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銭稲孫の事
無題
[ 谷田 ]
2009/10/13(火) 午後 6:45
露にやつるゝ夏の蟲。おのが妻戀。
やさしやすしや。あちへ飛びつれ。こちへ飛びつれ。あちや東風ひた。
羽と羽とを袷の袖の染めた模樣を花かとて、肩に止ればおのづから。紋に揚羽の超泉寺。
露華濃、夏虫清痩;情真処、配偶相求。好不俊俏也風流!
粉蝶儿双飛双逗、這搭那搭、旖旎温柔;東風里、翩翩悠悠。
人家彩染的春衫袖、却当作花枝招誘;
並起双翅、悄立上肩頭、恰好似、仙蝶家紋天生就。
『曽根崎心中』の銭稲孫訳の一部です。
インターネットで中国語の訳文が見つかり、日研データーベースで原文に当たってみたのです。政治と文学との話よりは、こちらのほうが何万倍も面白いです。詰まった心も、これで暫し解放されてすっきりできました。
銭稲孫の事
無題
[ 谷田 ]
2009/10/13(火) 午後 5:58
銭稲孫の事
無題
[ 谷田 ]
2009/10/13(火) 午後 5:48
先生のブログを拝読してから銭稲孫のことを調べてみました。今まで名前しか知らなかった人です。銭氏は中国ではじめて『万葉集』と『源氏物語』(未完成)を訳した人で、同時にイタリアのダンテの『神曲』をはじめて漢訳した人だそうです。しかも『神曲』の訳は、『楚辞』にならって離騒体で訳したそうです。また西鶴の訳文は明清白話小説の妙を具えているといわれています。まさしく先生のいう所の「日本古典と中国古典の両方に精通」した人ですね。当時所謂「汪偽政権」において北京大学の学長をつとめたので、文革の際、「何も知らない若者になぶられ」たわけです。同時代の周作人も、当時偽北京大学文学院院長をつとめたので、悲惨な最期でした。今でも学者など少数派を除いて、周作人の文学価値を認める人は少ないでしょう。むしろ、「漢奸」である以上、文学どころか、人格に問題のある人は彼の文字も見る価値はないだろうという、半世紀以来の中国教育之怪現状と言えましょう。先生は暫し黯然となさいましたが、中国人のひとは、如何に感情を動かしたらよいのでしょうか。複雑でしかたがありません。
正岡子規の漢和俳句
無題
[ 玉露 ]
2009/10/10(土) 午後 5:37
正岡子規と本田種竹 二
無題
[ sai*i*_mo*oko ]
2009/10/10(土) 午後 5:11



