見ただけで食欲がわいてくるような気分になりませんか? トマトの赤色は食欲増進効果もあり、食べた時の甘味と酸味は疲労回復にも効果があります。また、トマトの鮮やかな赤色は、抗酸化成分であるリコピンによるもので、老化防止に役立つ効果があるといわれています
そんないいことだらけの完熟トマトは、果実もやわらかく介護食に適します。しかし、トマトの薄い皮や種は口に残りやすく、介護食に使用する際には取り除く必要があります。
トマトの薄い皮のようなぺらぺらした食感の食べ物として、ワカメやノリ、レタスなどがあります。これらの食材も提供する時には注意が必要です。
見ただけで夏を感じるトマト。
季節の食材を料理に取り入れることで、食べる方が今の季節を感じたり、過去の夏の出来事を思い出すきっかけにもなることがあります。栄養だけではなく、食べる人の気持ちに寄り添う食事の提供を心掛けたいですね。
(1) 豆腐はキッチンペーパーなどで包み、お皿などを重しにして20〜30分水切りをする。
(2) トマトはへたと反対の部分に十字の切りこみを浅く入れ、沸騰した湯にさっとくぐらせ、冷水にとり、皮をむく(湯むき)。へたの周りの硬い部分と種を除きながら一口大に切る。
(3) (1)の豆腐と(A)の調味料を滑らかになるまでよく混ぜる(ハンディータイプのブレンダーやフードプロセッサーを使用すると便利)。
(4) (2)と、(3)の白あえの衣をよく混ぜて出来上がり。飾りに青ノリを散らす。
※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。
(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)
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