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今日は電話加入権について感じた事を書きます。
昔は、7万円以上する電話加入権と電電債券(半強制的)に購入しないと30年ぐらい前までは電話を引くことが出来ませんでした。今でこそ加入権不要の電話も出てきましたが・・・。最近では電話加入権廃止の動きも決定し、税法上では電話加入権は資産として認められているので大手法人なんかでは数億円単位で資産が消滅することになります。
まあ、その財源で光ファイバーが引かれ今の通信大国の基礎が出来たのですが・・・。そこの回線に民間業者が乗っかってきて、NTTも回線リテール業になった感じですね。
電話加入権で問題になってることがもう一つあります。電話加入権を担保に貸し付けを実施している「電話金融」です。これは質屋が結構行っていたのですが、今や多くの質屋が廃業や方針転換を余儀なくされています。ブランド物を扱う質屋が増えたのはそのためです。
昔なら電話を止めて、電話加入権と言う担保を市場で売れば良かったわけです。しかし、今の加入権のように担保価値がない物を市場で売るわけに行かないし・・・。ちなみに現在の市場電話加入権価格は1万円を切っています。
ですから不良債権化した電話金融も多いと聞きます。これらの不良債券は、債券回収業者の元へ売り飛ばされます。売り飛ばされた後は、債券回収業者と債務者に取り立てやらの間の悲劇が起きるわけです。そうなれば貸金業関係の法律なんて世界は通用しないから・・・。業者からは金利の他に捜索費用実費などの多額の不明瞭なお金が請求されたりします。
国が保障しているはずの資産が「ゼロ」になる。この加入権騒動ってそのうち国債や公債にも飛び火したりして・・・。
先日、某大手銀行の窓口嬢が「「大阪市債券・みおつくし債」を買う人って信じられないんですよね。販売したら国債より利回り良いから直ぐに売り切れるし・・。」私も「大阪市ってUSJに貸した400億円のうちまだ10億も返してもらってないのにそんな無能な経営者に金を貸す馬鹿っているんですか?」「木津信用金庫騒動を忘れたのかな」って二人で愚痴りあっていました。
現在、表向き日本は世界最大の借金国になってますが、実際はブッシュにかなり貸していて世界最大の債権国なんです。日本政府が保有している「アメリカ国債」を市場で売ってしまえば郵政民営化にもアメリカは口を出さないのでは・・・?ただ買い手は付かないでしょうが・・・。(苦笑)
皆、投資って踊らされているけど電話加入権のこともあるし、絶対に安全な投資先ってないと思ったほうがいいと感じました。
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