サックスの個人レッスンを受け始めてはや8ヶ月。何とか音は出るようになった気はするのだけれど、指使いがままならず(特に左手の薬指がネックです)毎回のレッスン後、教室の廊下のベンチで一人涙ぐんでいる三茶のサックスおじさんです。
今、レッスンはコードのスケールに差しかかっていて、先週は高音部のコードが全然上手く吹けなくて先生にダメ出しされ、今週はその部分を必死に練習してレッスンに臨み、なんとか吹きこなしたと思ったら、今度は次の低音部のコードでメロメロ。
「また練習して出直してきます!」と先生に挨拶して防音室を退室。あまり情けなくてへらへら笑っていたら、デスクの女性の方に「あっ、今日は笑っていますね〜。うまくいったんですね〜!」と明るく声を掛けられ、「いやいや、これは自嘲の笑いですよ。」と力なく答え、さらに「一体いつになったらニッコリ笑って帰れるンでしょうね〜??」と独り言を言いつつ教室を後にしました。
肩にかけたサックスのケースがずっしり重く感じられる晩秋の夜の帰り道でした。こんな時はすれ違う人のまなざしが妙に冷たく感じられますよね。さしずめ、あの石川啄木なら花でも買って帰るところでしょうか・・・。
それでもレッスン中に「高音部はキレイに音が出てますね。ずいぶん練習しましたね。」と珍しく褒めてくれた先生の言葉を頭の中で反芻して、もっと頑張ってみようと心に決めました。
実は昨日、ラグビーチームの髭の監督・ダイマルJrからのメールで「チームの新年会でサックスの演奏を披露していただけるのでしょうか?」というお問い合わせをいただきましたが「なにをおっしゃいますやら、まだ曲を吹くまでにいたっておりませんので、ひらにご容赦ください。」と返信するつもりでいます。
何事もスタートするのが遅いので定評がある「遅れてきた中年」である「三茶のサックスおじさん」は「歳をとっても恥をかく勇気」だけは持ち合わせているつもりですが、残念ながら「我がサックス、未だ恥にすら到達せず。」という心境です。(涙)
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