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期末テストもやっと終わった事ですし、今日は少し息抜きに、こんな微笑ましい記事を紹介したいと思います。 http://www.afpbb.com/article/politics/2669782/4978351 スウェーデン閣僚、EU理事会に赤ちゃん連れて「出勤」 【12月1日 AFP】ベルギーのブリュッセル(Brussels)で11月30日に開かれた欧州連合(EU)の司法・内務相理事会(Justice and Home Affairs Council)で、スウェーデンのトビアス・ビルストローム(Tobias Billstroem)移民難民政策担当相(35)が生後8か月の娘を連れて「出勤」し、なごやかな雰囲気を生み出したことが話題になっている。 ビルストローム氏の娘トーン(Tone)ちゃんは、難民の権利擁護や人身売買撲滅の取り組みを話し合うEU会合の議場に、父親の腕に抱かれてそっと連れ込まれた。 トーンちゃんは、公用車から降りた時点ですでに人気者になっていた。父親のビルストローム氏を待っていた記者たちもトーンちゃんにすっかり目を奪われた様子で、ビルストローム氏は「君たちはわたしを取材しに来たんでしょ」と訴えた。 スウェーデンの報道官によれば、「ビルストローム氏は家族と一緒にすごす時間をもう少し増やしたい」のだという。ブリュッセルへの出張には妻と娘が同行しているが、「(妻と娘の)渡航費用は自腹で支払っている」とのこと。 スウェーデンは現在、持ち回りでEUの議長国を務めており、ビルストローム氏は理事会の議長を務めた。(c)AFP =============================================== 社会福祉や男女平等が社会に根付く、クリーンな先進国としてのイメージが強いスウェーデンですが、 まだ35歳と言うこのビルストローム議員の若さには驚きました(といっても自分の倍以上の齢ですが)。確かこの国は、首相もかなり若かったと思いますが、年齢を政治家としての能力のうちに数えない、北欧らしいリベラルな発想から、こういった政治家が起用されているのだと思います。 そして、会議場に子供を連れてくるという今回の彼の行動もまた、この国のお国柄を反映したものなのでしょう。ひょっとすると、政治的パフォーマンスの側面もあるのかもしれませんが、真面目な国際会議の議場に、生後間もない娘を連れてくる彼の自由な考え方と、それを実行することが欧州市民によって沈黙の内に許されているということ自体が、ある種、欧州の心のゆとりの様なものを感じます。 例えば、これが日本であったニュースならそうはいかないでしょう。やはり、公私混同著しいと、多数のメディアから批判を受けるでしょうし、とりわけ現政権下では何かと付けて保守勢力の反発も強く、国民的な問題としてやり玉に挙げられそうなものです。(何せこんな事でも記事になるのですから。↓) http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091030/plc0910302316016-n1.htm また、日本国という国は、戦後を通してその国民の勤勉さゆえに豊かになり、先進国として不動の地位を築いてきた国ですが、その一方で、「心のゆとり」というものを、間違った方向性で解釈してきたのではないかと思います。 本来心のゆとりとは、いわゆる、形だけの「ゆとり教育」の類の物ではなく、また、悪趣味なメディアの報道が看過されるという様な「何とかの自由」の重視だけでもなく、こうした微笑ましい出来事を、ただ微笑ましいだけのお話として受け入れられる様な、本当の意味での優しさのある人間的な感性の事であり、そうした気持ちを政治的な話題においても共有できないうちは、外見こそ立派に先進国民になれた日本人も、人間的な器の大きさとして、まだまだ至らない部分があるような気がしてきませんか。
小川菜摘
シルク
浅香あき恵