面倒見が良い大学ランキング2017、1位は13年連続のあの学校 大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は9月21日、面倒見が良い大学ランキングを発表した。金沢工業大学が13年連続1位に輝いた。学習支援を中心とした教育が高く評価されている。 関連画像を見る 教育進学総合研究所は、全国の進学校2,000校を対象に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケート調査を実施。面倒見が良いと思う大学を5校記入してもらい、1位を5ポイント、2位を4ポイント、3位を3ポイント、4位を2ポイント、5位を1ポイントとして集計し、ランキングを作成した。 面倒見が良い大学ランキングは、1位「金沢工業大学」395ポイント、2位「東北大学」161ポイント、3位「武蔵大学」149ポイント、4位「国際教養大学」106ポイント、5位「明治大学」82ポイント。 1位の金沢工業大学は、2000年に数理工教育研究センターを設置。高校の数学・理科の復習から大学の専門領域で活用できる数理学習まで、個別学習指導が受けられるという。また、高校の進路指導教諭からは「個別指導だけでなく、卒業後につながる大学での学びを追求している」(秋田・県立高校)など、高く評価されている。 また、2位の東北大学は「比較的少人数教育で、学生の能力伸長に尽力している」(埼玉・県立高)、3位の武蔵大学は「ゼミや、学生センター、教員など、多方面から学生へアプローチして指導し、面談の機会も多い」(東京・私立高)と評価されている。 ランキングは、大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に今週の無料記事として掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。 ◆面倒見が良い大学ランキング 1位「金沢工業大学」395ポイント 2位「東北大学」161ポイント 3位「武蔵大学」149ポイント 4位「国際教養大学」106ポイント 5位「明治大学」82ポイント 6位「立命館大学」73ポイント 7位「産業能率大学」59ポイント 8位「福岡工業大学」46ポイント 9位「高知工科大学」44ポイント 10位「秋田県立大学」42ポイント 《リセマム 工藤めぐみ》
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子育てや教育など
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0歳から5歳は脳がいちばん育つとき! 親がしてあげられることは?――茂木健一郎流「ドーパミン子育て術」人間の脳は5歳までにほとんどできてしまう
「子どもには将来苦労させたくない!」と、多くのお父さんお母さんは、わが子が小さいうちから幼児教室に通わせたり、本をたくさん読ませたり、厳しくしつけたりします。 しかし、脳科学者の茂木健一郎さんが幼児の子育てについて書いた『5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方』によると、0歳児から5歳児にとって必要なのは、流行の幼児教育やしつけではありません。それよりも大事なのは、いろいろなものごとに興味を持ち、好きなことに熱中して最後までやり遂げられる「脳の土台」をつくること。 茂木さんはまた、人間の脳の基礎は5歳までにほとんど完成してしまうので、この時期のドキドキ、ワクワク体験がきわめて重要なのだとも指摘しています。 なぜなら、ドキドキ、ワクワク体験によって子どもの脳内に「ドーパミン」が分泌されやすくなるから。ドーパミンはうれしいこと、楽しいことを体験したときに分泌される神経伝達物質で、人間を意欲的にすると言われています。 アインシュタインやエジソン、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツといった天才たちは、夢中になれるひとつのことを見つけ、その成功に向かって熱中し、やり遂げる力を持っています。 茂木さんによれば、彼ら天才たちの共通点は、幼少期から、興味を持ったものごとにわき目もふらず熱中してきたこと。そうした経験のおかげでドーパミンが出やすくなって、豊かな創造力と持続する集中力をあわせ持った「脳の土台」をつくることができたのです。 わが子を彼らのような天才に、とはなかなかいきませんが、これからの時代を生き抜く「脳の土台」をつくるために、親がしてあげられるのはどんなことなのでしょうか。茂木さんは「子どもの『やりたい』を決して邪魔しないのが親の務め」と同書で強調しています。その内容を少しだけ抜き出してみましょう。 子どもの「安全基地」になってあげよう
子どもは、親の膝に座り体に寄りかかって絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりしたがります。これは、親に体を預けることで心を安定させる行動で、「安全基地」と呼ばれる子どもの愛着行動のひとつだそうです。 「安全基地」はアメリカの発達心理学者であるメアリー・エインスワースなどが提唱する概念で、子どもは親との関係によって育まれる「心の安全基地」の存在があってはじめて、外の知らない世界を探索できるというもの。 子どもにとって、心のよりどころは親そのものです。親という、困ったときにいつでも帰ることができる「安全基地」があるから、子どもは外の世界のいろいろなことに興味を持ち、夢中になれるんですね。 茂木さんによれば、認知科学の実験で乳幼児を観察するとき、お母さんの膝の上に乗って何かをしているときの子どもの脳がもっとも活発に働くそうです。いそがしい毎日ですが、できるだけ「基地」を提供してあげたいものです。
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読売新聞 2017年5月19日
妊娠・育児・性の悩み 乱暴な言葉、汚い言葉…叱るよりも気持ちを聞く子どもは時に「バカ」「死んじゃえ」など、乱暴な言葉や汚い言葉を使うことがある。頭ごなしに叱ったり注意したりするよりも、子どもに「なぜその言葉を使ったのか」を尋ね、話に耳を傾けることが大切だ。
「いじわる」や「嫌い」など、自分が言われたくない「ちくちく言葉」を発表する園児ら(東京都江戸川区の船堀中央保育園で) 「『バカ』と言われたらどんな気持ちになるかな」
東京都江戸川区の船堀中央保育園の年長児クラス。4月下旬、帰宅前に開く会で、担任保育士の伊藤拓磨さんが約20人に語りかけた。
子どもたちは「嫌な気持ちになるよ」「悲しくなる」などと口々に答えた。
同園では、言われてうれしい言葉を「ぽかぽか言葉」、悲しくなる言葉を「ちくちく言葉」と呼ぶ。
話す能力が発達するこの年代の子どもたちに、言葉の持つ力を理解してもらうためだ。
同園によると、子どもは他の保育所から移ってきた時、仲の良い友達が引っ越してしまった時など、
環境が変わって不安を感じると、乱暴な言葉や汚い言葉を使うことが多い。
そんな子どもに対しては「ごはんをきれいに食べられたね」「○○が上手」など、積極的に声をかけるという。園長の菊地真琴さんは「肯定的な言葉をかけることで子どもも前向きになれ、自信を持てます」と話す。
子育て支援に取り組むNPO法人ハートフルコミュニケーション(横浜市)が開く講座には、子どもの言葉遣いに悩む親が時々参加する。代表理事の菅原裕子さんは「3、4歳くらいの場合、意味も分からずに面白がって使う場合が多い。
大人が驚いて『だめよ!』などと言うと、喜んで繰り返すことがある」とする。聞き流すなど大人が無反応だとつまらないと感じ、使わなくなるという。
「実は親のまねをしているケースがある。大人も言葉遣いを意識して」と助言する。
文部科学省の調査によると、学校内外で暴力行為に及ぶ子どもは年々増えている。特に小学校低学年で目立ち、2015年度は1年生で1085人と、5年前の約3・8倍だった。
白梅学園大学教授(臨床教育学)の増田修治さんは「低学年の子どもは言葉で自分の気持ちを伝えるトレーニングが不足しているため、思いあまってたたく・蹴るなどの暴力を選んでしまうことがある」と分析する。
「バカ」などの言葉を使うのも、 語彙 ごい が少なく感情をうまく表現できないからという。「人を傷つけるような言葉を使った時は、どんなトラブルが起き、なぜそんな言い方をしたのか、子どもの話を聞き、気持ちを受け止めることが大事」と増田さんは話す。
例えば子どもが「死んじゃえ」と言った場合、「本当に死んでいいの?」と聞く。子どもが「おもちゃを取られたから。取られたくなかった」と言えば、
「その気持ちを伝えるため、ほかの言い方を一緒に考えよう」などと応じる。
増田さんは「語彙を増やし、自分の思いを相手に伝えられるようになれば、
乱暴な言葉や汚い言葉は徐々に使わなくなります」と話している。 |








