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スイセン(学名:Narcissus)は、ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)の属のひとつ。
ラッパスイセンやニホンズイセンなど色や形の異なる種や品種が多くあるが、この属に含まれるものを総称してスイセンと呼んでいる。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。
狭義には学名Narcissus tazettaや、その変種であるニホンズイセン(Narcissus tazetta var. chinensis)をスイセンということも多い。しかし、本記事では特に明記しない限り「スイセン」をスイセン属の総称の意味で用いる。
学名 Narcissus tazetta var. chinensis
(日本水仙)
Narcissus : スイセン属
tazetta : 小さいコーヒー茶碗
(イタリア語)
chinensis : 中国の
Narcissus(ナルキッサス、ナルシサス)はギリシャ神話の美少年の名前にちなむ。
ギリシア神話で、美少年ナルシッサスは、その美しさにさまざまな相手から言い寄られたものの、高慢にはねつけ恨みを買った。ついには、そんな彼への呪いを聞き入れた復讐の女神ネメシスにより、水鏡に映った自分自身に恋してしまった。
水面の中の像は、ナルキッソスの想いに決して応えることはなく、彼はそのまま憔悴して死ぬ。そして、その体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わった、というものである。
だからこそ、スイセンは水辺であたかも自分の姿を覗き込むかの様に咲くのである。
そこで、英名は narsissus です。また、自分の美貌に酔いしれる人をナルシストと呼ぶのもここから来ているわけです。
スイセンという名は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたもの。「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来する。水辺で咲く姿を仙人にたとえたのであろう。
原産地は主にスペイン、ポルトガルから地中海沿岸地域、アフリカ北部で、原種は30種類ほど知られている。また、園芸用に品種改良されたものが広く栽培されている。
日本においては、ニホンズイセンが平安末期に中国を経由して渡来したといわれている。分布は、本州以南の比較的暖かい海岸近くで野生化し、群生が見られる。越前海岸の群落が有名であり、福井県の県花ともなっている。
有毒植物で毒成分はリコリンなど。スイセンの致死量は10gである。
葉がニラととてもよく似ており、ニラと間違えて食べ中毒症状を起こすという事件が時々報告・報道される。ニラとの大きな違いは次の通りである。
葉からの臭いが無い(ニラは葉からニラ独特の強い臭いを放つ)。
鱗茎(球根)がある(ニラは髭(ひげ)根で鱗茎は無い)。
開花時期は、12/15頃〜翌4/20頃。
早咲きものは正月前にはすでに咲き出している(「日本水仙」「房咲水仙」などの早咲き系は12月から2月頃に開花)。3月中旬頃から咲き出すものは花がひとまわり大きいものが多い。(「ラッパ水仙」や「口紅水仙」などの遅咲き系は、3月から4月頃に開花)
1月2日の誕生花(房咲水仙)
2月9日の誕生花(ラッパ水仙)
3月4日の誕生花(口紅水仙)
3月16日の誕生花(糸水仙)
4月3日の誕生花(笛吹水仙)
4月16日の誕生花(八重咲水仙)
花言葉は「思い出、記念」(房咲水仙)
「持って生まれた素質」(ラッパ水仙)
「詩人の心」(口紅水仙)
「思い出」(糸水仙)
「優しい追憶 」(笛吹水仙)
「田園の幸福 」(八重咲水仙)
うぬぼれ・我欲・自己愛・神秘(全般)
気高さ・感じやすい心・もう一度愛してほしい(黄色)
自己愛(白)
あなたを待つ・自尊・報われぬ恋(ラッパスイセン
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はじめまして。スイセン大好きです。
デモキレイな花には毒があるって?
2010/1/3(日) 午後 0:10