1960年にアラン・ドロン主演で「太陽がいっぱい」映画化されたパトリシア・ハイスミスの原作
「THE TALENTED MR. RIPLEY」を「イングリッシュ・ペイシェント」のアンソニー・ミンゲラが映画化。アメリカ人の富豪から、ヨーロッパで放蕩三昧の息子ディッキーを連れ戻してほしいと頼まれたトム・リプリー。彼は大学時代の友人と偽りディッキーに近づくが、次第に彼の魅力に惹かれていく。だがバカンスは永遠には続かない。ディッキーの本心を知ったリプリーは、やがて彼に成り代わろうと考えた……。
というふうにストーリー展開のニュアンスは「太陽がいっぱい」とはちょっと違うのですが、問題はこの映画でも小道具としてオリベッティのポータブル・タイプライターが登場するか否かが興味の的。さっそくTSUTAYAでマット・デイモン主演の「リプリー」をレンタルしてチェックしてみました。
すると、やっぱり使われていました!使われていました!
ここで使われているのはlettera22の後継機種1963年生まれのlettera32です。これは現在、私が所蔵していうのと全く同じlettera32です。ただ、ひとつ違うのはキャリング・ケースの色です。映画の中では茶系のキャリング・ケースに入っているのですが、私が持っていルのは青地に黒い帯のものです。
ひょっとするとヨーロッパでは茶系のケース付きで販売されたのか?映画化に当たって前作のlettera22のケースを探し出してきて使ったのか?真相は分かりません。興味のある方は、前作の「太陽がいっぱい」と「リプリー」両方をTSUTAYAで借りだして、見較べてみてくださいね!
映画的にはかってのアラン・ドロンと比べられるマット・デイモンはちょっとかわいそうな気もしますね。かたや野心に燃える絶世の美青年、かたやちょっとホモッ気のあるただの貧乏人という設定だからね〜。しかもその貧乏人ぶりが板につきすぎてね・・・。
先日フジテレビで72歳のアラン・ドロンを観ましたけど、まだまだ男の色気が枯れないのがすごいですね〜。あんな「ジジイ」になりたいものです!
●「リプリー」
原題
THE TALENTED MR. RIPLEY
製作年度
1999年
上映時間
140分
監督
アンソニー・ミンゲラ
出演
リプリー(マット・デイモン)
マルジェ(グウィネス・パルトロー)
ディッキー(ジュード・ロウ)
|