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季刊ココア共和国 vol.18
秋亜綺羅(著), 小林稔(著), 木下龍也(著), 岡本啓(著), 高橋英司(著), 草間小鳥子(著), 為平澪(著), 吉田稀(著), 新井弘泰(著), 柏木美奈子(編集,イラスト) 2015年12月1日発行 価格:¥540
◆商品の説明 ♪内容紹介 詩人・秋亜綺羅による個人季刊誌第18号。 *
今号は、8名のゲストをお招きしました。
もっとも好きな詩人はだれかと聞かれると、わたしは小林稔と答えます。 わたしみたいな軟弱なロジックの詩人が、究極の現代詩人である小林稔を好きだなんて、ちょっと不思議でしょ? 現代詩が難解といわれるのは、日常のことばのように伝達の道具ではないからでしょ。意味を壊しただけの、かん違いの現代詩も多いのだけれど。小林稔のことばは意味でも無意味でもなく、事件として脳に入り込んできて、長くとどまります。それは危険なことなのかもしれませんが、わたしの脳にはやっぱり快感なのです。
小林稔とは面識もなく、おそるおそる原稿をお願いしたのだけど、快諾してくれました。よかった。
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短歌の世界でいまや人気沸騰の木下龍也には、いそがしいのを百も承知で、登場してもらいました。ことばの鋭いひらめきと、その切れ味をじっくりと楽しんでもらえると思います。
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岡本啓はことしもっとも注目された詩人です。たしか6月に、初めて会いました。速度と密度はあいかわらず。繊細なことばづかいで、スケールも大きく、行が進むにつれてどんどん開かれていくような展開がすごいです、ね。
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高橋英司はわたしと同世代。学生時代から東北を代表する詩人として、ずっととても気になっていました。昨年、初めて会うことができました。ウィットあふれるレトリックは健在です。
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草間小鳥子は新鋭の詩人だけど、ことばを軽く、タンポポの種子を飛ばすようにあやつる技は天性だろうか。詩を書く楽しさが伝染しそうです。
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為平澪の詩も、楽しさが伝わってきますよね。7月に東京・両国で開かれた「東京ポエケット」が、為平澪との出会いでした。ストーリーを最初に作るタイプなのかな。いささか理屈っぽいところも、またおもしろい。
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吉田稀には小詩集を組んでもらいました。ユニークな発想からくり出されることばと本気で向き合い、次第に完成していく詩を楽しめます。
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新井弘泰とは学生時代からの友だちです。70年代の、現代詩朗読の仕掛人でした。海外での朗読会も含めて、エッセイを書いてもらいました。なつかしい写真もありますぜ。みんな、若かったね。
◆著者について
『砂の襞』 (思潮社・2008) 、『遠い岬』(以心社・2011) など。
評論集に 『来るべき詩学のために』 (以心社・2014・2015)。
詩誌 「ヒーメロス」 主宰。
♪木下龍也=歌人。 1988年生。 山口県在住。
歌集に 『つむじ風、ここにあります.』 (書肆侃侃房・2013)。
全国短歌大会大会賞。
♪岡本啓=詩人。 1983年生。 京都府在住。
詩集に 『グラフィティ』 (思潮社・2014)。
現代詩手帖賞、中原中也賞、H氏賞。
♪高橋英司=詩人。 1951年生。 山形県在住。
詩集に 『青空』 (詩学社・1985)、
『ネクタイ男とマネキン女』 (ミッドナイト・プレス・2012) など。
詩誌 「山形詩人」 編集。
♪草間小鳥子=詩人。 1987年生。 神奈川県在住。
詩集に 『てのひらに冒険』 (クロネコ商會・2014)。
Poe-Zine 「CMYK」 に参加。
♪為平澪=詩人。 1975年生。 兵庫県在住。
詩集に 『割れたトマト』 (土曜美術社出版販売・2012)、
『バッド・トリップ』 (私家版)。
詩と思想新人賞。
♪吉田稀=詩人。 1968年生。 兵庫県在住。
詩集に 『遠いお墓』 (澪標・2014)。
大阪文学学校詩のクラス卒業。
♪新井弘泰=詩人、評論家。 1955年生。 東京都在住。
桜美林大学講師。
♪秋亜綺羅=詩人。 1951年生。 仙台市在住。
詩集に 『海!ひっくり返れ!おきあがりこぼし!』 (戦前派出版・1971)、
『透明海岸から鳥の島まで』 (思潮社・2012)、
『ひよこの空想力飛行ゲーム』 (思潮社・2014)。
丸山豊記念現代詩賞。 ≪目次≫
■詩 小林稔 「記憶から滑り落ちた四つの断片」
岡本啓 「ポリフォニー」
高橋英司 「恋愛コスパ」
草間小鳥子 「レイニー」
為平澪 「機械──悲しい重力」 ほか1篇
秋亜綺羅 「死は生のなかにしか存在しないのだから」
■短歌
木下龍也 「きのうの事件・事故・自己」
■小詩集
吉田稀 「猫の返事」
■エッセイ
新井弘泰 「「詩」を探して」
装丁=柏木美奈子
●●● 詩の絵本 「ひらめきと、ときめきと。」 ●●●
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