バセンジ里多ちゃんの糖尿闘病記

11歳、カリフォルニアから引っ越したばかりの女の子の糖尿病日記

きみちゃんの気持ち

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おうちのおそうじ

小学校の時ピアノと一緒にマリンバという打楽器を習っていた。
そのマリンバの先生のお母さんが亡くなった旨の喪中の葉書が届いたので実に35年ぶりか??で電話をすると、先生はとても喜んでくださっていた。

40分の距離だったが介護が大変だったそうだ。「同居は止めた方が良いわよ、」というご意見だった。

うちも母のために日本に帰るのは決めているが、同居はしない方向だ。
夫は優しい人だが、母も趣味が広く毎日出かけているし、今はその方がお互いのためだと思う。

今日も母の寝室を掃除していて、半世紀も専業主婦なのに何と整理ベタなのかとそれについてあれこれ偉そうなことを言ってしまうのである。

書庫を「きみちゃんの気持ち」としたのは、野口雨情の「赤い靴」のあの女の子にちなんでである。

麻布十番の「きみちゃん像」でその背景像を知ったのだが、あの赤い靴の女の子は北海道の開拓農場に向かう家族が過酷な環境の中で育てるよりは、と産まれたばかりの時にアメリカの宣教師に預けられたそうだ。

しかし結核をわずらい、6才の時に帰国する育て親についてアメリカに渡ることができず、麻布の孤児院に預けられた。9才で独りさみしく結核でなくなったと言う。きみちゃんの母親はそのことを一生知らず、アメリカで幸せに暮らしていると思い込んで亡くなった。

きみちゃんはさぞかし母親に会いたかっただろう。

その意味でこの書庫をきみちゃんとしたのである。

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