ココア共和国

ここはどこだ。ここはココア共和国。きょうはここらでココアにしよう。秋亜綺羅のブログです。

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 新年おめでとうございます。 ははは。
 ココア共和国のお正月は、おそいのだ。
 
 ことし初めて、やっと自分のブログにやって来た、 秋亜綺羅です。
 ずっと酔っぱらってたんじゃないです。 よ。
 
 さて。 「季刊ココア共和国」 vol.7 に詩を書いてくれた、高校2年生の恋藤葵が、宮城県詩人会主催の第2回YS賞を受けました。
 
 では、受賞後第1作! というわけじゃないけれど、「季刊ココア共和国」 の次号のためにもらっていた数篇の作品のうちから、ひとつだけ、本人に内緒で公開しちゃいましょう。 (またかよ)。
 
 
 
 
 
  「夢枕に立った蘭子」                    恋藤  葵
 
 
  手足を切られ
  冷たく暗い海に
  放り投げられた
  私の気持ちが
  分かりますか?
 
  塩辛い海水が
  口に入り込み喉を
  指す痛みが。
 
  もがく事もできず
  あるかどうか
  分からない海底に
  落ちていって。
 
  途中魚に啄まれ
  いつかの桜のように
  肉片が舞い散った。
 
  私はあなたを
  絶対に許さない。
 
  夢枕に立って
  そう言った蘭子に
  私はバーカと
  言った。
 
  その後
  冷たくなった私を
  見つけて
  悲鳴を
  あげたのは…
 
  誰だ?
  お前。
 
 
 
 
 うん。 恋藤葵のことばの世界は、石井萌葉や藤川みちるのそれとも、また違う楽しみ方ができます。 ことばを使って、新しい体験を試みる。 未体験の世界を、まるで思い出しているかのように、物語っていきます。
 
 それでは、「季刊ココア共和国」 Vol.8 の、わたしの小詩集からひとつ。
 
 
 
 
 
  「詩人の詩はつまらない」                    秋亜綺羅
 
 
  「詩人の詩はつまらない」
  と、「ココア共和国」 の若い読者の多くは思っています。
  「ココア共和国」 の若い読者の多くは、
  ブログやケータイで詩を書いています。
  そのいく人かが、わたしの事務所に集まることもあります。
  朗読会をしようよというと、ⅰPod から音楽を流し、
  ケータイにしまってある詩を読み始めます。
  ブログというのは、もともと日記ですので、
  彼らは日記を書くのに 「詩のかたち」 を利用しているのにすぎません。
  宵越しの詩はつくらない。
  詩人の詩のように、ことばをことばで考えるのは敬遠しがちです。
  だけど、彼らにとってことばは道具にすぎないのだけれど、
  落として割れると、凶器になることを感じはじめます。
  石ころで頭を殴られたとしても、
  石ころが脳みそにまで入ってくることはない。 だけど、
  ことばは直接、脳に入りこんできて長くとどまるのです。
  そしていつか、じつはことばは道具ではなく、事件そのものなのだ。
  ということに気づいてしまうのです。
  そこで若い詩人がひとり、誕生することになるわけです。
  後輩たちに、「詩人の詩はつまらない」 と思われないように
  がんばるしかなくなる、というわけです。
 
 
 
 
 
 
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閉じる コメント(14)

明けましておめでとうございます。

言葉、、、、、、、、
時には 希望を 与え
時には 絶望さえ 与え
脳裏に 住み着いてしまう 魔物
その言葉の 重みに 耐えかねる時もあるけど
でも 誰でもが皆 心地好い言葉を 待ってるのだ
私は どれだけの 暖かい言葉を 発する事が できるのだろうか

今年も よろしく お願いしますヽ(^o^)丿

2012/1/20(金) 午前 7:56 zcatはなこ

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明けましておめでとうございます。

新しい力と熟練たる巧みの世界
どの世界においてもこの新陳代謝が
後の世界を育んでいくんでしょうね。
本年も楽しみにしております。

2012/1/20(金) 午前 11:46 [ お祭りTOSHI ]

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おめでとうございます
訪問ありっ画とうございました^^

言葉で綴る世界の奥深さや広がりに
圧倒されるばかりです
独特の世界観を表現するのは
やはり難しく自分は思います

素敵な詩ですね*

2012/1/20(金) 午後 6:26 白夜

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ココア共和国さん
新年、そして恋藤葵さんの第2回YS賞受賞、おめでとうございます!
知らず知らず、「宮城県詩人会」のフアンになっていたわたしです。
でも、今回の他の受賞作品を読ませて頂きながら思いました。
自分を信じることだと。何を、と聞かれても分からないし、
詩のことなんて、何にも分からないくせに、生意気ですね。
でも、感じることは、自由ですもの、ね。(笑)

これからも、楽しみにしています。

2012/1/21(土) 午後 1:14 [ M。bunko ]

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zcat1118さん。
ことしもよろしくお願いします。
日常生活では言っちゃいけないことばがあったりします。
だけど詩の世界では、100万人のひとが死のうと、
地球が砕け散ったとしても、いいと思うんです。
考えられる全部をことばにしようよ。
どこかの国の学者のように、「想定外」 なんていわないように、
詩人は世界でいちばん悲しいこと、汚いこと、悪いこと、恥ずかしいことを考え出す職業かもしれないな。
なんて、わたしは思ったりします。

2012/1/21(土) 午後 10:01 [ ココア共和国 ]

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お祭りTOSHIさん。
ことしも刺激が欲しくなったら、
お祭りTOSHIさんの写真を見に
ブログに伺おうと思います。

わたしは宮城県詩人会のブログに、YS賞の選評を載せていて、
「詩を書くいちばんのコツは、あるときは裸になって、あるときは派手なコスプレをして、みんなの前に現われる勇気なのかもしれません」、と書いています。
実際、国語の授業時間には書けないような、親や先生に見つからないようにこっそり書いたと思われるものには、既成の詩人顔負けのことばが、いっぱい詰まっているんです。

2012/1/21(土) 午後 10:25 [ ココア共和国 ]

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白夜さん。
白夜さんの小説、いいですね。
『ps.』 では、
「がっちりした腕に抱かれながら、そんなことを考えていた。 普通の女の子はこういうときにときめきを感じるのだろうか? ただ、上手い具合にカイロ代わりになっているのでもう暫くこのままでいようと思う」 とか、
「デートに出かけても、すれ違う男の人から目が離せない。 恋愛の経緯が楽しいのであって」 とか。…
わたしはちょっと好きです。
ごめんなさい。 白夜さんのブログにコメすればいいことなのだけど、
コメントできない設定みたいだったので。

2012/1/21(土) 午後 11:11 [ ココア共和国 ]

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M。bunkoさん。
昨晩は漫画家のいがらしみきおさんと、
映像作家のクマガイコウキさんが、
事務所に遊びに来てくれました。
編集の柏木美奈子もいっしょに、
新しい企画を肴にして、
夜なかまでビールを飲みました。

M。bunkoさんもそうだけど、
ものをつくるひとたちの脳は、
いつも新しい目論みであふれています。

2012/1/21(土) 午後 11:27 [ ココア共和国 ]

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言葉は、「落として割れると、凶器になる」んですね。
言葉は、「直接、脳に入りこんできて長くとどまる」んですね。

まだまだ、私の母国語、日本語は、
可能性を秘めているような気がして、
どんどん使ってやろうと、思っています。

2012/1/22(日) 午前 6:40 [ 雑賀 葉 ]

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SAIKAさん。
わたしの言語論は、寺山修司の 「暴力としての言語」 から出発しています。 ことばで人を殺すのは簡単だが、ことばは殺人のための道具ではなく、事件である。 というものです。 「物」 ではなく、「事」 である。 というわけです。
ことしもよろしくお願いします。

2012/1/22(日) 午後 5:54 [ ココア共和国 ]

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今年もよろしくお願いします。
言葉は道具ではなく事件である、というのは、
私の日常の中にも埋もれているような気配があります。
何か起きるきっかけ、という解釈でとらえてしまってるのですが、
思い違いでしたら、ごめんなさい><

それから、ご訪問ありがとうございます!

2012/1/22(日) 午後 11:28 [ tokumei ]

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まことです。
今年もよろしくおねがいします。

「ことばは直接、脳に入りこんできて・・・」というのは本当ですね

秋亜綺羅くんの「百年生きたらわかるだろう」の

ことばではなく、ことばではなく
しぐれる夢に、夢をつないで

というフレーズは、私のあたまから離れません。


おいしい詩を食べたいので
書いたらまた送ってください

2012/1/24(火) 午後 8:20 [ McBerry ]

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一か八かさん。
ことばを 「伝達の道具」 として、
国語の教育はなされているようです。
だからみんなで正しい日本語を使おう。 などと、
お互いが誤解しあわないために、訓練させられたりします。
だけど 「伝達」 なんて、ことばの2次的な用途だと思います。
日本人は日本語で、アメリカ人は英語で、
「考えて」 いるでしょう?
「考える」 を 「演奏」 に置き換えてみると、
頭脳のなかでなにか感じたり、思ったりしようとすると、
「ことば」 という楽譜を想像して、
それを 「演奏」 することになるわけです。
そして、 その 「演奏」 は、新たなことばとして蘇ります。
だからことばは、「楽器」 ではなく、「演奏」 だと思うのです。
もの(道具)ではなく、こと(行為)です。
物件ではなく、事件です。
というのが、わたしの考えです。
だからわたしは、詩を書くのです

2012/1/24(火) 午後 9:52 [ ココア共和国 ]

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McBerryさん。
ことしは倒れるまで飲み明かす会を、やりましょね。

わたしが60過ぎたいまでも、詩を書いているのは、
世界でいちばん 「おいしい詩」 を、
ワンフレーズでもいいから、いつか生みたいと思うからです。
「生む」(孕む) のには、自分が愛するものと、自分の想像力が
「セックス」 しなければなりません。
問題は、性欲がいつまで続くか。 というところです。

2012/1/25(水) 午前 11:52 [ ココア共和国 ]


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