昨年11月の神宮野球大会決勝で東洋大学に敗れ、早稲田大学が優勝を逃した時のエピソードをこのブログで紹介したことがありました。
『試合終了後、神宮球場からの帰り道で隣を歩いていた早稲田のOBらしいおじさん2人連れの会話が耳に入った。
「あいつらは野球しかないからね〜。こちらはまだラグビーも駅伝もあるからね。」「うん、そうだそうだ!」とうなずきあっていました。こういう「負け惜しみおじさん」が私は大好きです。実は私もその「負け惜しみおじさん」の一人ですが「ラグビーはあるかもしれないけど、まさか駅伝はね〜っ!?難しいんじゃない?」と心の中でつっこみながら外苑前の階段を下りました。』
ところが昨日の箱根駅伝往路でその「まさか」が現実のものとなったのです。一区こそ3位と好位置につけていたのですが二区で12位と大きく後退して「やっぱり駅伝はなかったな〜」と思っていたのですが、終わってみれば最終五区の山上りでキャプテンの駒野が5人抜きでまさかの12年振りの逆転優勝を果たしました。
一方、ラグビーは対抗戦では61-8と大勝した帝京大に大苦戦。帝京のブレイクダウンでの強さに苦しみ、アタックでは負傷でFB五郎丸を欠いたため攻め口が単調になり、1年生3人、2年生2人のBK陣はエリアマネジメントに若さを露呈し、それでもNo8豊田を中心としたFWの踏ん張りで、今季最少得点の12-5で辛くも帝京を振り切りました。ノーサイド後のキャプテン権丈と豊田の大泣きが早稲田の苦戦を象徴していました。
観戦途中で一度「ひょっとするとなかったのはラグビーのほう?」とちょっと心配になったのですが、なんとか駅伝もラグビーも「あり」でした。
駅伝は今日の復路優勝で15年振りの総合優勝を勝ち取り、ラグビーは12日の決勝で39季振り二度目の「伝統の早慶対決」を制して国立競技場に「荒ぶる」の歌声を響かせて欲しいものです。
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