エクゼクティブ願望は叶いましたか?海外投資調査記録

自身の経験や皆さんとの情報交換で作る投資情報が、業者に頼らず無駄な手数料も払わず自分のオフショア投資・移管の道しるべになるよう
こんなごく一部の日本人にしか刺さらないようなマイナーなブログを書いてますから、香港でそそのかされて契約したしまった積立投資の解約方法を教えてほしいというメールの相談をよく受けます。ただ、だからといってスタンダードライフ(SLA)のイメージが損なわれるのは彼らも不本意でしょう。

だって、本業はイギリスをはじめとしてグローバルに展開する生命保険会社であり、運用会社なのですから。ですから、このブログでは肩持つわけじゃありませんが、スタンダードライフの秀逸なファンド群についてこれからも調査していきたいと思います。

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そんなスタンダードライフの運用部門子会社、Standard Life Investments Limited の絶対利益追求型のヘッジファンド、Standard Life Investments Global Absolute Return Strategies (SLI GARS) fund。去年の秋頃からファンドサイズが劇的に縮小した、つまり解約ラッシュがあったこともあり、ブログでも定期的に追いかけるようにしていました。

Absolute Return Fundとは、どんな局面でも数学的な絶対値、つまりプラスのパフォーマンスを出すように、あらゆる投資対象に分散し、それは株式や債券といったこれまではトラディショナル(伝統的)なマーケットだけでなく、ノントラディショナルな分野にまで及びます(要するにオルタナティブ投資と同じこと)。かつ、レバレッジもショートも使うというヘッジファンドです。

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人気が出過ぎると猫も杓子もという感じで資金が集まりすぎて新規申込が一時停止。そして、元々、絶対利益追求型なのですから去年のように株式がグングン上がるような局面では、当然にそのパフォーマンスは劣後しているように見えて、勝手な失望感から解約が殺到。元々、絶対利益追求型なのですから、数多くのマーケットに分散投資している以上、シンプルな株式ファンドやETFよりも高い信託報酬が気になって、なお叩かれるという構図です。

確かに、日本では金融庁に相当するイギリスの規制当局である、Financial Conduct Authority (FCA) も投資スキームを複雑にすればするほど、コストを隠しやすくなるため、MiFID IIの動きからしても注意喚起の対象になってもしかたないわな、という気はします。

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ただ、再び肩を持つようでなんですが、じゃあ個人が、それぞれの個別銘柄やファンド、さらにはFXや先物取引まで使って、ここまで完璧に分散投資できるのか、と聞かれたらそれができるわけもなく、かわりにプロにやってもらうなら、それなりのコストはかかって当然でしょ、となるわけです。

とはいえ、最後はGARSのパフォーマンスにかかっています。それなりに上昇しているなら、それなりのコストには目をつむるというのが投資家の心情でもあります。

スタンダードライフのファンドはすべて直接投資ができませんので、各ラップ口座を経由して購入します。

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ブログ記事に関する詳細な質問、ファンドリスト、オフショアファンド移管相談、パスポートのコピー認証、英訳認証などについては実名の
メールでbyh00122@yahoo.co.jpまでお願いします(コメント、メッセージではお返事いたしまません)。
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7月の勉強会の企画もおいついてなくてすみません。できたら、土曜日の午前中に大阪、名古屋やりたいとは思っています。

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コモンウェルス銀行系列のオーストラリア大手運用会社、Colonial First State Global Asset ManagementグループのFirst State Investments

今日の記事にする、First State Asian Equity Plus Fundに加えて、First State Greater China Growth FundとFirst State China Growth Fundに関しては、7月5日からファンドの建付けとファンドマネージャーが変更になるという話があるようですが、信託報酬などのコスト面での変更はなく、私達、個人の海外投資家にとってインパクトはないようです。

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フレンズプロビデントなどのミラーファンドにラインナップされているものの、そのまま継続されるようです。

ま、定評と人気のあるファーストステートのファンド群がそうそうなくなることもないので、あまり気にすることなく投資を続けることにしましょう。

ファーストステートは香港の運用会社というイメージが勝手に強いのですが、ファンドの籍はしっかりアイルランドのオフショア。First State Asian Equity Plus Fundは、2003年7月に運用スタートした、MSCI AC Asia Pacific ex Japan Indexをインデックスに取る、スタンダードなロングオンリーレバレッジなし、アジパシ株ファンドです。

インド、中国内地、香港、台湾をはじめとして、日本やオーストラリアも温まれます。インドやチャイナといった、個別のエリアに投資するほどでもないけど、アジア・パシフィック地域になにも投資しないというのもなんだなぁ〜という投資家に向いてます。

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直接投資は香港などでは販売手数料5%でUSD1kからできるようですが、わざわざそんなことしているよりラップ口座を経由したほうが早いでしょう。

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実はガムが苦手なんです。が、クルマを運転してたら眠気に襲われることもあります。そんなときは硬めのグミが重宝します。

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何しろ発祥が南アフリカなわけですから、Sanlam Investmentsがアフリカのマーケットを十八番としていることは間違いありません。そして、去年前半まではアフリカのマーケット全体が長らくどん底にまで沈んでいたことも間違いありません。

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多くのアフリカ株式ファンドがナイジェリアから手を引いたのですが、いやいやじっくりとフロンティア国に投資を続けたのはこのファンドとアラングレイくらいではないでしょうか。そしてようやく、漸く、ようやく、数年間(正確には原油価格が大底を迎えて、ナイジェリアが大きなダメージを受けた時期)も我慢して投資を続けていたことが実になったファンドの筆頭格となったのです。

それにしても、昨年10月初から今年1月末にかけての約3割もの上昇はすごかった、圧巻でしたね。何しろそれまで1年間かけて2割戻していたところへの追い上げでしたから。2月以降の調整局面では、1月の上昇分を吐き出してちょうど年初来でトントンのところで落ち着いてきています。

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産油国のナイジェリアに投資している割合が多いですが、資源関連株はほとんどありません。ナイジェリアに関しては、このブログでも数年前から期待して追いかけている通り、あくまで人口が多いことを期待した、金融関連や消費関連が多くなっています。

ただ、アフリカの場合、消費関連というと、トップテン銘柄でもEastern Tobaccoがでてくるように、エシカル的にはまだ買いにいけない部分もあります(シャリア準拠的にはタバコは全く問題なく、イランなどでも子供がタバコを吸っても合法です(実際吸わせる親はいませんが))。

2010年3月スタートでファンドサイズはUSD80Mとブリ級です。株式を投資対象としている上場投資信託に中では小ぶりなほうです。もっとも、元々時価総額の小さい南アフリカを除くアフリカの株式市場に投資するなら、それ自体でマーケットを動かしてしまうような大型のファンドでは投資に向いていません。これくらいのサイズがお手頃だと思います。

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サンラムのオフショアファンドはアイルランド籍が多く、このSanlam African Frontier Markets FundもIrish Stock Exchangeに上場している投資信託です。

直接投資は難しいと思うので、USD7.5kから投資できるモーメンタム経由が一番いいでしょう。生保系各ラップ口座経由ももちろん可能です。


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喉が痛い。ほんとに雨に打たれてやられたか。

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やっぱりこのテーマを聞きたいをいうリクエストが多くて、月例のマーケットアップデートやテクニカル分析なんかが後回しになってしまうのが心苦しいところです。

しかし、リクエストが多いのだからたくさん開催するしかありません。日程が合わない方のための個別相談もなるべく用意しました。

一任勘定費用がアホらしい、そもそも投資した時のアドバイザーが消えた、直接英語の書類が送られるようになって、本当にほったらかしにしていて大丈夫なのか心配になった、とにかく解約、または代理店移管だ!という方からの相談がものすごく増えてまして、ご遠方の方は電話とメールでお話ししていますが、お近くの方にはご足労いただこうという企画です。


大阪 なんば

個別相談会

日時 6月22日金曜日 09時20分から10時20分まで
場所 なんばOCATマクドナルド
定員 1組
参加費 一組様1,000円+マクドのモーニングご負担ください


大阪 梅田

個別相談会

日時 6月23日土曜日 08時45分から09時45分まで
場所 阪急梅田駅近辺の喫茶店など
定員 1組つづ合計2組
参加費 一組様1,000円+モーニング代ご負担ください


東京 新橋

個別相談会

日時 6月26日火曜日 12時00分から13時00分まで
場所 地下鉄銀座線新橋駅ちかくの喫茶店
定員 1組
参加費 一組様1,000円+ランチ代ご負担ください


東京 渋谷

勉強会

国内投資と海外投資の違い オフショア積立投資の光と影 マイナンバーとの関連性
賢い投資家は香港に渡航なんてしない

日時 6月27日水曜日 18時45分から19時30分まで
場所 桜丘近辺の会議室
定員 10名様
参加費 一名様1,000円

そもそも、なんでオフショアで積立投資しなきゃいかんの? というところからはじめます。
すでにRL360 クォンタム、ITA、フレンズプロビデント、ハンサードアスパイアなどを始めてしまって、これをどうやって有効化、再活性化しようか思案している方に向いてます。もちろん、これから始めることを検討している方にもちょっと冷静になってもらう、という意味では向いてます。 




筆記用具、辞書はご自身でご用意ください。
お子様連れも歓迎(お子様無料)、バリアフリー会場になってますので、車椅子の方もOK
お名前の自己紹介程度はしていただきますが、参加者どおしの名刺交換は強要しません。

参加希望の方はbyh00122@yahoo.co.jpまで題名に「勉強会」または「個別相談会」といれ、実名、当日の連絡先を添えてメールしてください。

特にはじめて参加の方は、実名とお住まいの都道府県、当日の連絡先(携帯電話など)、簡単な自己紹介をご連絡いただいた時点で参加受付とさせていただきます。

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雨の日の戸外の肉体労働は体力奪われる〜。グロース型ファンドもいいけど、ちょといい雨具にも投資しようかしから。

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クレディ・スイス銀行グループの運用会社Credit Suisse Asset Management (Switzerland) Ltdからルクセンブルク籍のオフショアファンドです。クレディ・スイスはそれこそどんな国にても展開しているので、どこの運用会社から入っても同じ情報は取れるのですが、折角なので本家本元スイスのサイトから探してみました。スイスのサイトは英語だけでなく、ドイツ語、フランス語は当たり前、主要な欧州言語は全て揃ってますので、英語のファクトシートと同時にダウンロードすると勉強になりますよ。

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今日は、クレディ・スイスの中でもごく一般的なグロース型のワンストップ分散投資完結ファンド、Credit Suisse (Lux) Portfolio Fund Growth USDを取り上げます。RL360をはじめ、各ラップ口座会社のミラーファンドにもリストされていて、「迷ったらコレ」的な位置づけです。何しろ1993年11月運用開始という実績がありますから。

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ポートフォリオの構築にまだ慣れてないけど、まずは実行という正統派(まずは勉強といつまでも実行しない亜流の方には失礼)にとって、このファンドのように、グローバルスタンダードでグロース型、それでいてコモディティなどのオルタナティブも入っているというのは嬉しい存在でもあります。

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要は、これに入れておいてよかった、でもこの次のステップで自分の色を出すためにはどのようなポートフォリオ構築が必要か? ということが大事になってきます。

クレディ・スイスのオフショアファンドを直接投資することは絶対できませんから、各ラップ口座経由で発注することになります。

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27日の積立投資を何とか正常化しよう、渋谷の勉強会の席はまた空いてます。

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オーストラリアはメルボルンのIFA会社(日本で言うところの投資助言業者)である、Newport Private Wealth。その運用部門会社であるNewscape Capital Groupが運用するNEWPORT CORE FUNDは、A next-generation global multi-strategy multi-manager balanced fundというプロポジション(提案)を掲げています。

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マルチというのは単純に「複数の」という意味ですが、じゃあ具体的に何個なの? と聞きたくなりますよね。


このファンドでは、戦略的アセットアロケーション(Strategic Asset Allocation)、能動的アセットアロケーション(Dynamic Asset Allocation)、そして流動性重視のオルタナティブ(Liquid Alternatives)の3つに分けていると明記しています。

左上の円グラフがその三分法の理想形を表しています。

ただし、この三分法は、株式、債券、オルタナティブという意味の投資対象別の三分法ではありません。

投資スタンス別と言った方がよいかもしれません。では、具体的に3つの定義を読み解いてみることにします。

Strategic Asset Allocation (SAA)

The SAA portfolio aims to provide capital growth with a reduced level of volatility via strategic exposures to a wide range of asset classes. These include equities, fixed income, commodities, alternative strategies, property, money market instruments. The manager's focus is on determining the relative attractiveness of asset classes based on an assessment of the macroeconomic environment, valuations and investor sentiment.

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難しいことが書いてあるようですが、株式、債券、オルタナティブに分散投資して、ボラティリティ(リスク)を下げつつパフォーマンスを上げていくという、要するに、これだけでグロース型のワンストップファンドのことを指しています。確かにこのファンドのボラティリティは5%台で、比較対象として表した2つの指標よりも、同じレベルのリターンでありながら、低いボラティリティを実現しています。

Dynamic Asset Allocation (DAA)

The DAA portfolio aims to provide capital growth whilst maintaining a focus on minimising the potential for deep drawdown that is typically associated with traditional strategic asset allocation. The portfolio uses a systematic active asset allocation strategy covering global equities, property, commodities, fixed income & cash; with a bias towards USD assets. All allocation decisions are made using quantitative methods and are unconstrained. Allocation rules are driven by time-series momentum & trend indicators, expected return and expected volatility factors.

アクティブなファンドマネージャーが相場観を見て、ウエイトをダイナミックに変えていくタイプの投資戦略です。例えば、株式7割、債券3割と決めたら、そのウエイトを極端に変えることのないグロース型というより、相場の波に乗るマネージャーにグロースかバランスかコーシャスかもお任せする戦略です。

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Liquid Alternatives

The liquid alternatives portfolio aims to provide capital growth without the level of volatility and drawdowns typically associated with growth type assets (i.e. equities) and other traditional long-only multi-asset funds. The portfolio is diversified across multiple liquid hedge fund strategies, styles & managers all of whom aim to deliver positive absolute returns regardless of economic and financial market conditions. Underlying managers have track records in producing attractive risk/return numbers and have a low correlation to each other. All managers trade liquid instruments, have good liquidity terms, operate in UCITS compliant structures and are monitored on both quantitative and qualitative measures.

要するに流動性を確保しているヘッジファンドのことです。


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USD7,500.からラップ口座経由で投資でき、米ドル以外にも、ユーロ、英ポンド、豪ドルで通貨ヘッジされたクラスもあるようです。これは究極のワンストップ型ファンドとして自分のポートフォリオのコアに据えておけるオフショアファンドと言えます。


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BKTRUS33経由でMT103飛んでますから、口座の入出金明細確認願います。

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ミューチュアルファンドはひとつのどんぶり(会社)

投資信託を売買することと、生株を売買することに、さほど違いはありません。しかし、ファンドは会社は会社でもSPCという形態をとっていて、正確にはSPCの会社の資本金にあたる発行済み株式を売買しているわけではありません。そもそもSPCの資本金は1ポンドとか5ポンドとかゼロに等しい金額で、ファンドが出した利益はすべてファンドのNAVに反映させてしまうので、会社に利益は一切残らず、株式から配当金もでません。

ですから、投資家は購入申し込みをしても、SPCの株式を得るのではなく、ファンドの口数(ユニットとかシェアという)を集めることになります。

では、ある投資家が巨額の資金で一つのファンドを買い占め(といっても無限に口数は増えるので、既存投資家の口数を譲ってしまうことはできませんから、事実上買い占めは不可能です)に動いたとしましょう。しかし、いくらファンドを買っても株主にはなれないのでSPCの経営権を得ることはできません。

しかし、ファンドには年次の通常総会と、なにか起こったときのための特別総会というものを開催されるので、そこで、保有口数に合わせて物申すことができます。ファンドの籍がある法域によっても異なりますが、一般的には4分の3の口数があれば、監査会社や信託会社を変更したりできるだけでなく、極端な例では、ファンドを解散して皆に資金を返してしまうという特別決議もとることができます。

このしくみは日本の株式会社の株主総会というよりも、マンションの管理組合に似ているとイメージすればわかりやすいと思います。

ところでファンドにはインサイダー取引とかいうものはありません、そもそもその会社の株式を売買しているわけではないからです。ですので、専門店的な、あるいはカリスマ的な運用会社だけでなく、超大手のファンドマネージャーでも自身の運用しているファンドを自身の個人的な資金で買っているケースは多く見受けられます。




ミューチュアルファンドには様々な種類がある

海外の投資信託も日本のそれと仕組みと大差はありません。、ファンドマネージャーの指示で投資する対象物の有価証券の種類によっていくつかの種類にカテゴライズすることができます。

インカムファンド

何と言っても一番メジャーなものは、インカムファンドでしょう。ざっくり言えば、ある一定の収入を得ることを目的としたファンドのことです。例えば、債券に投資するファンドは、主に固定金利を得ることができるものにフォーカスし、国債、社債、その他の債券へ収益率を気にしながらポートフォリオを構築していきます。

インデックスファンド

次によく聞くのはインデックスファンドでしょう。このファンドの投資戦略は、高値の時も安値の時も、とにかく一貫してマーケットの動きについていくというものです。インデックスファンドのファンドマネージャは、ベンチマークとなる、例えばS&P 500やダウジョーンズ工業株平均のようなインデックス(指標)の動きに、なるべく単純に沿っただけというパフォーマンスを求められます。しかし、単に沿っていくというのは意外と難しいことでテクニックが必要です。なぜなら、このように限られた条件の中で投資家へのリターンをより多く得るためには、なによりも運用コストを抑えることが求められるからです。これらのファンドは、たいてい、運用コストを抑えたいという意向の投資家向けに設計されています。

例えば、ある投資家がアメリカの株式市場へ分散投資しようとした場合、投資家はアメリカの株式市場の相当数をカバーしている、S&P500をベンチマークにしているミューチュアルファンドに投資すれば、たいてい事足ります。インデックスはより一般的な投資家に向けて提供するように設計されたベンチマークもあれば、よりマニアックな投資家に向けてだされるインデックスをベンチマークにしているファンドもあります。また、2つのインデックスを五分五分など一定の割合でミックスして再計算したものを適用しているものもあります。


グロースファンド

グロースファンドとは、 バランスファンドと考え方は同じですが、より期待リターンを得るためにリスクを取った投資方針のものを言います。例えば30年という超長期で投資した場合、経済原則に従うと、債券よりも株式の方が利回りはよくなります。そこで、債券に対してより株式を多めにウエイトしたものをグロース型と呼び、一般的なバランスファンドが株式:債券=7:3(日本では5:5)であるのに対して、8:2や9:1(日本では7:3で立派なグロース型)といった割合で投資しています。アドベンチャラスファンドとも呼びます。

一方でバランスファンドよりもより保守的に債券を多めにウエイトしているものをコーシャスファンドと呼びます。 


バランスファンド

バランスファンドは、 1つのカゴに玉子は盛らないという投資減速を貫くためにあるようなファンです。一般的にバランスファンドといえば、株式や債券の両方に投資するファンドのことを意味します。このタイプのファンドに日本語の名前をつけるとしたら、さしずめ「資産分配ファンド」ででしょう。投資家からみると、比較的一般的なアセットクラスの中から、気に入った資金の配分割合を選ぶことができます。投資家の究極的な目標は、なるべく低いリスクに抑えつつ、高い期待リターンを狙うことです。バランスファンドではポートフォリオ理論に基づくリスク低減を狙うこともできます。 

その他のファンド

ミューチュアルファンドには他のも様々なタイプのものがあります。長引くゼロ金利政策で日本では死語になってしまいましたが、マネー・マーケット・ファンド(MMF)も昔はメジャーな存在でした。他には業界を絞り込んだ、セクターファンド、オルタナティブ、スマートベータファンド、ターゲットデートファンド、さらにはファンド・オブ・ファンズなど説明しはじめたらきりがありません。

つづく

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名古屋と東京の気温差がすごかった。

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1988年にスイスのチューリッヒで創業した、アクティブファンド専門店運用会社のVontobel Asset Management。グループ持株会社のVontobel Holding AGSIX Swiss Exchangeに上場もしている大手です。

Vontobel Fund の Dynamic Commodityは、主に銀行の定期預金や短期金融市場にあるMMFなどに投資して利息を稼いでいます。でも、もちろん、これだけではありません。これを種銭にして、スワップ取引など複雑なデリバティブ取引を掛け合わせて、ベンチマークであるBloomberg Commodity Index TRに対してオーバーパフォームするようば投資戦略が立てられています。

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こういったスワップ取引を行えば、いちいち現物を購入しなくても、パッシブファンドやコモディティ連動ETFと同じような経済効果を得ることができることはご存知の通りでしょう。

その分、取引コストは投資対象の維持コストを安く抑えることができます。このファンドの信託報酬(Management Fee)は年率1.5%ですし、成功報酬(Performance Fee)も10%と比較的低くおさえられています。

どれくらいのレバレッジがかかっているかファクトシートには明記がなかったのですが、そもそもボラティリティが年率換算11.25%しかない、非常に大人しいファンドですから、レバレッジが何倍かしら? と心配になる必要もないと思います。








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スイスの会社のファンドですが、籍はやはりルクセンブルクです。ラップ口座経由以外はまず無理でしょう。

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あじさいは日本が原産なんですって。

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Candriam Investors Groupは、ベルギーのブリュッセルに本社を置き、業歴は20年以上、EUR113Bもの預かり資産を持つ、New York Life Insurance Company傘下の大手の運用会社です。

この会社が運用するCandriam World Alternativeというシリーズの中に、Candriam World Alternative Alphamaxというヘッジファンドがあります。
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このファンドを調査してブログの記事にするのは確か初めてなので、概略をお伝えしておきましょう。2001年9月からの運用スタートでファンドサイズはEUR200M、運用方針はlow volatility and low correlation、つまり絶対利益追求型と言っても間違いはないファンド・オブ・ヘッジファンドです。

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このファンドはダブルベンチマークを取っているのですが、一つは、ごく一般的な株式の指標である、MSCI Worldで、もう一つはこれまたごく一般的な債券の指標である、Citigroup World Government Bonds Indexです。こういうとき、意外と投資家は困るんですよね。株式のインデックスと債券のインデックスがあります。でもファンドはマルチアセットなヘッジファンドですから、どちらの動きにも相関性は低くなります。ということがわかっているからです。

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むしろ、運用方針と違っていたとしても、これらを50%, 50%のウエイトでの平均値みたいなものをベンチマークにしてくれた方が、比較検討しやすいと思うのは私だけでしょうか。

ベルギーの会社が運用していますが、ファンド籍はルクセンブルクです。ラップ口座経由でのみ最低投資金額EUR1,000で仕込みできます。


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Legal & General Investment Managementという運用会社があります。この会社は、エシカル(企業倫理)について特にうるさくなっているイギリスのファンド会社の中でもかなり急先鋒で、地元では度々BBCなどのメディアにも取り上げられています。

本質的な男女平等社会とは何か? と考え始めるとキリはありませんし、企業社会が確立している先進国と、UN Womenが頑張って推進しているアフリカなどの女性の地位向上問題と一緒にすることはできません。

が、とにかく、エシカル関係なんだから、ファンドにしてみようとということででてきたのが、Future World Gender in Leadership Fundです。とりあえず、Solactive L&G Gender in Leadership UK Indexという自前のインデックスをベンチマークに取った、地元のイギリス株ファンドという建付けになっていますが、いきなり、このLegal & General Group plc自体でGBP50Mの資金を投入してしまう入れ込みようです。

男女平等な会社の条件(Gender Diversity Measures)として、

  • Women on the board of directors
  • Women executives
  • Women in management
  • Women in the workforce

の4条件を掲げており、これらに加えて、男女間の給与格差も検討材料とするとのことです。

正直、え、そんな見た目だけの単純なモノサシで大丈夫かいな? と思うかもしれません。しかし、そもそもファンドなのですから男女平等な会社かどうか主観的な判定はできません。なにしろ、ここからとっかかってみないと何も始まらないというのが発想の原点です。

最初は、単純なモノサシであっても、これからどんどん発展していくのがエシカルファンドの面白いとことでもあります。

実際のファンド運用開始は8月中旬、イギリス籍オンショアファンドでイギリスポンド建てのみでの運用予定です。

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先月末から、MSCI Emerging Markets Indexに内地のA-Share 233銘柄、時価総額にしてUSD1.6Tが組み入れ銘柄となりましたが、こういうニュースって組み入れされる時には注目されますが、その後すぐに何事も無かったのように馴染んでしまいます。本当に大事なのは、その後の情報のフォローですよね。

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