|
今日は木曜。 木曜といえば、夏目漱石が門下生を集めて行っていた木曜会を思い出す。 「吾輩は主婦である」でも、近所の主婦がみどりこと漱石を頼りに木曜会を行っていた。 なので、私は出来る限り、木曜日は「ひとり木曜会」をしようと思う。 といっても、我が輩がいっていた事で心に残ったシーンを書き出すだけだけど・・笑。 でも、私の大好きな細菌学者である南方熊楠も「書く事」は大切だと言っていた。・・あ、厳密に言うと書くんじゃなくて、文字入力だけど・・。 熊楠は何かを覚えるには5回書き移せと言ったとか言わないとか・・。 本があったのに、叔父が持っていってしまったので正確でないのが残念。他の本には載っていない。ま、 熊楠は覚えるも何も記憶に関しては天才的能力の持ち主だから、彼には縁のなかった行為なんだけど。 と、いう事で、始めようかな・・。 *今日は、みどりこと、我が輩が、執筆活動を決心するシーンから考えよう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー みどりこと我が輩は、ある日、ひょんな事から、たかしとみどりのミュー研こと、ミュージカル研究会の 先輩であるゆきお(川平慈英)の純喫茶「ジャンバルジャン」で、週3日パートで働く事になる。 ある日、その中の客に常連である出版社に勤める小暮(温水洋一)が新人作家を連れて来る事から始まる。 漱石NA(本田博太郎)「来たぞ、ついに来た、プリンなど運んでる場合ではない、売り込まなくては。 待て待て、天下の夏目漱石が喫茶店の給仕に身をやつしていると知られたら文芸学会に激震が来る 第一売り込もうにも作品が無い・・ いや、痩せも枯れても我が輩は夏目漱石・・」 小暮「例えば芥川賞なんか狙っているわけでしょう?」 漱石NA「あくたがわ賞?初耳だ、文学賞の類いか?」 新人「は、はい、まあ」 漱石NA「色めき立ったぞ、おい、夏目賞はないのか夏目賞は」 小暮「だったら明治の文学も一通り読まなきゃ、明治だからね文学は」 漱石NA[その通りだ、さあ明治の作家と言えば」 小暮「森鴎外とかさ」 漱石NA「鴎外か・・まあ妥当な線だ、しかし歴史小説などは若者には少々むずかしかろう、そこで!もっと柔らかい文体の・・」 小暮「金色夜叉とかさ」 漱石NA[んー尾崎紅葉もいい、確かに、がしかし忘れてはならない文豪・・」 小暮「それこそ芥川とかね」 漱石NA[またあくたがわ!バカの一つ覚えか!」 新人「漱石とか割りと好きなんですけど」 漱石NA「やっと来たぁ!」 小暮「ああ、漱石ね。僕に言わせりゃ、あれは単なる流行作家であって文学とは言えないよ」 みどり、コップを叩き割る。 ー矢名家・店内ー 芥川龍之介の本に載っている写真をみているみどり。 漱石NA「顔が長い・・そして個性的な髪型、一度見たら忘れられない筈だ、本当に我が輩の弟子なの か?」 「鼻」を読んでいるみどり。 みどり「・・むふ・・むふふ・・鼻が大きいって・・ウケる」 漱石NA「いかんいかん、思わず「ウケる」などと言ってしまったが・・うーん、彼は伸びるぞ・・」 みどり「服毒自殺?」 漱石NA「35歳って我が輩より若いじゃないか、何故だ、芥川君」 みどり「ぼんやりとした不安・・」 漱石NA「うーん、分かる気がするよ芥川君、我が輩も今まさに「ぼんやりとした不安」を抱えてる・・ と同時にささやかな幸せ」を噛みしめてもいる・・餃子が上手く出来たという幸せ・・ ごはんが美味しく炊けたという幸せ・・しかし・・それでいいのか・・」 みどり「書くぞ赤パジャマ(たかしのあだ名)、こうしちゃおれん、我が輩は小説を書く」 たかし「書くのは自由だけど・・パートは」 「店番は?」 「家事は?掃除とか洗濯とか・・」 「子どものお弁当も・・」 みどり「ちょっと待て!きさま、我が輩の創作活動を妨害する気か?」 たかし「めんどくさい人だなぁ」 みどり「みどりに対してもそうだったんだろう。 当たり前の様に飯を炊かせ弁当を作らせ、当たり前のように下着を靴下を洗わせてたんだろう、 労をねぎらう事場もかけず、違うか? 夜の生活もそうだ。誤魔化しても無駄だぞ、我が輩は身をもって経験しておる。少なくともお前 の態度からは妻に対する愛情が感じられなかった、微塵もだ。 夫婦なら肉体関係を持つのは当たり前、いや、それどころか浮気しないだけ有り難いと思え、と いう傲慢すら感じられた。 図星か。一時が万事そうだ。感謝していないわけではない。 ただ今更言葉にするのも照れ臭い、おおかたそう思っていたんじゃないのか? なんと浅はかな、いいか・・・ 思っていて言わないのと、思っていないのは、相手にとっては一緒なんだ。 感謝の気持ちが伝わらないから不安になり、芥川君曰く「ぼんやりした不安」から、みどりは追 い詰められこの様な結果を招いたのだ、肝に銘じるがいい」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 我が輩、本当ですね。 私もばくぜんとした不安の持ち主です。別に感謝されなくっても良かったんです。一言、優しい言葉を掛 けて貰えるだけで良かったんです。 でも、私も言葉で気持ちを伝えているかというと、本当に完璧とはいかないです。当たり前になってしま っている時もしばしばです。 今の主治医に会って、感謝の気持ちだけじゃなく、自分の辛い気持ち、不安な気持ち等を、きちんと相手 に言葉で伝えないと相手は分からないんだという事に気付きました。 最近は出来る限り、言葉を伝えようとしています。 これからも、自分も人も追い詰めないように頑張ります。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- テレビ
- >
- ドラマ番組



