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私の水曜日の教室に来られる方で「オーさん」という女性が
おられます。
私より年上で、77歳になります。
太極拳歴は5年ほどです。

その方から、今日、「(武術連盟の)3級合格しました」 
と電話がありました。

他の教室にも通っていらして、私だけがお手伝いしたわけでは
ありません。

今年の4月からは、都心のデパートのカルチャー教室で教える
ようになって、水曜教室は私のパートナーにまかせることが
多くなり最近は、ほとんど拝見していませんでした。

その オーさんが 先週の木曜日の私の教室に見えました。

その週の土曜日に「3級を受験するから」ということでした。

私の オーさんの太極拳のイメージでは、2つの欠点がありました。
・弓歩にいく上歩で腰が前を向き過ぎること。
・倒巻肱で後ろに出す足に、すぐ体重が移動すること。
の2点が気になっていました。

ところが、この欠点が2つとも見事に改善されていました。
その時点で、「套路さえ間違えなければ、絶対、大丈夫」
と断言していました。

ですから、「合格して当然」なのですが、「合格しました」 と
いうお電話には感激しました。

「次は、2級に挑戦してみて下さい。」 と言ってしまいました。

70歳を過ぎて始められた太極拳で、77歳で「級に挑戦する」
という気持ち自体がすばらしくて、感激します。 

私だけがお手伝いした訳ではありませんが、とても嬉しいです。

オレも頑張るぞ! 頑張らなくちゃ! と思います。

水曜教室の皆さんも、オーさんの心意気に続いてみませんか?

毎週土曜日、私の母体となる所属団体で県大会に24式で出場する
方達約10人に表演用の24式がうまくなるようにお手伝いをして
います。メンバーは男女、40代〜60代、キャリアーは5年から
20年近い方です。

今年の2月から始めて、套路練習も一応終わりまして、来週から
表演練習に入る予定です。

やはり「ゆるみ」ということを、もっともっと真剣に判ってほしい
と思います。

時間が30分と短いので、それを補う意味で時々、「24式選手
練習ノート」というのを発行しています。

以下の文章は、その「練習ノート」の来週公開予定分です。
実際に公開するまでに、未だ変更する可能性もあります。

1.太極拳の動きは、連綿と一定の速度で流れるように続く
  動きです。
  途中で停まったり、急に早く動いたりしないこと。
  一つの動作の終わりは次の動作の始まりです。
  その意識があって、途切れることなく連綿と動けるのです。

  来年から、武術連盟の3段受験の「推手」の内容が変わります。
  ●動作要領:の中に套路をやるのにも参考になることが
   書いてあります。
  ・両手は、柔らかく、軽く保ち、ゆっくりと動かす。
  ・両手を、足・腰の動きより速く動かさないこと。
  ・体の中正を保ち、目は前方を平視する。
   体が顕著に前傾したり、ねじれたり、目が下を向く
   ことがないように行う。

2.太極拳の動きは、「形」ではなく、「勁」の表現だということを
  理解してください。
  「勁」を表現するためには、余分な力は極力抜きます。
  これが「ゆるみ」です。

3.「ゆるみ」
  本当は、「ゆるみ」などという一言で表現できる「動き・感覚」
  ではありません。
  単なる「脱力」「萎える(なえる)」 こととは明らかに違います。
  ですが、先ず『 萎えてもいいから力を抜く、それから「勁」を意識
  して、「勁」を出していく。 』 とでも言ったらいいでしょうか。

  理屈ではありません。 とにかく謙虚にひたすら「ゆるんで」下さい。
  「ゆるむという意識」がなくては、「ゆるめません。」

  「ゆるみ」 に「際限がありません。」
  ある「ゆるみ」ができたら、一段階上の「ゆるみ」に挑戦し続ける
  ことです。

  私は、太極拳の動作の中で「ゆるみ」を大変重視しています。
  「ゆるみ」なくして、何が「虚領頂勁」だ!
  「ゆるみ」なくして、何が「含胸抜背」だ!
  と思っています。

4.「ゆるむ」ための提案

  下半身のしっかりした弓歩が先ず必要です。
  自分自身でも、弓歩がある程度できて、「軸足にしっかり乗る感覚」
  が味わえてきてから、上体の「ゆるみ」も判ってきたような
  気がします。

  ですが、弓歩だって、これで良いということはあり得ません。
  上体の「ゆるむという感覚」ができて、それが、弓歩の上達にも
  影響を与えてくると思います。

  ここでは、上体の余分な力を抜きます。
 ● 肩甲骨から指先までの柔軟性を養います。
 ● 力を抜こうという意識を持ちます。
 ● 実際に「肩・肘・手首」と意識して「力を抜き」ます。
 ● ただし、「指先には意識」 をおきます。
   特に、各動作の終わり、定式では「指先の意識」が大切です。
  

 ヒント ●● 骨で動いてみて下さい。●●

「ゆるんで下さい!」

「ゆるむ」ということは、あらゆる「身体運動」で大切な
ことのようですね?
太極拳、合気道、1人で踊るダンス、フラダンスもそうですかね?

この「ゆるむ」ということが大変難しいですね?

「がちがちに硬い人」に「もっとゆるんで下さい」というと、
「えっ! もっとゆるむんですか?」 と言われました。

別の男性に、同じことを言ったら「これ以上、ゆるんだら、
萎えちゃうから、私はこれでいいです」と返されて「唖然」
としました。 武術連盟の、たかが二段を取ると、「自分の
太極拳もいっぱしのもの」と大きな誤解をするようですね。
その男性には、2度と教えないつもりです。

私の立場じゃ大きな声では言えませんが、武術連盟の教え方にも
疑問があります。

ある時は、虚領頂勁を強調する余り「首を固めて伸ばす」ことが
奨励されたり、野馬分鬃の開く手を胸の真ん中から「大きく開け開け」
と強調して、前と後ろに両手を大きく分けることばかり強調したり。

●「ゆるみ」があっての「虚領頂勁」でしょう。
●野馬分鬃では前の手の「靠」があって「肘」があって、「リエ」があって、
 「後ろの手は「採」の意識が必要でしょう。
と私は思っています。

連盟の教え方では、「首を伸ばせ」「胸から大きく開け」などという
言葉だけが独り歩きしてしまい。 講師がまた、内容を理解しないで
言葉だけを伝えるから、おかしくなるんでしょうか?
「言葉が独り歩きして」おかしくなっているように感じます。

連盟の教え方も、時々、変化しているようですから、是非、正しい方向に
変化して欲しいと期待しています。

話は元に戻って、「ゆるむ」ということは「大変重要」ですが「大変難しいこと」
で「理解しようとすらしてくれない人」が多すぎます。

何とか多くの方に「ゆるむ」ということが「大変重要」で、「ゆるむには際限がなく」
「いくらゆるんだと思っても、まだその上のゆるみがある」ことを知って欲しいです。

また「ゆるむ」ためには「ゆるもうという意志(意識)」が重要ということにも
知って、「謙虚に謙虚に」太極拳を練習してほしいと思います。

かくいう私も、「さらなるゆるみ」を目指して、日々研鑽しています。

今日のブログはちょっと感情的になり過ぎたかな? 少し反省。

私自身が昨年より上達したんじゃないかと思っていることが
あります。 僭越ですが、そのことについて書かせて貰います。

それは、「軸足に体重を充分乗せられたという感覚ができてきた」
ということです。

何だ、そんなことか?
と思われる方が多いでしょうね?
そんなこと未だ判ってなかったの?

と思われる方もいらっしゃると思います。

言葉で、身体の感覚を説明するのは難しいのですが、

弓歩にいく前に、前に行く足を上歩する時に、
「あぁ、軸足に乗れているぞ!」と感じるのです。

これは、片足立ちを1分、2分、3分...と続けている
感覚とも違うのです。

二人で勁力を出し合う推手の練習をしますが、その時の
軸足の感覚に近いです。

・上体の力が抜けてきた。
・膝でなく、股関節(胯)で体重を受けられるようになった。
・虚領頂勁の感覚ができてきた。
というようなことが少しずつできてきたのかも知れません。

悪い感覚ではなさそうなので、この感覚を更に磨いていきたいと
思っています。

最後の投稿が昨年の10月ですから、9ヶ月ぶりの更新です。

その間、年齢も70歳を超えましたので、ブログのタイトルも
「70歳目前青年・太極拳修行」から「70歳超えても・
太極拳修行中」に変えました。

7月の全日本の大会も無事(?)終わりました。
今年こそはシード権を取りたいなと思いましたが4位に終わりました。

日頃、皆さんにお話していることが、自分で確実に出来ていれば、
もっといい太極拳ができたのですが、自分で言っていることが
自分では出来ていないとは、情けない限りです。

10月の県大会に向けてまた調整をしなくてはなりません。
「県大会」というのが中々緊張するものです。

私がやっている24式は、優勝しないと全国大会に出られないので、
ついつい「安全に安全に、失敗しないように」と考えてしまって
思い切った表演ができません。

今年は、「この表演ができれば、全日本3位になれたのに」という
表演をしてやろうと、ひそかに思っています。

70歳を超えていつまで出来るか判りませんが、気力・体力が続く
限りやってみるつもりでいます。


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