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日本国債のレーティングが格下げされました。 メリーランドのSmithビジネススクールにおいても、少なからずこのことが話題となっています。真っ先にこの話題を取り上げたのは、ルーマニア出身の経済学に明るい教授でした。彼は、先週の国際経済学でシンガポールがなぜ急成長したのかについて授業を展開した際も、日本がここ10年なぜここまで鈍い動きにとどまっているかを反面教師とすべきだ的なことをいっていました。 そして、彼は先週末、以下のような内容のメールをMBAの全生徒に向けて発信しました。
「 NY Timesのある記事は、日本で現在、いかに若者が希望を失っていて、また日本がいかに若者にとって希望が持てない国であるかを特集している。 その記事において、ある日本の大学教授は日本においては若者がお年寄りの暮らしを助けるために大きな負担を強いられている現状があることを引き合いに、世代間の不平等さは世界に類をみないくらい大きいといっている。 現在、日本では多くの若者が失業している。 それを受け、日本政府は何をしているか? 借金で年金をはじめとする社会保障システムを何とか維持している。 結果、この自転車操業を理由として、日本の国債は格下げされてしまった。 」
全生徒にこんなメールを送られたので、日本人として少しみっともない気がしましたが、これは仕方がありません。なぜならだいたい教授の言っていることは事実ですから・・・。 早速、アメリカ人のクラスメイトからも、このメールの内容についてどう思うか教えてよ!?ってなメールをもらいました。 その回答を考えるうちに、日本の大きな問題の一つに、若者が政治に無関心になっていることを思い出しました。 若者が選挙に行かないので、比較的高齢層を取りこむことで政治家は当選できるわけです。結果、政治家はどう行動するか? 高齢者のためになる政策を掲げようというインセンティブが働き、このことが若者にとってい居心地の悪い社会を形成することに寄与していく・・。
移民の受け入れに対しても日本は消極的ですし、本当に新陳代謝の悪い経済がいつまでも残っている国だと思います。その点アメリカは世界中から優秀な人が集まっています。 例えば、うちのビジネススクールの教授の中にも、アメリカ人以外の教授がたくさんいます。 日本の停滞した経済社会を若い世代が何とかしていくしかないのでしょうけど、最近の若者は物ごころついたときから不況不況で明るく元気な日本を知らず、あまり将来に対して希望を見出すことができない。まさに負のスパイラルです。勝手なことばかり書いてしまいましたが、日本は今こんな感じなんだと考えてます。
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2011年02月01日
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