大学ラグビージュニア選手権の明治大学B 対 帝京大学Bの試合が観たくて八幡山の明治大学八幡山グランドを訪れた。このグランドには25年前RFC.REDSを作った頃に明治大学の練習方法を知りたくてよく通った。その頃の監督はあの故北島忠さんで、グランドの高い司令塔の上でいつも杖の上に顎を乗せてなにも言わずグランドを見下ろしていた姿が懐かしい。ただしその当時の明治の練習はFWがガツガツいく実戦形式ばかりでレベルが高すぎ、作りたての弱小草ラグビーチームREDSの新米監督としては得るものはほとんどなかったのだが・・。
その懐かしの八幡山での明治大学B 対 帝京大学Bは結果的には明治が27(3T3G2PG)-17(3T1G)で帝京を下したのだが、明治があげた3Tの内容は左右のWTBが見事なライン攻撃で一本ずつのトライ、FL6が帝京SOのキックをチャージダウンしてそのまま約40mを走りきってトライと見応えのある内容だった。一方帝京は相手ゴール前のラインアウト・モールを押し込んで2T、チャージからのトライを許したSOが個人技で明治BKを3枚抜きする個人技であげた1Tと散発的で総合的に明治の「横へ」の攻撃が帝京を上回っての危なげない勝利だった。
やはり監督が吉田義人になった明治は変わった。以前あれほど固執したFWのサイド攻撃はほとんど見られず意欲的に展開する見事なオープンラグビーに変質していた。しかも決定力のある両WTBとスピード豊かなFBのライン参加が観ている者を魅了するラグビースタイルはかっての早稲田を観ているような感さえある。
目の前で大声で明治を応援していたOBとおぼしきおじさんが背中に大きく「前へ」と書かれた明治大学ラグビー部のTシャツを着ていたのが何とも微笑ましかった。
今度は明治大学Aのゲームを秩父宮に観に行くことにしよう。今年の明治はきっと強いぞ。
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