またまた手元にolivettiのタイプライターがやってきました。白いタイプライター オリベッティ レッテラ35です。いやいや押しかけて来たのではなく、こちらからお招きしたのです。
アルミダイキャストのボディーは真っ白ではなくオフ・ホワイト。見た目とちがってがっちりしたボディーは重量感があって、一応「ポータブル・タイプライター」と名づけられ、頑丈で真っ黒なキャリングケースはついていますが、これまでご紹介してきた「Lettera32」「Lettera315 」「Lettera Black」や「Valentine」たちとは違ってこれは「セミポータブル」と呼んぶのがふさわしい感じです。
持ち歩くための「ポータブルタイプライター」ではなく、持って歩けないこともない「セミ・ポータブル」で、重量的には本来デスクにどんと据え置きして使う「スタンダード・タイプライター」に近いかもしれません。
デザインは多分、「真っ赤なバケツ・バレンタイン」と同じエットーレ・ソットサスだと思います。(Net上で調べても、明確な資料が見つからないのですが、年代的なことと美しいシェイプから見て彼の手になるものだと思われます。)
早速、例によって試し打ち。機械の整備状態も保存状態もきわめて良好で軽快なタイピングが楽しめます。とはいっても今のパソコンのキーボードに慣れた指にとっては、かなり力のいるタイピングですけどね・・。よく使う左手小指の「a」が一番大変で、小指の力が弱いのでかすれて薄く印字したり、アラインメントが乱れたりします。でも、メカ式としてはほかの機種(たとえば「バレンタイン」)などと較べたら、とても快調にタイピングが出来ます。
今度はこの「白いLettera35」も含め、黒い「Lettera Black」、赤い「Valentine」、蒼い「Lettera315 」そしてオリーブグリーン「Lettera32」と5色揃った、olivetti Portable Typewritersを一堂に会してご紹介しますね。
撮影には小さなスタジオと照明装置と「4x5」のカメラが必要かもしれませんが・・・。
ぜひ、ご期待くださいませませ。
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