バセンジ里多ちゃんの糖尿闘病記

11歳、カリフォルニアから引っ越したばかりの女の子の糖尿病日記

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里多ちゃんの目が見えなくなり始めた時、お母さんは
 
おかあさん、
もう一度見えるようになったら海が見たいです
そしてウサギを追いかけたいです
 
という詩を書いて、毎晩わんわん泣いていました。里多ちゃんは泣いていないのに、お母さんは泣いていました。でもこの詩はどちらかというと里多ちゃんというより、お母さんが作った詩なのです。お母さんがアメリカがなつかしくて書いたのです。


そして「里多ちゃんが死んじゃったら、美味しいものを食べさせてあげられなくてゴメンネと思うんだぁ」とやっぱりわんわん泣くのです。

里多ちゃんがチンでもいないのに、失礼な話です。


お母さんは今はすっかり元気になりましたが、なんで元気になったかというと里多ちゃんが全然負けていないからなのでした。


里多ちゃんも、目が見えなくなり始めたころ、良く悪夢を見ました。


それはパック(お父さんのチーム)から追われて一人になって、目が見えなくて、後ろから敵に襲われるというものでした。敵の姿は見えませんが、後ろから首筋をがぶっとやられるのです。注射の時みたいです。でも注射の針は冷たいのに、敵の牙は温かいのでした。そこでいっつも目が覚めました。そしたらお母さんが「里多ちゃん、夢みてたの〜?」と声をかけてくれて、あぁ夢で良かったぁ、と思うのでした。

だって野生の世界では、病気をしたりケガをしたりした仲間は、足手まといで危険ですから、グループから追い出されちゃうのです。


でも今はお父さんもお母さんも追い出さないことがわかったし、一緒に散歩に来てくれて、「Watch out!(気をつけて)」とか「Steps!(階段だよ)」とか言ってくれるので安心して歩けます。そして上手に階段を下りたり、上がったり、ジャンプしたりすると「Goodgirl!」と言われます。


とろとろ歩いていると気持ちが負けちゃうので、むしろ走っています。そうするといろんな様々な匂いが頬をかすめるみたいで、それはそれで気持ちいいのです。


目が見えていた時よりも、匂いがとても鮮明で、散歩に行く時は楽しみで楽しみでドアのところで「うぉん」と言っちゃいます。


それでお母さんは元気になったのでした。


良かったと思います。


これは「かるいざわ」の写真です。車に乗るのが怖いのであんまり行きたくないです。

閉じる コメント(2)

糖尿で見えなくなっちゃったの?
いぢわるな言い方に受け取らないでね。
たぶん、犬や猫って、自分の肉体におこる変化はアタシたちより自然に受け入れて悲しくはないと思う。
周りの環境の変化や愛する相手の心の変化には悲しみを感じても。
だから、泣かないで。
もう、泣いてないみたいで安心したけど。人間よりも彼女たちは、しっかり生きる現実を受け入れてるもんね。
声かけてもらって、ほめてもらう喜びをアタシたち以上にわかってくれてるし。
って、わかったようなこと言ってごめんなさい。昨日、野犬を見てていろいろ考えてしまったものだから。

2012/10/21(日) 午後 1:14 むにゅ

むにゅさん、ご心配ありがとう。
悲しむどころか、こういうチャレンジングな状況では、逆に、奮発しようというアドレナリンがづんづん分泌されるみたうです。動物って皆そうなんでしょうが、さすが古代から変わらない強い遺伝子を持つバセンジーはサバイバル能力に長けているみたい。

2012/10/22(月) 午後 11:44 aebee (えびぃ)


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