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スーパーは脳を鍛えるのに最適
普段、何気なく食材を買っているスーパーも、脳を鍛えるのにもってこいの場所です。
スーパーの店内には、さまざまな商品が並んでいます。
だから買いものに行くと、夕食の食材のほか、気になる新商品など、余計なものまで買いものカゴに入れてしまう……結果、無駄なお金を払ったうえに、重いスーパーの袋を両手に抱えて帰宅することになるのです。
余計な買いものをしないようにするなら、出かける前に「買いものリスト」を作り、それ以外のものは絶対に買わないようにするのが得策です。
そして、この「リストを作る」という行為が、脳を鍛えてくれます。
リストを作る際に冷蔵庫にあるものをチェックして、どんな食材が必要かを考えることになるからです。
これは計画を立てることと同義であり、思考系脳番地が活発に働くのです。
もちろん買いものリストを作らなくても、また別の脳トレができます。
リストがないときは、実際にスーパーの店内を見て回り、必要かどうかの判断をしながら買いものをすることになります。
この行為は、記憶系脳番地を使います。
また、それと同時に「先読みする力」を鍛えることができるのです。
余談になりますが、絶対に余計なものを買いたくなかったら、店内を2周するようにしましょう。
人には初見のものは目新しく映って買いたくなる傾向があります。
だからこそ、余計なものを買ってしまうのです。
しかし、再度見て回ることで人は冷静になり、そうすると、本当に必要な商品かどうか、じっくり考えるようになります。
そしてこのとき、人は感情系脳番地を刺激しています。
スーパーは、脳を鍛えるのに最適の場所といっても過言ではありません。
ところでスーパーでの会計時、支払額はレジで計算してくれます。
しかし、それに任せっきりではもったいない。
せっかくだから、合計金額を暗算しながら商品を買いものカゴに入れていくのはどうでしょうか。
それだけで思考系脳番地が鍛えられます。
税抜き価格を税込み価格に計算するだけでも、かなり頭を使います。
とにかくいろいろな方法で計算してもらいたいものです。
これは、記憶系脳番地を鍛えるためです。
それから重要なのは、会計時はお札だけでなく、なるべく小銭も交ぜて支払うようにすること。
たとえば合計金額が2167円で、財布のなかに5818円あったら、5000円札で支払ってはなりません。
小銭も交ぜて、5217円を支払って3050円のおつりをもらうようにしてください。
なるべく1円玉や5円玉が財布からなくなるように努めるのです。
このように払い方をすることで、理解系や思考系脳番地が鍛えられます。
また、小銭を出すという動作は指先を使います。
そのため、運動系脳番地にも刺激を与えることになります。
「50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
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物忘れとは、脳は、体の機能全般をコントロールしている司令塔ですが、加齢とともにその働きは衰え物忘れの症状が出てきます。
脳血管の動脈硬化を放っておくと、血液循環が悪くなって脳細胞の動きが低下し、記憶力や思考力などが鈍り物忘れがはじまります。
40歳を越えた頃から「ど忘れや物忘れが激しくなった」「人の名前がなかなか思い出せなくなった」などと物忘れを感じるようになるのは、脳機能低下のあらわれです。
脳の神経細胞は約140億個といわれ、25歳を過ぎると1日に10〜20万個ずつ死滅していきます。
死滅した神経細胞は再生されず物忘れもひどくなります。
しかし、死滅した神経細胞は元に戻らなくとも、神経の通り、すなわちネットワークをよくすれば、低下した機能を補い、さらには高めることができ物忘れも改善されます。
物忘れに関する神経伝達物質の中で記憶と学習にかかわっているのはアセチルコリンで、このアセチルコリンはコリンと酵素を原料にしてつくられています。
アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。
同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。
通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。
レシチンはアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。
とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。
血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。
これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。
そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。
なお、レシチンをアセチルコリンに合成するには、ビタミンB群が欠かせないため、同時にとることが望ましいのです。
アルツハイマー型認知症の患者の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
ビタミンB12について?
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!
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メンタルヘルス・脳の生理病理
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やや古いものだが、2017年4月30日号の週刊現代に面白い記事がある:
ダマされるな!
飲んでも効かない「サプリ」一覧
えっ、あれも…?
時々書いてきたが、私はサプリはインチキなものだと思っている。
そのきっかけはテニスやスキーのお陰で(せいで?)、あちこちの関節が痛むことがよくある。テニス・エルボウに始まって膝、手首、足首、肩、指関節。。。
あるとき膝の痛みで大学病院のスポーツ医学部門の助教授に診ていただいた。膝に注射をしていただいたのだが、2〜3回で治ってしまった。
その時先生に訊いた:先生、コンドロイチンやヒアルロン酸のサプリを呑んだ方がいいのでしょうか?
先生は破顔一笑。プレフィルドの注射器からほんの一たらしの液体を私の親指に乗せて「人差し指とで伸ばしてごらん」。非常に粘性のあるもので「ムイーっと」伸びる。
「これが関節に直接入ることで効果がある。口から消化器を通って再び膝でこの粘性が復活するとは考えられない」。
全く納得した。
この記事は非常に長いので上記urlから読んでいただきたい、サプリを呑んでいる人も、これから飲もうという人も。
インチキとされるものリストはコピペしておきます。
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![]() ![]() ![]() 「週刊現代」2017年4月29日号より
さてみなさんはどれだけ騙されて死へ近づいているのかな?
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足の指で脳と筋肉を鍛える方法
脳がマンネリ化しやすい人の傾向は、腰が重いことです。
思い立ってもなかなか行動に移せないという人は、注意が必要でしょう。
また会社勤めをしている人は、出世すると部下に仕事を振るばかりで、自分は動かなくなるものです。
自分が動きたいと思っていても、部下が動けなくなるからです。
そうすると、どんどん運動不足になってしまうことでしょう。
そして、それが脳を老化させていく。
だから、今すぐ改善しなければなりません。
とはいえ、いきなり激しい運動をする必要はありません。
ちょっとした運動でも脳は活性化するからです。
では何をすべきかといえば、「両手で名前を書く」ことを推奨しています。
自分名前を利き手とは逆の手で上手に書ける人は少ないはず。
しかし、それをするだけで、脳は大きな刺激を受けるのです。
あるいは両手に新聞紙を1枚ずつ持って、同時にクシャクシャと丸めていくのも良いでしょう。
新聞紙を丸めようとしたとき、普通は両手か利き手で丸めるものです。
しかし、それでは脳は刺激を受けません。
利き手とは逆の手でも同時に丸めることで、初めて脳は刺激を受けます。
なぜか?
右利きの人は右手ばかり使うものです。
すると、右手に司令を出す左脳ばかりが活発になりますが、逆に左手に司令を出す右脳はスカスカになります。
そして怖ろしいことに、脳は、このスカスカになった部分からボケていく……両手を使う訓練をすべき理由がわかるでしょう。
また、両足の指を使って、新聞紙を折りたたむのも、脳に刺激を与える運動です。
眠くなったときにやれば目が覚めるため、会社のデスクの下でこっそりするのもいいでしょう。
足の指で折りたたむということに、若干の面倒臭さがあります。
しかし、元気な脳で長生きするかどうかは、面倒臭いと思うことを続けられるかどうかにかかっているのです。
会社のデスクにずっと座っていると、筋肉が落ちてくるものです。
実際、お尻の筋肉と大腿四頭筋が衰えると膝がガクガクするようになり、一気に老け込んだ印象になります。
特に50歳以上の人は、よほど鍛えていない限り、3日も寝込んだら膝がガクガクすることでしょう。
だからボケ防止のついでに、筋肉も鍛えてもらいたいのです。
下半身の筋肉はとても重要。
ぜひ、デスクの下で、足を使って新聞紙を折りたたんで、脳と筋肉を鍛えてください。
「50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。
しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。
このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。
これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。
ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。
新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。
この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。
しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。
このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12なのです。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
ビタミンB12について?
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時の流れを意識すると脳は成長
脳を成長させるためには、未来に希望を持ち、新しいことに挑戦することが大切です。
ではその反対に、脳の成長を妨げるのは何でしょうか。
それが「食わず嫌い」の姿勢です。
「自分にはできそうにない」と判断してしまい、新しいことに挑戦しない。
さらにひどくなると、挑戦する意欲さえ完全に喪失する。
それが「食わず嫌い」の姿勢です。
人は歳をとればとるほど、この傾向が強くなるものです。
しかし、初めての経験をして脳に新しい情報を取り入れることは、未熟な脳番地を成長させるチャンス。
その機会を自ら放棄してしまうのは、非常にもったいないことだといえるでしょう。
そのほかにも融通が利かない、変化を嫌う、人の意見をいぶしがるというのも、脳の成長を妨げる原因になります。
いつも自分だけで何でも判断するのではなく、時には他人の意見にも耳を傾け、柔軟に物事を捉える姿勢が必要です。
それだけで、普段は使っていない脳番地が働き出し、脳が成長していくことになります。
さらに脳を成長させるために意識するべきことは「時間」です。
その時間に敏感な脳の部位は「海馬」。
海馬は記憶の蓄積に深く関係する器官で、時間を意識することによって活発に働きます。
それと同時に記憶力も高まるようになります。
歳をとると時間が気にならなくなるのは、記憶力が低下しつつあることの表れ。
記憶力を低下させないためには、規則正しい生活を送る、スケジュールを立てて行動する。
オンとオフをしっかり区切って行動するなど、常に時間を意識することを習慣にしましょう。
※脳内では、同じ働きをする複数の神経細胞が集合して、基地をつくっています。
この基地を、「脳番地」と名づけました。
この脳番地は約120ヵ所ありますが、そのなかで代表的な脳番地は、以下の八つです。
1.思考系:思考や意欲、創造力などを司り、人が何かを考えるときに深く関係する。左脳と右脳それぞれの前頭葉に位置する。
2.伝達系:コミュニケーションを通じて意思疎通を行う。言葉を使う言語系と、図形や映像などで伝える非言語系に分かれる。
3.運動系:体を動かすこと全般に関係する。脳の中で最も早く成長を始める。
4.感情系:喜怒哀楽などを感じ、表現することに関与。生涯にわたって成長を続け、老化が遅いという特徴がある。脳の複数の部位に位置している。運動系の背後に接している部位は感覚系脳番地を通じて活性化される。
5.理解系:目や耳を通じてえた情報を理解する際に使う。情報をそのまま理解するだけでなく、推測して理解するときにも使われる。
6.聴覚系:耳で聞いた言葉や音を脳に集積させるために働く。
7.視覚系:目で見た映像や画像、読んだ文章を脳に集積させる働きがある。
8.記憶系:ものを覚えたり、思い出したりするときに使う。記憶を司る海馬の周囲に位置する。
以上のように、それぞれ役割を分担して働いています。
頻繁に使う脳番地は一生を通じて生き生きと成長します。
しかし、普段あまり使わない脳番地は未熟なまま……その未熟な部分を放置しておくと、加齢とともに少しずつ衰えていきます。
それぞれの脳番地をバランスよく使う必要があります。
「50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。
その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。
脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。
アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。
同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。
通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。
レシチンはアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。
とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。
血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。
これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。
そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。
また、脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
ビタミンB12について?
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定年後に激変する脳の使い方
シニア世代と呼ばれる年代になると、脳の老化を不安に感じ始める人が増えてきます。
そこでどのようなタイプの人がボケてしまうのか、具体的に解説していきたいと思います。
人の脳が衰える大きなきっかけになるのは、定年退職だと思います。
約40年間にわたって仕事一筋だった人が、定年後に家で暇を持て余してしまい、早々にボケてしまったという話をよく耳にします。
これは定年を機に脳の使い方が変わったことが原因です。
一般的な会社員の場合、通勤時間と勤務時間を合わせると、1日の約半分は仕事に拘束されています。
そして、その生活を40年も続けるわけです。
そのため、ずっと同じ会社に勤めてきた人は、脳も同じような使い方しかしてきませんでした。
しかし定年を迎えると、仕事のために使っていた脳は休止します。
だから定年を機に、一気に老化が進んでしまうのです。
女性は毎日、家事や近所づき合いなどをこなしています。
仕事と家事を両立している女性も少なくありません。
絶えず時間の流れを意識しながら、多くのことをこなす女性のライフスタイルは、男性よりも頭と体を使います。
だからこそ女性のほうがボケにくいのです。
シニア世代になると、このような頭の使い方の男女差が顕著に表れ、その後の人生に大きく影響してくるのではないかと、考えています。
仕事で偏る脳の使い方
いくつになっても脳が成長する理由は、潜在能力細胞のおかげです。
だからこそ、人は死ぬまで新しいことにチャレンジし続けるべきです。
チャレンジは潜在能力細胞を活性化させていく一方、マンネリ化した生活は潜在能力細胞を眠らせてしまいます。
とはいえ、いったい何に挑戦すればいいのか、すぐには思いつかないという人もいるでしょう。
50歳を過ぎると、新しいことを始めるのは難しいものです。
長年続ける仕事には、それぞれに専門的な面があります。
そして、そうした仕事を続けていると、脳の使う部分に偏りが生じる。
脳番地をバランス良く使うのは難しいのです。
問題はそれだけではありません。
ずっと同じ仕事をしていると、プライベートの生活にも、どうしてもマンネリが生じます。
そのため、仕事以外で使う脳の部位も、同じ箇所ばかりになってしまうのです。
仕事に慣れてくると、なんでも楽にこなせるようになるでしょう。
極端な言い方をすれば、自動に近い感覚で作業ができるようになっているということです。
こうなると、脳に新しい刺激を与える機会も減ってしまいます。
このように同じ使い方ばかりしていると、脳は勝手に省エネを始めます。
すると、潜在能力細胞が働く必要がなくなるのです。
だからこそ、脳のマンネリ化を防ぐ工夫をしていかなければなりません。
※潜在能力細胞とは
脳は20歳を過ぎても成長が止まるわけではなく、それどころか死ぬまで成長を続けるということが分かったのです。
たしかに脳の神経細胞は、ある年齢に達すると減り始め、老化していきます。
しかしその一方で、脳には、使われずに眠ったままの神経細胞が膨大に残されているのです。
そのような細胞を、潜在能力細胞と読んでいます。
「50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。
その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。
脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。
アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。
同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。
通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。
レシチンはアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。
とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。
血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。
これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。
そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。
また、脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
ビタミンB12について?
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