一昨日の夕方、三軒茶屋の空を彩ったダブル・レインボー見たとたん頭の中に浮かんだのは、なぜかカール・ブッセの有名な詩「山のあなた」の一節だった。初めてこの詩を知って諳んじたのは中学生の頃だったような気がする。
なぜ、この突然この詩が思い浮かんだのかが分からないのだが、見事な虹を見上げているあいだ中ずーっと詩の一節「幸い住むとひとのいう」が頭の中で渦巻いていた。
山のあなた
カール・ブッセ
上田敏訳 『海潮音』より
山のあなたの空遠く
「幸さいはひ」住むと人のいふ。
ああ、われひとと尋とめゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸さいはひ」住むと人のいふ。
多分、この見事な虹を見てまず頭に浮かんだのは「Over the Rainbow」という曲の歌詞だったのだが、それがいつの間にか頭の中で「山のあなたの空遠く」にすり替わったような気がする。
Over The Rainbow 虹の彼方に
Somewhere over the rainbow
Way up high
There's a land that I heard of
Once in a lullaby
Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true
この二つの詩は、ほとんど同じような意味のこと歌っていると思っているのは私だけだろうか?
それと「山のあなた」と聞くと三遊亭歌奴の落語を思い出す方もいるのかな?とも思ってにやりとしてしまう。
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