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「あなたの太極拳は間違っています」
ショッキングなタイトルですね?

この「あなた」は「あなた」ではありません。
 
私のごく親しい友人、Kさんのことです。

太極拳を始めて3年ぐらいでしょうか。
普段は、その彼が住んでいる県の
ある先生のところで太極拳をやっているはず
なのですが、どうも練習はサボルことが多いのです。
 
3年にしては「すごく上手です」。
日本武術太極拳連盟の初段にも合格しています。
始めて1年くらいのときは、
「将来、この男のほうが私より太極拳うまくなるな」
と感じていました。
 
先月の終わり頃、ある表演会で
私のチームのメンバーとして表演してもらいました。
来月、県大会に出るからというので、終わってから
少し24式の練習を見ました。
 
上歩の歩幅がすごく広く思えました。
「広いね?」と言うと、「もっと広くしようと思っている」
とのことでした。
そういえば、数ヶ月前に「先生のところに練習に
行ってないようだけど?」 と心配してメールしましたら、
「ご心配なく、電車の中で片足で立っているから
大丈夫です」と返事がきました。
「何を勘違いしているんだ?」
と思いました。
 
Kさんは、よく大会を観にきます。
全国大会で私より上位にいる選手が、私より
歩幅が広いのを観て、
「歩幅が広いほうがうまいんだ。」
と思っているようです。
 
「ゆるむ」ということを無視しています。
「身体の中味」を「観る力」も「洞察する力」も
無いから、「外見だけで判断して」しまいます。
ですから、「外見だけの太極拳」をやっています。
まあ、3年じゃ仕方がないですよね。

私も10年前は、そんな感じでした。

「外見だけの太極拳」でも、それなりの成績は
出ると思います。
 
何故、外見だけになるんでしょうか?
それは、Kさんが
「先生のところに習いに行かない」
からだと思います。
私が投資した何分の一かで習える環境にいるのに、
授業料を惜しむからだと思います。
他の理由があるのかも知れませんが...
 
太極拳は身体の中味の動き、意識が、すご〜く大事です。
 
それは、「ゆるみ」とか「身体の中味」が判らないで、
うまい人の太極拳をいくら観ても判らないと
私は思います。
 
外見をどんなに真似しても、うまくなりません。
これは断言できます。
 
やっぱり、授業料を払って、いい先生に
直接、教えてもらうことです。
身体の中味のことを「言葉で伝える」のは至難のことです。
それを理解するのも至難のことかも知れません。

でも、いい先生に
「先ずは、直接、言葉でいいから、教えてもらう」
と、少しずつでも判って必ず上達すると私は思います。
 
「中味を知る」意識ができてくれば、
自分でも自分の太極拳をよくしていくことはできると思います。
 
Kさんの大会出場は今月の末です。
ひょっとしたら、入賞ぐらいするかも知れません。
去年も入賞、一歩手前で、去年入賞した人が
「今年は検定に集中します」と言って
出場しないからチャンスだと思います。
健闘を祈ります。
 
Kさんが、入賞してもしなくても、
大会が終わったら、この文章を見せようと思います。
 
太極拳は「ゆるんでなんぼ」だと思っています。
表演では「ゆるんだ上で」
「歩幅」とか「指先の表現」も大事ですが...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

閉じる コメント(15)

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履歴からたどってきました。 ご訪問いただきありがとうございます。

24式では足幅の決まりはないのですね。

私が学ぶ陳式太極拳では各自の体格に合わせた足幅になるように足幅の取り方が決まっています。 この足幅にしている限り姿勢の高低を自在に変えることができます。たとえば弓歩も仆歩も同じ足幅なので瞬時に姿勢の変化が出来ます。

24式が専門ではないのでいい加減な意見ですが武術的に見ると足幅の規定が無いのでしたらその人の下半身の筋力、バランス感覚が許す範囲で足幅はその人の自由なのではないでしょうか。 もちろん他人からみても動作に破綻がないことが前提ですけれど。

2011/10/8(土) 午後 0:04 Rainbow Wind

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こんにちは。私は楊式を主にやっていますが、元々は24式から始めました。足の横幅・縦幅は人それぞれですね。人それぞれ身長も違えば足の長さだって違うから。私も始めてまもなくは足幅が広い方がカッコいいと思っていたことがあります。Kさんもそのうち気づくことがあると思いますよ。

2011/10/9(日) 午前 11:11 [ ばる ]

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Rainbow様
コメント有難うございます。
お上手な方からのコメント恐れ入ります。
私は未熟者で何も判っていませんが、
24式に限らず太極拳では、軸足で支えられずに
少しでも上歩した瞬間に重心が移るようでは
歩幅が、その人にとっては広すぎるのではないかと
私は思います。
軸足からの体重移動のときに、膝が出たりする
別の欠点が出てくるようにも思います。
また、一見、体重が移っていなくても、軸足から
上歩した脚にじわ〜っと伸びていくものが
ないといけないのかな? とも思っています。
文字だけの表現では中々伝えられませんし、
私も間違っていることがあるかもしれません。
Kさんは、私が見る限り「ゆるみ」が足りない
から、「単に歩幅を伸ばすこと」よりも
「ゆるんで、す〜っと伸びる」感覚を判って
ほしいと思っています。
でも、本文にも書きましたように「3年にしては」
うまいですよ。
今日も先生のところに行かずに、近所の小学校の
校庭で6回套路を通してきたとメールがありました。
Rainbow様、今後ともご指導をお願い致します。

2011/10/9(日) 午後 8:23 [ buj*ut*t*iji ]

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「ば」さま
コメント有難うございます。
私も古式(老架)楊式という珍しい楊式を
やっています。
伸び伸びと大きく動けるので気持ちがいいです。
24式は「決まり」が多くて「がんじがらめ」の
感じで面白くありませんね。
「ば」さんも楊式でがんばって下さい。
このブログへのコメントというと「削除しなければならない」
コメントばかりでしたが、有益なコメントを戴きうれしい
です。

2011/10/9(日) 午後 9:02 [ buj*ut*t*iji ]

お久しぶりです。
今の太極拳というのはなぜこんなに”見掛け”に捕らわれているのかと思うことがあります。
歩幅のことについても、確かに身長150センチの人と180センチの人では違ってくるでしょう。
しかし、動きやすさという観点からするとその人の歩幅というのはおのずと決まってくるわけで、いくら歩幅の広いほうがカッコイイからといっても動きが悪くなるような歩幅はまったく意味がありません。
太極拳は自分自身の身体と会話して自分のスタイルを作り上げてゆくものだと僕は老師に教わりました。
そういったノウハウはやはりよい先生について指導してもらわないと身につきません。
太極拳を始めた頃、”自己解釈の間違ったことを何十回練習したって無意味ですよ”と釘を刺されたことをよく思い出します。
まどろっこしいかもしれませんが、やはり先生の言葉でしか伝わらない技術があり、本やビデオでは到底学べるものではありません、、、。
でも見掛けに走る傾向は、残念ながら今の日本における太極拳の実情ではないでしょうか。
「内面からの生まれる太極拳」がみんなに正しく伝わって欲しいですね。

2011/10/9(日) 午後 10:18 keith

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体重移動で膝がつま先を越えることは太極拳ではいろいろ理由を付けてよくないこととされていますが武術的には禁止する技術ではありません。 膝がつま先を越えるくらいにしたほうが体重が相手に十分に伝わるという利点がある場合もあります。 もちろん太極拳の試合では論外なのでしょうけど。

陳式の弓歩の足幅は3歩半、虚歩は1歩半と決まっています。
自分の足で計るので各自の体格にピッタリ合うのです。

24式の人達は上歩のときに軸足で支えられることを重視するみたいですが陳式では特に注意されません。 普通に歩くときに軸足を意識せずに体重移動が連続的に行いますがそれと同じようなものです。相手を追い込んでいく動作ですから素早く滑らかに動けないと相手のついていけませんしね。

私が学ぶ陳式ではゆるむことも強調されません。 詳しくは書けませんが内部的には力がみなぎっていても外見はゆるんでいるように見えなければいけないというようなことを教わってます。

これは今の学習段階の理解ですからもしかすると間違っているかもしれません。 その点ご理解ください。

2011/10/9(日) 午後 10:37 Rainbow Wind

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Keithさん
コメント有難うございます。
「表演」の影響でしょうか?
「見掛け」を真似するほうが易しいからでしょうか?
「表演」では、どうしても「武術的に必要な範囲」よりも
動作が大きくなりがちですね。
私は、今でも「やるぞ!」という余計な動きが出て
しまいます。
Keithさんは、いい老師にめぐり合われてお幸せですね。
「3年かけても、いい師を探せ」
というような言葉がありましたもんね。

2011/10/9(日) 午後 11:22 [ buj*ut*t*iji ]

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Rainbowさん
色々、教えて頂き有難うございます。
「言葉」、特に「文字」だけでお話するのは難しいですね。
私たちは、「体重」を伝えることはありません。
「勁」を伝えることに専念しています。
私は、太極拳は「『ゆるんで』なんぼ」と思っています。
呉式の推手も少したしなんでいますが、
この世界でも「『ゆるんで』なんぼ」と感じています。
ただし、ただ「ゆるめば」いいていうもんではないので、
難しいところです。
また、宜しくお願いします。

2011/10/9(日) 午後 11:37 [ buj*ut*t*iji ]

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はじめまして
「ゆるんで、す〜っと伸びる」難しいです
私が太極拳をすると、動くたびに「ペリッ、パキッ、ポンッ」って効果音が頭の中に鳴り響きます
力を抜くことができず、肩肘張って、力みながらやってる
幸い先生には恵まれているので、いつかは風格のある太極拳ができるようになるかもしれない
気長に頑張ります

2012/2/27(月) 午後 5:12 [ 熊猫ねね ]

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始めまして
70過ぎからの大極拳
凄いです。
私はまだ数年の経験、これからも頑張って大極拳マスターを目指します。
■太極拳http://24taijiquan.a7j.biz/

2012/3/9(金) 午後 0:37 [ 楽天家ゴンタ ]

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緩みの先は?手段と目的の履き違え

2013/1/15(火) 午後 7:22 [ とーちゃん ]

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ハネちゃん
2年以上前の記事にコメント頂き有難うございました。
陳式だってゆるみ必要ですよね?
水谷さんも、そういっていました。

2013/11/6(水) 午後 11:51 [ buj*ut*t*iji ]

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とーちゃんさま
コメント有難うございます。
「ゆるみ」は目標ではありません。
私の求めている太極拳には手段としての「ゆるみ」が絶対必要だと
思っています。
「ゆるめ」ば「足裏」の感覚ができ足裏から指先に「ケイ」が
伝わるのではないでしょうか?
未熟な私は、現時点では、そう考えています。
さて、太極拳の目標はなんでしょうか?
王宗岳の十三勢歌にある
「益寿延年不老春」でしょうか?
未熟者に色々教えて頂ければ幸いです。

2013/11/7(木) 午前 0:07 [ buj*ut*t*iji ]

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はじめまして。
この記事を拝見しまして、
改めて自身の求める太極拳は何なのだろうと
考えさせられました。

勝手ながら、私のブログの記事内でご紹介させて頂きました。
11月8日の記事でタイトルは「自分自身の目指したい太極拳は何なのか」です
御不都合等、ございましたらお気軽におっしゃってください。

この記事は少し以前のものなので気になったのですが、
現在も太極拳、楽しまれていらっしゃるのでしょうか…
そうである事を祈っております。

2013/11/8(金) 午後 0:40 [ ジィエ ]

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ジィエさま
ご訪問ありがとうございました。
ジィエさまのブログも拝見してコメントを置いてきましたが、
こちらにもコピーを載せさせていただきます。

私の2年以上前のブログ記事にコメントを頂き有難うございました。
「Kさん」というのは私の古い友人の一人で親しい間柄なので、
つい表現がきつくなってしまって反感を覚えた方もいらっしゃった
ようで反省しています。
明日の夕方その「Kさん」と会います。
少しは上手になったようです。

私も70代後半にさしかかっていますが、
表面上は元気に太極拳をやっています。
来年の夏には十数回目の全国大会に出場します。もう恥ずかしいという感じです。
今、その表演服に悩んでいます。
昨年、あるメーカーに注文した服は、見本まで送ったのにイメージがぴったりでなくお蔵入り。
その少し前には日暮里で生地を選んで、知り合いに仕立ててもらったのに一度も着ていません。
お気に入りは5年位前に中国に頼んで作ったもので、
もうよれよれですが今年の予選も着用しました。

2013/11/14(木) 午前 1:04 [ buj*ut*t*iji ]


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