|
入院して減量をする場合は、食事から何から専門化が用意してくれるので、患者さんはまかせっきりです。何らかの症状があっても看護婦さんに訴えれば対処してくれます。
しかし、NOR式減量法では食事も自分で考えてとらなければなりませんし、日常生活の中でわからないことも出てきます。とくに治療開始直後、動悸、立ちくらみ、吐き気、脱力感などがおこることがあります。これは治療の効果が強い場合に出現するのですが、患者さんにとっては不安です。また、食事の内容(タンパク質一日60グラム以上、食物繊維・ビタミン・ミネラルを多くとる)について判断に困ることもあるでしょう。
そうした場合、遠慮なく電話してもらっています。そのため私は患者さんとの連絡専用の携帯電話を、いつも持っています。
また、やけ食いなどの代理摂取が肥満の原因だった人は、間食を中止することによってTストレスが発散しにくくなり、中には情緒不安定になる人もいます。ストレスがたまったり、不満がつのったりすると、梅干のようなすっぱいものが欲しくなるという人もいます。
そのような症状が現れたならばすぐ相談してもらい、必要に応じて精神の安定を図る漢方薬を併用します。
|