クラシック音楽

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私ミア、とうとう29回目の誕生日を迎えてしまいました。
ブログを開始した時は27歳で、タイトルも「ミア27歳、カナダ留学へカウントダウン」
とか何とかいうこっぱずかしいものだったけど、あれよあれよという間に29歳になっちゃった…。

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そんな29歳になった記念すべき日の夜は、親しい友人たちとクラシックコンサートへ。
もちろんおなじみVSO(バンクーバー・シンフォニー・オーケストラ)。
今回は友人のつてで、チケットを$10という破格の値段でゲット。

《プログラム》
■ヴェルディ〜シチリアの晩鐘
■シベリウス〜ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:コリー・セロヴセク)
■バルトーク〜管弦楽のための協奏曲
(指揮:カルロス・ミゲル・プリート)

ヴェルディの「シチリアの晩鐘」はちょっとテンポが速めで、私はもう少しゆったりした方が
好みだったけど、でもそれはそれでまぁ良かった。
この曲は短くて華やかで、コンサートのオープニングにはぴったりの感じ。


シベリウスの「バイオリン協奏曲」はあまりに有名なので言うまでもないけど
美しく官能的で依存症になりそうな曲で、生で聴くのがこわいくらいだったのだけど。

しょっぱなからやられてしまった。

天才と呼ばれるヴァイオリニスト、コリー・セロヴセクが最初のフレーズを奏でた途端、
私は息が詰まりそうなくらい胸がいっぱいになり、身動きひとつできなくなった。

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この曲自体がとってもエロティックで切ないと思うんだけど、バイオリンの音って
心への滲入のしかたが他の楽器と全然違う。
人間の声に一番近い楽器だからかな…。
押しては引き、引いては押し、私の心のエナジーを優しくつかんで自由に操る。

プログラムを見たら、セロヴセクのヴァイオリン、なんと1728年のストラディヴァリウス!
なるほど私を呼吸困難にさせたわけだ。。。ふぅ。

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手ごわかったのがバルトークの「管弦楽のための協奏曲」。
1ヶ月前からi-podに落として予習してたんだけど、予測不可能なメロディ構成が続き、
なかなか集中できず脳が音楽を受け付けてくれない。

でも昨日初めて生のオケで聴いてみると、これはすごい!面白い!
バルトークってカッコイイ!
もやもやとしてた霧がすーっと晴れていくように、
体が一気にバルトークの意思を受け付けた感がすごくした。

CDでは聴けない音が結構あったことにも驚いた(なぜか不明)。
その音が入るとさらに曲が色づいてきたし、そしてホールで聴くからこそ
感じられる音の広がりや調和、そういったものがすべて融合してどっと迫ってきて。

さらに、それぞれの楽器にソロっぽいパートがあるので、どの楽器が主旋律を
演奏してるのか、当てながら聴くのもこの曲の楽しみのひとつかも。


私の今年のコンサートはこれでおしまい。
冬休みは里帰り予定なので、のんびり日本を楽しみます。
去る11月1日、私にとって今シーズン2回目のVSO(バンクーバーシンフォニーオーケストラ)
コンサートへ行って来ました。

今回の演目はこの3本。

■レオノーレ序曲(ベートーヴェン)
■ピアノ協奏曲第3番(ベートーヴェン)
■交響曲第9番・新世界(ドヴォルザーク)

レオノーレ序曲は聴けば聴くほど味が出てくる面白い曲だと思います。
今回初めて生オケで聴き、興味深いことを発見しました。

このレオノーレ序曲では途中二度ほどトランペットのファンファーレが入るのですが、
一度目のファンファーレで、なんと曲の最中にトランペット奏者の一人が立ち上がり、
ステージから消えて袖に入り、ドアを閉めてからファンファーレを演奏したのです。

なので音量は小さく、遠くから風に乗って聞こえてくる風な演出。

そして二度目のファンファーレはやはり袖に入ったままだけど、ドアを開けて演奏したので
一度目よりはやや大きめ、近づいてきた感をうまく演出してました。

こんな風に音量の演出をすることもあるのですね。面白い!


協奏曲第3番のピアノソロはアンジェラ・チェン(香港生まれカナダ育ち)というピアニスト。
主にカナダ各地のオーケストラと共演しているようです。
特にこれといった強い印象はなかったけど、とても安定した演奏をするピアニストでした。

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今回の指揮者はヨアフ・タルミ。

素人評価で恐れ多いけど、前回のブラムウェル・トヴェイより丁寧できっちりしていて、
さらにダイナミックでしっかり感情がこもっていて素晴らしかったです。

特にドヴォルザークの交響曲第9番は心を揺さぶる演奏で、終わった瞬間思わず
スタンディングオベーションをしてしまうほど。
ほぼ満員の場内で、ほとんど全員がスタンディングオベーションしていました。

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こういう素晴らしい演奏に出会えるのって本当に素敵なことだなぁ、と感謝です。

私がいつもVSOを聴きに行くオーフィアム・シアターという劇場は、ダウンタウンの中心、
グランビルストリートにあります。
ただ、この周辺には退廃的な感じのするクラブやパンクロック風の洋服やグッズを売る
ショップなどが軒を連ね、なんとも80年代?的な香りが漂う通りなのですが、
一歩オーフィアム・シアターに入るとこの通り、クラシックで豪華な雰囲気に包まれ
優雅なひと時を楽しむことができます。

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今年もVSO(バンクーバー・シンフォニー・オーケストラ)のシーズンが始まりました。
毎年9月から始まって6月に終わるVSOのシーズン、重厚なクラシックからポップス、
子供向けのコンサートまで、なかなか充実した内容になっています。


さて今夜は私にとって今シーズン初めてのコンサート。プログラムは、

・チャイコフスキー バイオリン協奏曲
・ベルリオーズ 幻想交響曲
・ライアン The Linearity of Light

チャイコフスキーのバイオリン協奏曲は私の大好きな曲で、生オケで聴くのは初めて。
ソリストはヒラリー・ハーンという29歳のアメリカの若手バイオリニスト。

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ヒラリー・ハーンは、すらりとした長身に抜群のスタイルに、
ふわっと優しくはかない感じを漂わせた美しいバイオリニスト。
そして美しく繊細、かつ力強いチャイコフスキーでした。
アンコールはバッハを弾いてくれました。

ベルリオーズの幻想交響曲は、あまり知らない曲だったのでコンサートの2ヶ月前から
CDをipodに落として聴き込んで行きました。
幻想的で絵画的な中にワルツが入ったり、どどーんと重くなったり、バーッと盛り上がったり、
かなり聴き込まないとなかなか入り込めない曲だと思うんだけど、
今回は準備して行った甲斐あって楽しめました。
ちょっとテンポが遅めで全体的に重い気もしたけど、それはそれで面白かった。

指揮者はブラムウェル・トヴェイ、いつもながら表情が豊かでパワフル。
時折「パパパーン」とか声を出す部分もあり面白かったけど、
今夜の演奏はCD作成のため録音してたはずなのに、大丈夫だったのだろうか。


クラシックのコンサートで残念に思うのは、携帯やアラームを切り忘れる人が必ずいることと、
あと、楽章の合間に間違って拍手しちゃう人がいるんだよね…。
今日もやっぱりいた・・・。あれ、あぁぁ〜もう〜…ってなるよね。
拍手にはオケのメンバーも思わず苦笑。
携帯についてはコンサートの前に必ず注意があるけど、拍手に関しても、
知らない人のために一言注意してあげればいいのにといつも思うんだけど。


さてさて次は来月、ベートーヴェンを聴きに行ってまいります。
今から大変楽しみにしています。

「のだめカンタービレ」っていう、音大生を主人公にしたドラマが流行ったのはいつだったっけ。

私は連続ドラマって必ず見逃すし、F1以外の番組を録画する習慣がないので
(今はF1すら録画しなくなったけど)ドラマには全く、そしてもちろんこの
「のだめカンタービレ」にも興味を示さなかった。
1話1話にオチがあるドラマならまだいいけど(例えばSex and the cityとか)、
いい所で終わってハイ、お楽しみはまた来週、っていうのがどうしても好きになれない。
フラストレーションが溜まってしまう。

でも最近ネットでドラマやアニメを大量に観られるサイトがあるのを知り、
そこでなら肝心な所でブツッと終わったりうるさいCMに邪魔されることもないので、
気分転換にちょこちょこ過去・最新(例えば魔王とかGonzoとか)のドラマをつまみ食いしてた。

で、気になったのが冒頭で挙げた「のだめカンタービレ」。
クラシック音楽を分かりやすく描き、若手人気俳優を起用することによって、
お堅いって敬遠されがちなクラシックを一気にお茶の間に浸透させたドラマだってことは聞いてた。
主人公ののだめのバカっぽい口調が途中から食傷気味でうんざりしてきたけど、
なかなか本格的で久々にぐぐっと心に迫るドラマだった。
しかも、音楽をこよなく愛し、音楽や楽器と真正面から向き合い成長していく主人公達の姿は、
私のピアノへの思いをギューンと呼び覚まし、私の心をひどく切なくかき乱した。


カナダに来て1年半。

その間、友人宅のピアノを何度か弾かせてはもらったけど、私の弾きなれたお気に入りの曲が
入っている楽譜がなかったり、調律されてないピアノだったり、電子ピアノだったり、
そして何よりもこれは他人のピアノであって好きな時に好きなだけ弾くことはできない、
っていう現実がどうしても私の心を開放してはくれなかった。


思えば精神的にふつふつと溜まっている時や、感情をブワーッと吐き出したい時、
私は必ずピアノを弾いてた。時に5時間、6時間、ぶっ通しで引き続けることもあった。

ピアノを弾くということは、私の心を解き放つ、感情をぶちまける唯一の方法だったんだ、
ってことを久しぶりに思い出し、ピアノのない生活がホントに悲しくなった。

今の私にできるのは、大好きなクラシック音楽をただただ繰り返し、繰り返し、
狂ったように聴き続けること。

最近ずーーっと聴いているのが、“ラフマニノフのシンフォニー第2番”。
この美しい旋律は何度聴いても涙が出る。
こんな素晴らしい曲を、オーケストラのメンバーとして演奏できたら最高に幸せだろうなぁ…
なんて、のだめの影響だかなんだか知らないけど思ったりもして。

ラフマニノフは私が一番愛する作曲家。ドラマティックで壮大、かつ美しく繊細。
心の中にスーッと入り込み、優しく切なく揺り動かしてく。
演奏が終わっても、いつまでも私の中にとどまってくれる。
私を泣かすのは今のところラフマニノフだけ(だと思う)。

でもベートーヴェンのシンフォニーもコンチェルトもソナタも全部大好きだし、
シューマン、メンデルスゾーン、ワーグナーも大好き。ピアノはドビュッシー。
今年のバンクーバーシンフォニーオーケストラの11月公演演目にベートーヴェンの
シンフォニー第3番とピアノコンチェルト第3番が入っていたので、
自分1人でも行こうと決めてる今日この頃。
私の夢は、クラシックが大好きで一緒にコンサートに行ける彼をみつけることかな〜。


あぁぁ溜まってるなぁアタシ…。(笑)

ここバンクーバーには、バンクーバーシンフォニックオーケストラ(VSO)という
地元の交響楽団があります。

世界的に有名なモントリオール交響楽団などと比べ、どのくらいのレベルなのかは分かりませんが、
地元の人々に愛されているオーケストラであることは間違いないようです。

先日、このオーケストラのコンサートに行きました。

なんたって曲目にラフマニノフのシンフォニーNo.2が入ってるのです。
ラフマニノフをこよなく愛する私が見逃すわけにはいきません。

学校後、1人で行くつもりだったけど友達が一緒に行くことになり、
滅多にしないオシャレをして出かけました。
(オシャレというより、就活中の大学生みたいでしたが)


いやもうとにかく素晴らしかったです。


シンフォニーNo.2を生で聴くのは初めてでしたが、特に第2,3楽章の旋律の美しさに
胸がいっぱいになって思わず涙が出、結局最後まで泣いてました。


美しいものを見たり聴いたりすると涙が出るようになったのはいつからか…。

「繊細なんやねぇ?」、と友達。

「そうなのかな〜。そうなのかもねぇ。」、と私。

「うちは指揮者がおもろくって指揮者ばっか見とったで」

「・・・」


芸術に詳しいわけではないけど、自分が美しい、いいな、と感じる感覚は
大切にしていきたいと思っています。

今月末にもまた別のコンサートがあるので是非!行きたいと思ってます。

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