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太極拳と言葉

前のブログから、2ヶ月が過ぎました。久々の投稿です。

突然ですが、「人の心」はどこにあるのでしょう?
   今では、「人の心」は「脳」にある。 というのが定説のようです。
   人の心が脳にあるとしますと、人の心を創っているのは「言葉」
   ではないでしょうか?
   私は専門家ではありませんので、自信はありませんが、人間の色々な
  「考え」「思想」「心」は言葉を使って出来ていくのではないでしょうか?

どなたか教えて下さい!

人の身体動作も、大人になってからは最初は言葉が先導して身体が動くので
はないでしょうか? 
それを繰り返しているうちに言葉なしに自然に動けるのだと思います。
    
太極拳は勿論、口とか言葉でやるものではありませんが、
太極拳にも言葉は大事だと私は思います。

太極拳の動作は、日常の動作とは大きくかけ離れています。
ですから教える時に、「自然に動かして!」とアドバイスしても、
「それは無理」というものです。 
でも、これは教える時にはとても便利な言葉でつい使ってしまいますが...

例えば、最初は、左摟膝拗歩に行く時に「左手で前を払い、右手を耳の横から
前を推していく」と言葉に発したり、心に言葉を思い浮かべて脳からの指令を
引き出して、動作につなげていくのではないでしょうか? 
運動生理学の本には「一つ一つの筋肉を全部意識して動かそうとしたら、
動作はばらばらになります。」と書いてあります。
太極拳の動作はゆっくりしているからこういうことが出来るのかも知れません。
更に練習を積んでくると、そんなことを考えないでもちゃんとした動作ができ
るようになります。

私は、自分の動作の欠点を表演で出さないようにするために、24式の全套路
の中で何回か「腰から!腰から!」などと言葉で意識しながら表演することが
あります。

太極拳の中級者になれば、太極拳の動作の少なくとも基本動作については、
「言葉で説明できるようにすること」を提案します。
例えば、「弓歩」「虚歩」「仆歩」「跟歩」などの動作を明確に
「言葉で説明できる」ようにすべきだと思います。
「こうして、こうして...」などと動作で示す説明でなく
言葉だけで正確に伝えられるように「言葉で理解する」ことが必要だと思います。
そうすれば、自分の動作もいい加減でなく正確に出来るようになる
のではないでしょうか?
あの速い動きの南拳のある先生から「動作を言葉で説明できるようにすべき」だ
と聞いたことがあり、意を強くしました。

日本武術太極拳連盟の太極拳A級指導員の試験には、口頭試問で上のような
説明を求められる試験があります。
これはある意味で理にかなった問題の出し方だと思います。

●太極拳に関するブログをよく読みますが、ある陳式太極拳を練習されている方
のブログに「言葉」に関する記述を見受けましたので、参考までにコピーさせて
頂きました。
この方の教室で仲間の方達と、「ゆるむとは?」「呼吸のこと」などの話をされての感想です。
やはり太極拳のレベルアップのためには、
言葉にして考えることが重要であると改めて思いました。
言葉にして考えることとは、「気付き」を得る機会だと思います。
自分に何が足りないのか、
その動きの意味は何なのか、
身体の使い方は間違っていないか、
などなど、疑問を持つことが大事だと思いました。
*********************ここまで引用です*************************

皆さん、どう考えられますか?

太極拳、「つもり病」

病名:自分ではやっているつもり病  略称:つもり病

どんな病気か:自分では講師に言われた通りにできていると思い込んでいるが、
       実際は、その通りにできていない。
       太極拳を習っている人が、一度はかかる病気。
       人によっては慢性化して、一生治らないで終わる人もいる。
       この病気におかされると太極拳の進歩は極端に遅くなり、
       講師にも見離されることがある。
症状の一例:
      ・「もっと緩んで!」と言うと、「えっ、緩んでいるでしょう!」
        とか「これ以上、緩んだらなえちゃうから、これでいいです!」
        などと言い張る。
         ここまでくると講師も教える気をなくす。
      ・例えば、「後足の膝はぴ〜んとは伸ばさないけど、すーっと伸ばして」
       と注意されても「自分には関係ない」と思い込み「膝は折れ曲がったまま」
       で一向に治そうとしない。
       講師が「苦虫を噛み殺したような顔」をしていても全く気が付かない。

どういう人がかかるか:
      ・自分に自信がありすぎて鼻持ちならない人
      ・自分はうまいと大きな誤解をしている人
      ・人の言うことを素直に聞けない性格の人
      ・言い訳ばかりをする人
      ・自分に甘い人

治療法:
      ・人間として謙虚になる修行をすること
      ・太極拳の神様の前にひれ伏すような気持ちになること
      ・太極拳に対して謙虚に謙虚に謙虚になること
      ・自分は下手だ、まだまだだ、上には上があると認識すること
      ・太極拳について深く知ろう、勉強しようという気持ちになること

           
 皆さん、大会はどうでしたか?
「好結果だった人」「思ったようにいかなかった人」
 さまざまだと思います。
どのような結果であっても、この経験を将来に活かして下さい。
「好結果だった人」・・・この結果に満足しないで下さい。
     この結果を土台に「真の実力」築いて下さい。
「思うようにいかなかった人」・・・悔しいですよね? 私も経験あります。
 ●でも、言い訳はしないで下さい。見苦しいです。聞きたくありません。
 ●「言い訳をする心が、あなたの太極拳を駄目にしているのです。」

1.太極拳には、慢心しない、素直な気持ちが大事です。
2.内省的な気持ちが大事です。
  謙虚になって下さい。 他人のことは気にしないで、
  自分の心に集中して下さい。
  自分のどこが悪いかを常に探る気持ちが大切です。
3.「自分はできているつもり」が進歩の阻害になります。
  できてないから注意されるのです。 謙虚になって下さい。

●●太極拳の表演は、「勁の表現」だと私は思います。●●
  足からの勁力をどう指の先までつなげていくか、
 「勁を途切れなく、次の技につなげていく」、「勁を運ぶ」、
 「運勁」が大事だと思います。

伝統的な太極拳の愛好者の中には、「24式なんて太極拳という名の体操だ」
と言う人、心で思っている人が居ますが、「運勁」を意識すれば、
24式でも立派な太極拳ができると私は思っています。 

●やっぱり「弓歩」が大事です。
 ・腰の回しと体重移動のタイミング・・・こんな簡単なことが、
                     なんでできないの?
  野球のピッチャーの足の踏み出しと、腰の回し方を見て下さい。
 ●太極拳の難しいところ●
  野球のピッチャーなら、自分の球速が出ないことで、
  自分の身体操作の悪いことが、自分で判ります。 
  ところが太極拳では自覚できません。
  「自分では出来ているつもり病」にかかります。

昨日、県の審判試験講習会で勝部典子さんの講義を聞いて
きました。
南拳で全日本10連覇して引退した勝部さんです。
今でも現役でやれる若さと動きの持ち主です。

今までの講習会では、太極拳主体の話でしたが、勝部さんが
講義をしてくれるというので「南拳・長拳」の話が聞けると
思って勇んで出掛けました。

今回は日本武術太極拳連盟の審判一次試験のための講習会だ
ったので、どうしても太極拳に関する話が多くなりましたが、
「南拳・長拳」の話も例年よりは聞くことができました。

印象に残った内容をちょっと:

・動作規格の採点はやりやすいが、「勁力、協調」と
 「精神・速度・風格」の見方は大変難しい。
 「勁力の出発点」と「勁力の到達点」がちゃんと
 できているかどうかを見なければならない。
・大会では、よく演技中に一ヶ所ふらついた選手のほう
 が、まったくふらつかないで演技を終えた選手より
 高い点数をもらうことがある。それは「勁力の出発点」
 と「勁力の到達点」がちゃんとできているかどうかの
 差によることが多い。
・太極拳、長拳、南拳の特徴を知ること。
 太極拳はゆっくりと連綿と続く。
 長拳は「速さ」ただし、速く動くだけでは駄目。
 動作がめりはりがあって、きちんと停まるべき
 ところでは安定して停まらないと駄目。
 南拳は一動作ずつ完結して力強い。

などなど。 もっと大切なことも言われたかも知れない
けれど忘れました。

審判2次試験(本試験)の前には、「長拳・南拳」を
中心にした講義をしてくれるとのこと。

期待しています。

先日の教室でこういう話をしました。

太極拳の動作は、一つの動作がうまくなれば、他の動作もうまくなります。

逆の言い方をすれば、一ヶ所の動作がおかしければ、他の動作も下手の
はずです。

初心者の方は、套路(順番)を追いかけないと気がすまないようですが、
順番を先へ先へと追いかけて、太極拳を覚えた! 判った! と
大きな誤解をしないほうがいいと思います。

●「順番を覚えた」と「太極拳がうまくなった」とは全く別の次元の
  ことです。

例えば、一番最初の「起勢」がうまければ、他の動作もうまいはずです。

太極拳がうまくなりたければ、順番ばかり、あるいは、拳式ばかり
追い求めないで、「一つの動作」あるいは「一つの拳式」を「じっくり」
極めたほうがいいと思います。

楊式でも陳式などの伝統拳でももちろんいいですし、軽く見られがちな
簡化24式だって、意識を持って研鑽すれば立派な太極拳ができると
私は思っています。


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