|
2年前に初めて入院した時の事。
私は個室に入った。私の行ってる病院は、個室も2人部屋も4人部屋も同額。
その人の症状や性格の相性によって振り分けられるのだが・・個室は開放病棟の女性側では4部屋だ
け。
しかも、洗面所もついているのは2部屋のみ。
大部屋と個室はとにかく広さも違けりゃ、収納も違う。クローゼットは家のと変わらない位。
入院時、主治医には「病棟には依存しやすい人が多いのね。で、ピータンさんは依存されやすいから個室
にするから。依存しやすい人は依存させてくれる人を見分けるのが凄く得意だからね。健康な時なら多少
は良くても今は貴女も病気なんだからゆっくりしてね」とアドバイスされて個室へ・・。
でも、2日経ち、4日経つと個室に入ってる事で「いいなぁ」と言われるのが、嫌じゃなくて申し訳なく
なってきて・・・。(皆さん優しい人が殆ど)
そりゃそうだ。皆は、共同の洗面所を利用して、窓を開けるにも電気をつけるにも気を使わなければなら
ないのだから。それに比べて、個室は洗面も部屋にあり、何もかも自由。
もう、1週間もしない内に看護師さん達に「個室は嫌です」と泣きついた。
主治医にも、心理士の先生にも「個室は嫌です」と号泣して部屋を変えて欲しいと懇願。
皆さん、驚いて「どうしたの?何かあった?言われた?」と聞いてくるのに対し、
「個室と大部屋が同額なのが申し訳なくて・・。私はただ眠れないだけだから、大部屋でいいんです。
別に誰も責めないからそれも又、申し訳なくて。もし、個室は高いとかなら堂々としてられるけれど
同額だと自分だけが特別扱いされている感じがして辛いんです」と答えた。
そしたら、皆さんが同じ事を言った。
「個室になって泣いた人を始めて見た。そんなに気を使っている間は個室だね。」
と・・・。
慣れるのには凄く時間がかかった。正直、1度目の入院時ではその気持ちは常にあり、微妙な心の中で
過していた感じ。
去年の2度目はさすがに割り切れたけれど。(2度目は一番奥の個室で更に良い部屋)
また、1度目は食事でも号泣(笑)。。。食事は基本的に皆で食堂で食べるんだけど、私は常食を食べる
のだが、周りのオジサンは糖尿食だったり高脂血症が殆どで食事内容が私と違う。
しかも即効で食べ終わる。後で知る事になるのだが、食堂で食べる時は皆黙々と食べて異常に早いのだ。
でも、入院したての私は知らず、私が無神経に病人食を食べている人の前で常食を食べているから、皆
ゆっくり味わって食べる事が出来ないのだと思い込んだ。
で、またもや看護師さんに相談。
「私が配慮が無いばかりに、皆が美味しく食べられないんです・・」と泣いた。。。
看護師さんはまたもや唖然としながらも、優しく「そんな事は無いから。糖尿病の人とかはこれから先
もっともっと誘惑に打ち勝っていかなければいけないし、ピータンさんの席の周りは長く入院してる人ば
かりだから慣れてるよ。そんなの気にしてたら大変だよ。」と慰めてくれた。
確かに、仲良くなったら皆優しくてお菓子を分けてくれたりしたんだけれど。
私は、何でも自分のせいで皆に迷惑をかけていると思っていた様だ。
それを強迫性障害の症状の一つだという。
でも、今はこう考えようと思う。
繊細なんだって。主治医も言っていた。「皆の小さい事に気を配れる」って。
迷惑をかけたくないと思うから、細かい所にも気付くんだって。皆、もっと自分勝手だって。
そして「そこまで気を使う様になるには、今までずっと気を張って生活してきたんだね」と。
うん、うん、私はそうなんだよ。ずっと気を張って、気を配って生活してきたんだよね。
でも、程度もあるから全てが自分のせいだと思うのは止めよう。
与えられた事は、遠慮なく受け入れよう。私に必要だから与えられるんだから。
強迫性障害だけれど、誰にも迷惑かけていない。せいぜい、看護師さんと主治医と心理士の先生に
話しを聞いて貰っただけ。
ちょっと繊細なピータンなだけなのだ。。。。
|