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吉田松陰の爪の垢

吉田松陰は安政元年の末に浅見絅齊の『靖献遺言』を読んで、中の八人の烈士に就いて詩を詠じている

 が、楚の屈原を詠じた詩の中に、

 内為姦邪擾  内は姦邪に擾(みだ)され

 外為強敵窺  外は強敵に窺(うかが)わる

 国事日益非  国事 日(ひび)に益(ますま)す非なり

 愁思乱如絲  愁思 乱れて絲(いと)の如し

 という句がある。楚が秦に圧迫されている状況を我が幕末の日本が米国に圧迫されている状況に重ねて
 
 慨嘆したものだが、この句は当今の日本の状況にも一脈通じる処がある。松陰の憂国の意識には高いも

 のがありますね。

  

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