●『少女アリス』とは
1973年、沢渡朔撮影による『少女アリス』(河出書房新社)が出版。梅原や大上のようなナチュラルな無垢さを押し出したものとは異質な、エポックメーキングな作品であった。8歳のモデル、オーディションで帰り際にキスを投げかけて合格したというブロンドの少女サマンサを使って、ロンドン郊外で撮影されたこの写真集は、ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』をモチーフにした幻想的な雰囲気のなかで、フェティッシュな対象としての少女を耽美的に表現し、不朽の名作となる。
詩を瀧口修造と谷川俊太郎が書いている。1979年に沢渡は6年後のサマンサを撮った続編、『ALICE FROM THE SEA 海からきた少女』(河出書房新社)を出版している。これらの沢渡作品は、芸術的として男性のみならず女性の購買者に高く評価された。
しかし1999年の児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の施行によって出版・流通とも停止した。(Wikipediaより)