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五十嵐ゆかりの簡単おいしい減塩食
読売新聞 2018年8月5日
健康・ダイエット レンジ加熱3分で モヤシとツナのカレーナムル
管理栄養士・料理研究家の五十嵐ゆかりです。
今回は、レンジ加熱3分でできる「モヤシとツナのカレーナムル」をご紹介します。作り置きできて、ご飯に合う簡単おかずのレシピです。
モヤシをレンジ加熱したら、水気をしっかり切るのが、味を薄めずにおいしく仕上げるコツ。ツナやしょうゆのうま味、ゴマ油やカレー粉の風味と合わせることで複雑な味になり、塩分は少なめでも、もの足りなさを感じません。
それでは、レシピをご紹介します。
(1)耐熱ボウルにモヤシを入れてラップし、600Wのレンジで3分加熱する。
(2)水気を切り、残りの材料をあえる。
保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、3日間を目安に食べきってください。食べる時に味が薄まっていたら、カツオ節をひとつまみ加えて混ぜると、塩を足さなくてもおいしく食べられます。
(レシピ作成 管理栄養士・料理研究家 五十嵐ゆかり)
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食べ物・栄養その他
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産経新聞 2018.7.16
肉好きシニアが増加中
低栄養を改善、バランスよく
「高齢者は魚介類が好き」というのが一般的なイメージだが、
実際は肉を好んで食べるシニアが増えている。
肉好きな高齢者を取り込もうと、外食産業のシニアへのアプローチも盛んだ。高齢者はタンパク質の摂取が不十分な「低栄養」の傾向があり、肉や魚、
大豆からの良質なタンパク質の摂取もすすめられている。(櫛田寿宏)
みんなが喜ぶ料理
「作るのが肉料理のときはみんな喜びます。
おいしいし、体にいいともいわれていますから」
東京都世田谷区のシニア男性たちが料理をつくるサークル「おとこの台所」。グループ代表の名取順一さん(74)はそう強調した。
区内10カ所の会場で約320人が活動している。
2時間ほどをかけて料理し、できあがったら一緒にテーブルを囲む。
6月のメイン料理の一つは、「スペアリブのオレンジジュース煮」(スペイン風)。オレンジジュースを使うことで肉がやわらかく、ジューシーに仕上がるのがポイントだ。これに旬の食材を使った「そら豆とアサリの炊き込みご飯」などを合わせた。
昭和19年生まれの名取さん。「小学生のころは、肉なんてとても食べられなかった。それが中高大と進み、社会人になるうちに世の中が次第に豊かになって、だんだん肉が食べられるようになった。だから肉は今でもうれしいんです」と説明した。
摂取量伸び目立つ
厚生労働省の平成28年国民健康・栄養調査によると、60代の1日あたりの肉類の摂取量(平均)は10年前の1・45倍の83・9グラムで、
70歳以上は1・41倍の66・3グラムだ。
20代は123・7グラムとさすがに多いが、伸びは1・16倍と小さく、
シニア世代が肉類の消費を牽引(けんいん)している格好だ。
この肉好き世代を外食産業は放っておかない。ペッパーフードサービス(東京都墨田区)が運営するステーキ店「いきなり!ステーキ」は2年前から、
70歳以上を対象にした「シニアカード」を作成、これまでに約4万人に配布した。提示すれば、アルコール類を含む飲み物1杯が無料になるほか、
店に行列ができていても優先的に入店できる。担当者は「座って食べていただける椅子席も増えています」と、シニアに優しくなっている。
レインズインターナショナル(横浜市西区)が全国に600店以上を展開する「牛角」は今年1〜6月、シニア世代のグループの来店が前年同期に比べ
約8%増えた。65歳以上は食べ放題コースが500円引きになる
「シルバー割」の特典があり、こちらもシニアを強く意識している。
筋力低下の危険性
ただ、その一方で「最近の高齢者は低栄養が目立ちます」
と話すのは女子栄養大栄養クリニックの田中明所長。
血液中のアルブミン(タンパク質の一種)値は栄養状態を測定する検査項目。この数値が低い高齢者が目立つのだという。
低栄養は、フレイル(虚弱)やサルコペニア(筋力低下)などにつながり、
放置すると介護が必要な状態へと進む危険性が高くなるとされる。
では、タンパク質はどれくらい摂取すればいいのだろうか。
田中所長によると、1日に標準体重1キログラムあたり1・0〜1・2グラムが推奨されている。身長160センチの人であれば56・3〜67・6グラムが目安だ。田中所長は「肉だけでなく、魚、大豆製品も含め意識して摂取してください」と呼びかけている。
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「魚や貝を通じてプラスチックを食べている」という研究結果が明らかに
Newsweek 2018年6月14日
検査したすべてのムール貝にマイクロプラスチックが含まれていた LauriPatterson-iStock <海に流出した微小なプラスチックが、食物連鎖に取り込まれ、
貝や魚を経て、私たちの日常の食卓にも影響を及ぼしつつあることが明らかになっている>
国際連合によると、海洋に流出しているプラスチック廃棄物は年間
800万トン超。国連環境計画(UNEP)では、「このままのペースでは、2050年までに、海洋のプラスチック廃棄物の量は魚よりも
多くなる」との予測のもと、2022年までに使い捨てプラスチックの消費量の大幅な削減を目標とした。
この「クリーン・シーズ・キャンペーン」を2017年2月から展開し、プラスチック廃棄物による海洋汚染の防止に取り組んでいる。
とりわけ、長さ5ミリメートル未満のプラスチックくずは"マイクロプラスチック"と呼ばれ、海中の有害物質を吸着させる性質を持つことから、海洋生態系を脅かすのみならず、食物連鎖に取り込まれることによって、私たちの日常の食卓にも影響を及ぼしつつあることが明らかになっている。
検査したすべてのムール貝にマイクロプラスチックが含まれていた
英ハル大学とブルネル大学ロンドンの共同研究チームは、2018年6月、英国のムール貝を対象にマイクロプラスチックの含有の有無を調査し、その結果を学術雑誌「エンバイロメンタル・ポリューション」で発表した。
これによると、すべてのサンプルがマイクロプラスチックを含有。英国内で養殖されたムール貝よりも沿岸で水揚げされた天然物のほうがその含有量は多く、英国内のスーパーマーケットで流通しているムール貝については、調理済みのもののほうが生で販売されているものよりも多くのマイクロプラスチックを含有していた。
ムール貝の消費を通じて、人間の体内には、ムール貝100グラムあたり70粒のマイクロプラスチックが侵入していると推定されている。
養殖された二枚貝、魚の体内にも侵入している
2014年に発表されたベルギーのゲント大学の研究プロジェクトでも、養殖された二枚貝にマイクロプラスチックが含まれていることが明らかになっている。
この研究結果によると、ムール貝は1グラムあたり平均0.29から0.43粒、牡蠣には1グラムあたり平均0.31から0.63粒のマイクロプラスチックがそれぞれ含まれており、欧州の消費者は年間最大1万1000粒のマイクロプラスチックを摂取しているおそれがあるという。
もちろん、マイクロプラスチックは、貝類だけでなく、魚の体内にも侵入している。2015年に新リスボン大学の研究チームがポルトガル沿岸で水揚げされた26種263匹の魚について消化管の内容物を分析したところ、そのうちの19.8%にマイクロプラスチックの含有が認められた。
また、ベルギーのリエージュ大学の研究チームは、2017年7月、アンチョビなどのニシン目の肝にマイクロプラスチックが含まれていることを初めて明らかにし、消化器官から体内の他の部分にこれが移動している可能性を示唆するものとして注目されている。
人間にどのような健康リスクをもたらすのか
魚の缶詰でもマイクロプラスチックが見つかっている。マレーシアプトラ大学の研究チームは、2017年9月、13カ国20ブランドのサーディン缶とニシン缶についてマイクロプラスチックの含有の有無を調査し、「そのうち4ブランドから、マイクロプラスチックの含有が認められた」と発表した。
魚や貝などの食物を介したマイクロプラスチックの摂取が人間にどのような健康リスクをもたらすのかについては、さらなる研究が待たれるところだが、マイクロプラスチックによる海洋汚染は、海洋環境の保全という観点のみならず、私たちの身体と健康を守るうえでも、地球規模で取り組むべき課題であるといえるだろう。
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