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産経 2018.5.3 07:22更新 http://www.sankei.com/life/news/180503/lif1805030008-n1.html
月のウサギに大量の氷眠る? 隕石分析で判明 人類居住へ高まる期待
月に氷がたまったメカニズム
地球に届いた月の隕石(いんせき)に、水がなければ生成しない鉱物「モガナイト」が含まれていることを東北大などの研究チームが初めて突き止めた。水分豊富な別の隕石によって月に運ばれた水は、現在、ウサギの姿に見えるくぼ地の下に氷の形で大量に埋まっている可能性があるという。2日付の米科学誌で発表した。月の水は、人工衛星による観測で、北極と南極の表面に存在することは知られていたが、それ以外の場所にもあるかどうかは謎だった。
低温で過酷な環境の極地に対し、人類が降り立ったことのある比較的活動しやすい場所なら、地下から水を採取できそのる可能性は高まる。将来、居住する際の飲料水や水素燃料の原料として期待される。
東北大の鹿山雅裕助教(惑星科学)らは、ウサギに見える月の「プロセラルム盆地」から宇宙空間を漂った後、約1万7千年前にアフリカ北西部の砂漠に落下した隕石を詳細に分析してモガナイトを見つけた。
モガナイトができるには高い圧力がかかった場所でアルカリ性の水の蒸発が必要だ。研究チームは(1)アルカリ性の水を含む隕石が月の盆地に衝突し、できたクレーターに隕石や月の岩石の破片が集まって、その隙間に水が蓄積(2)地表近くの水が太陽光で蒸発してモガナイトを作る一方、温度が低い地下の水は凍ってとどまった−とのメカニズムを示している。鹿山助教は「アポロ計画で採取された月の試料で水の痕跡がないか分析し、月探査の推進につなげたい」と話している。
実は地球には無数の隕石が落下してきているのですが、その殆どは大気による摩擦で消滅しています。大気の無い月なら隕石はモロに落下してますね。
日本は2020年に月探査機を打ち上げて月面軟着陸を行います。
月面にゴロゴロ落ちている石を持ち帰るだけならアポロ計画の二番煎じですので、表面化の岩石を採取する予定です。「モガナイト」を採取できるかもしれないことも併せて楽しみですね。
日本の探査機「SLIM」(Smart Lander for Investigating Moon) が着陸する想像図
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科学技術の進歩
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産経2018.4.12 14:05更新http://www.sankei.com/life/news/180412/lif1804120030-n1.html
京都賞の賞金、1億円に倍増 35周年控えノーベル賞並みに 6月発表の第34回から
科学や芸術など多分野の国際的業績をたたえる「京都賞」を主催する稲盛財団(稲盛和夫理事長)は12日、同賞の賞金を従来の各部門5千万円から各1億円に増額すると発表した。今年6月に発表される第34回同賞から適用される。
来年の同賞創設35周年を前にした記念事業の一環。ノーベル賞など、海外の主な国際賞と肩を並べる賞金額になる。併せて稲盛理事長は「『利他の心』を永久に」と題したメッセージを発表し、「京都賞は社会への恩返しであると同時に、私の利他の哲学の実践」と同賞への思いを述べた。
同賞は昭和59年創設。エレクトロニクスやバイオテクノロジーなどの先端技術部門、生物学や数学などの基礎科学部門、音楽や演劇などの思想・芸術部門の3部門で計3賞が贈られる。過去受賞者にノーベル医学・生理学賞を受けた山中伸弥・京大教授(平成22年先端技術部門)、大隅良典・東京工業大栄誉教授(24年基礎科学部門)らがいる。
ノーベル賞は世界中で子供でも知っているのに、この「京都賞」は日本国以内でさえいまいち認知度が低いですね。
京都賞は稲盛和夫氏(京セラ・KDDの設立者)によって設立された稲盛財団によって行われていて、もう第34回になります。
中国の「孔子平和賞」が嘲笑の的になっているのを尻目に、着実に回を重ねてきました。
京都は伝統が息づく街であると同時に、自由な発想が生まれる土壌も併せ持っており、京大からはノーベル賞の授賞者が多く出ています。独自な発想の技術で大きく成長した京都セラミック(現京セラ)と一脈通じるものがあったのでしょう。
賞金がノーベル賞に匹敵するというのは凄いですね。世界の研究者にとって大きい励みになります。
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産経2018.3.22 12:19更新http://www.sankei.com/life/news/180322/lif1803220029-n1.html
宇宙の謎解明へ本格稼働 高エネ研の新型加速器「スーパーKEKB」、暗黒物質など探る 新型の加速器施設「スーパーKEKB」に設置された、粒子の軌跡などを観測する測定器=平成29年4月、茨城県つくば市(原田成樹撮影)
宇宙の謎を探る高エネルギー加速器研究機構の新たな加速器施設「スーパーKEKB」(茨城県つくば市)が21日未明に本格稼働した。宇宙に存在する正体不明の暗黒物質の発見などノーベル賞級の成果が期待されており、4月中にも粒子衝突の観測を開始する。
スーパーKEKBは1周3キロに及ぶ円形のトンネル内に設けられた施設。電子と電気的に反対の性質を持つ陽電子を光速に近い速度で衝突させ、生じた粒子の振る舞いを観測する。宇宙誕生時のビッグバンを人工的に再現し、宇宙の成り立ちを説明する新たな素粒子論の構築を目指す。
先代の施設は小林誠、益川敏英両氏の理論を実証し、2008年のノーベル賞受賞に貢献した。スーパーKEKBは約340億円を投じてこれを改造したもので、先代と比べデータ量を50倍に増やし、数年内に性能を40倍に引き上げる。
世界最大規模の加速器である欧州合同原子核研究所の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)と比べ、衝突のエネルギーは低いものの頻度が高く、信頼性の高い実験ができる。
研究チームは「2020年代に既存の理論では説明できない現象が見つかるかもしれない」としており、宇宙の謎解明への突破口として期待がかかる。
物理学は大昔ならノートと黒板で進めることができたが、現代では完全にビッグ・サイエンスになっている。 事象を巨視的に見る天文学と微視的に見る物理学は表裏一体となり、どちらも経済的に力を持つ国のみ推進が可能だ。
幸いにも日本は中間子を発見した湯川秀樹に始まる厚い研究者の層がある。 次のノーベル賞、さらにその次のノーベル賞を目指しての研究を国民は熱く応援しましょう。
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