|
今回は過去からの出会いの告白です。
医学部は5、6回生になると実際の外来や入院病棟を見学実習するカリキュラムになっています。
実はこの実習中でさえ我慢できず、お昼休みになるとすぐに売店で食べ物を買い込み、
トイレで食べ吐きをしています…
実習は班行動なので、さすがに隠し切れないと思い、班員の一人に告白しました。
すると。
「私は治りかけてるけど昔そうだったよ。私が見てもらってた先生を紹介しようか」
と言ってくれたんです。
私以外にこのような状況の医学生がいることにも驚きましたが、
それ以上にほとんど治っている(実際見た目も食事内容も変に思ったことがないので)事が羨ましくて
この人が治るきっかけになった先生なら、私も治す事ができるのかな
と思ってその子に話を聞き、思い切って行ってみました。
何せ自分の大学病院から紹介状を書いてもらってまでして行ったのですから、ただでは帰れません。
(大学病院で診て貰っていたのですが、実は信頼できず診察も滞っていたので久しぶりに行って
「他に診て貰いたい先生がいるので紹介状書いて下さい」というのはさすがにバツが悪かったです)
でも。勇気を出していってみてよかった。
先生は私に会うなり、最初に「食べてもいいんだよ」と言ってくれたんです。
こんな先生、初めてでした。
摂食障害になる前から色々悩んで精神科やら心療内科やら診て貰っても
最後には「自分の怠惰だ」と叱られて結局それ以降やめてしまっていました。
こんな「ドクターショッピング」ばかりだったので「結局変わらないだろう」と諦めていましたが、
その言葉を聞いたら、本当にほっとしました。
「食べてもいいんだ」と思えたら何だか泣けてきて、「だったら頑張れるかも」とも思いました。
結局その言葉を真に受けすぎて全く改善していないのでその先生の言葉が正しいかはまだ分かりません。
ただ、先生は「心の問題を解決すれば自然と戻ってくる」という考えで、
食べることをコントロールするより、まず心の問題を一つずつ考えていこうというスタンスの診察です。
毎回色々話を聞いて下さいます。
疑問、不安、悩みなども自分から言えば一つ一つ聞いて何かしら答えて下さるので、
毎回の診察は30分から1時間くらいになります。
診察が始まるのも晩の6時〜7時になることもしばしば。
それでも先生は「遅くなってごめんなさい」と謝るのです。
最初は遅くなってイライラしていましたが、話を聞いてくださるうちに
これだけきいてもらえるのだからちゃんと待とう
という気になりました。
本当に信頼できる先生に出会えたと思って感謝しています。
だからといって治るかどうかはわかりません。
「食べてもいい」といわれて単に食べれるから喜んで食べて
結局治す気がないだけかもしれません。
ただ自分の心の問題は何とかしたい。
今の先生はその意味では十分私に応えて下さっています。
私の変なパニックもこの先生に出会って変われた気がします。
(もう一つきっかけもありますがそれはまた後日)
先生、いつも遅くまで本当にありがとうございます。
うまくいかないからって逃げ出さないで、何とか学校だけは頑張って出席します。
勝手な私信になってすみません。
こんな風に思えたのも先生のおかげだと言いたかったもので。
今回はこれで失礼します。
|