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日本辺境論 内田 樹 著
今の日本はかつてないほどキョロキョロしている…。
前原さんが辞めちゃったよ〜、こりゃもうダメだね、は・は・は〜ん♪と、職場の人と話をしていて
「政治家は何やってんだ。お互いの上げ足ばっかり取り合ってるでしょ。国民の為になる事一っつも
してないで高い給料もらってさ」。うん。でもさ、そもそも去年の参院選で自民党に票を入れた人がいっぱい
いたから国会が捻じれたわけで、あの時民主党がブッチギリで圧勝してたら今頃は予算も法案もスイスイ
通ってた(赤字も爆裂に増えた)ろうし、野党も大人しかっただろうし、たかだか数十万円で(違法だがいつまで〜も在日扱いしてるのもシツコイと思うし、数十万で政治家が辞任に追い込まれるなんてホント日本は貧乏な国に
なったなぁ…)前原さんが辞める事もなかっただろーし。ちゃんと民意が反映された選挙で当選したのなら
無所属でもない限り属してる党の存続を優先させるでしょーし…。
なので結局は地元のメリットしか考えずに自民党に投票しちゃった国民に責任があるでしょ?
等と言ったら「それはそうだけど、でもよぅ〜…」とゴモクソ…。
国民は政治家のせいにする。でも政治家を選んだのは国民。たかだか一票だが、ちゃんと先の全体を
考えて少しでもマシになるように責任を持って投票するのが国民の義務だと思う。自分もシツッコイッ(笑)。
国民は悪くないと思う気持ちもよく分かる。政党を越えて議論し意見をすり合わせて日本が生き残る道を
作らなければ、経済大国第三位どころかゴロゴロゴロゴロと年寄りを背負ったまま際限なく坂道を転げ落ちて
行く事だろう。
『すべての人には等しくルールを決める権利が分与されている。だから私の決めたルールが他のルールを
退けて多数派の同意を得れば、それが世界基準になる。そう考えるのが「英米式」なんです。
「みんなが英米式でやってるから英米式でやりましょう」というのは「日本式」なんです』P140。
そーか、英米式をマネしてたら英米自体が沈没寸前となってしまった。
どこに縋れば良いのかと、半べそかいてキョロキョロしている。
…日本は辺境ですかー?辺境でーーす!!!って事?
内田さんの本は「下流志向」以来かな。結構前なので「好かんわ、この人」(?!)と思いつつ読んでたよーな。
「新書大賞2010第一位!!」の帯に釣られて借りてもーた。何だかんだ言ってこういうのに弱いワタシ(笑)。
読みやすかった。で、クドい(笑)。チラ見してたGが「点々の多い本だね」と。点々??あー、確かに強調部分が
多くて何が強調したいんだか分からなくなるわな。ってー感想それだけかいっっっ!!!
予算委真っ只中に読んだのでゲンナリしてしまったが、読後ふとした事でこの本が思い出される。
くらった事はないが、ボディーブローのように(?)じわじわと効いてくる。
「日本人とはなんぞや?」。そう思う時、この本は今後何度でも取り上げられる事だろう。
「アメリカ人とはなんぞや?」を知りたくて米軍基地に潜入中。他にも理由はあるのだけどさ。
アメリカ人と言っても移民の国だし、アングロサクソン以外にも雑多な人種でゴチャゴチャしていて楽しい。
が、反対に気付いてしまったのだ。日本人って…変!!!って事に(笑)。
この間、私がやった仕事でクレームの電話が来てしまった。気付いた点があればその場で言えば良いのに…。
ワタクシの完璧な仕事にケチをつけるなんて誰ざーます??と憤りながらも、クレーム先へ行き、「どーも
すいません。これから仕事のやり直しをさせて頂きますです、へへ〜〜」と神に対してお詫びをしたのだけど
「え?何の事ですか?」と言われた。…へ??だって私の仕事に対して気に食わない点があったんでしょー??
と柔らかく(社会人のプロなら決して態度に出してはいけません。日本人に対しては絶っ対っっ 笑)会話を
広げようとしたら、空気の読める相方の計らいもあって有耶無耶なまま仕事をこなしてきた。
場の空気を読む。KYってまだ使ってるのか?
『相互のあいだに区別が明らかでなく、ぼんやり漠然と一体をなしてとけあっている』P27。
ああ〜ん、明らかにしちゃダメなの、自分!!!じゃないと…む、村八分にされでまう!!!!
が、しかし、だ。何か私の仕事で気に障った事があったのは確かなのだ。それが分からないまま有耶無耶に
してしまうという事は、それが改善される機会を失い、私はまた同じ過ちを繰り返してしまう→そしてまた不興を
買う→またクレームが来る。ね?どちらにとってもマイナスでしょ?
納得行かなかったので事務所に戻って直接電話で対応した人に聞いてみたら「いつもの人とやり方が違う」
という事だったらしい。…そりゃいつもの人と私は違うさ…。
時間や段取りがいつもとちょっと違うと、日本人は物凄く気になるようだ。こういったクレームをくれるのは
100%日本人。金が絡むとまた違う人種からクレームが来るみたいだけど…。同じ民族だからクレームを
つけやすいのか(日本語で済むし)日頃欧米人に謙ってるうっ憤を晴らしているのか?定かではないが…。
電車のダイヤの正確さは世界一!!!とも言うし、そういう民族なんかなぁ?
とにかく良く分からないツボで曖昧で細かい。…いかんっだから空気を読め!自分!!!(笑)
敗戦国だからって何で日本はいつまでもアメリカにヘコヘコしてんの?ドイツもイタリアもちゃんと自国の軍を
持ってるし、国連にも参加してるのにさ〜。そんな事を職場で言っちゃってる自体空気読めてないんだが
「しょーがないだろー?日本は小さい国なんだから」とか言われるし。もっと小さい国はあってよ(笑)。
日本は島国で資源が少ない。だから他の国がこんなモンいらんっとペイッと捨てた物でも、ああ!!勿体ない!!!
これをこうして〜こうやれば〜ほら!!こんな事に使えるよ!!ってな感じで、何かを加工して有用な物を作る
物作りの技術が卓越した民族になったんだろうなぁと思っていた。持ち前の細かさで失敗も成功もそのプロセス
を記録していたので、偶然に辿りついた物でもまた再現出来たのだろうなぁ、と。
『「無知」を装った「狡知」』P69。『知的なブレークスルー』P140
ああ!!こういう見方も出来ますか!!!!意地悪だなぁ、内田さんは(笑)。視点が文学系だよね。
通貨安競争で「自国通貨を安くする事」が世界基準となっている。円も安くしなきゃ!!!とオロオロしている。
そんな必要はなーーい!!!と私は思う。欧米の優良企業を叩き買い出来る絶好のチャーーーーンスッッ!!!
自国通貨が高いって事がどんな事か。世界に見せつけてやるのだ!!テルモ、エライ!!!
このバカげた通貨安競争に鉄槌を喰らわす事が出来るのは日本だけだ。
「法人税を安くする事」がこれまた世界基準らしい。バカ者!!今の日本でそんな事をやっても税収が減るだけだ、
と思う。どーせその内欧米も税収不足が深刻になって法人税を上げざるを得なくなる。どっちみち今世界で
ブイブイの現代自動車を追い出した国だもの。法人税を安くしたところで、こんな閉鎖的な国に来たがる
会社もねーと思うぞ?何つってトヨタは出て行くかもしれんが。このまま総選挙になって法案もグダグダに
なってる間に欧米のどっかが法人税を上げれば、あっさりとそのマネをしそうだなぁ。メンドくさぁ〜。
日本がこの先進む道はワンパターンだけどロボット産業しか思いつかないのよね〜。クドイ自分…。
これほど日本人に相応しいものもない。
宇宙開発には人を運ぶ技術がないとダメだと思ってた。「はやぶさ」には、ああ!!これもアリか!!!とビックリ。
まさに知的なブレークスル〜!!人を運ぶ手間は米ロ中あたりに任せといて、より遠くへと近道してしまった。
ロボット技術が発展したら、米ならまず「ターミネーター」を作るだろう。
日本ならまず「ドラえもん」を作るだろう。
そう思い付いた時、日本人に生まれて良かったなぁとしみじみ思った。
こんな事出来るの日本しかない!!行こうぜ、ニッポン!!!
だからちゃんと話し合って〜
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