こんにちは、ゲストさん
ログイン
Yahoo! JAPAN
すべての機能をご利用いただくためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。設定方法は、ヘルプをご覧ください。
[ リスト | 詳細 ]
2019年6月15日 | 2019年6月17日
全1ページ
[1]
十月四日、病いが続いており、岡口に診を乞う。書を写す。次の七絶を作った。「西遊詩文」に は十月四日のものとして掲げられる。 病思如麻乱四馳 病思 麻の如く 乱れて四馳(しち)す 課書抛去駭時移 課書 抛(なげう)ち去つて 時の移るに駭(おどろ)く 此間尚是閑情在 此の間(かん) 尚お是れ 閑情在り 老壁題来新製詩 老壁 題し来(きた)る 新製の詩 病中の思いは麻のように乱れて、あちこち駆け巡り、 読まなければならない書を放り出して、時が過ぎるのに嘆息する。 このような折にもやはり詩情が湧く時があり、 古びた壁に新たに我が詩を書き付ける。 起承の二句には、為すべき事が為せないという焦燥感が漂っている。九月二十五日に詠じたそれがますます募っている体である。
すべて表示
小川菜摘
シルク
浅香あき恵