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三輪山裏

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べてるの家

1月10日は、午前中は奈良県立図書館に「べつるの家」の向谷地生良先生のご講演がありましたので行ってきました。昨年10月に「べてるの家」に行きました時にお世話になった方達も来られていまして、書籍やこんぶを販売されていました。
べてるの家は、1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。社会福祉法人浦河べてるの家、有限会社福祉ショップべてるなどの活動があり、総体として「べてる」と呼ばれています。そこで暮らす当事者達にとっては、生活共同体、働く場としての共同体、ケアの共同体という3つの性格を有しており、100名以上の当事者が地域で暮らしています。
私は「べてるの家」に行って感激しました。現代は、弱者切り捨ての格差社会となっていますが、まさに、その正反対の活動をされているのが「べてるの家」です。私も、どん底に落ちて自分を見失ったことがありますが、最近はそのことがあって今があると思えるようになりました。「弱さ」が「強さ」と結びつかなくてもいいのです。「弱さ」には他には替えようもない大切な意味があるのです。誰もが弱くて当たり前と腹落ちし、他人の弱さを自分の弱さとして受けとめられる仲間がいる、その仲間が皆で「弱さ」を語り合い学び合い、意見を出し合って生きる道筋を見出していく場所って素晴らしいとは思いませんか。
向谷地先生は、悩み苦しんでいる時に、そっと肩に手を置いて真剣に話を聞いてくれる方です。私も、そうありたいと、しみじみと思いました。

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