ここから本文です
Tencho's Room
みんながすなるブログといふものを、われもしてみむとてするなり。

書庫全体表示

イメージ 1

 暑い季節はやっぱりアイスコーヒー。でも、ご家庭で飲むアイスコーヒーは美味しいですか? コーヒー専門店で飲むアイスコーヒーの味とは違いますよね? 缶コーヒーやスーパーで売っているパック入りのリキッドコーヒーならともかく、わざわざレギュラーをドリップして作ったのに、なんだが生ったるいアイスコーヒーになってしまった、という経験をお持ちの方も多いはずです。

 美味しいアイスコーヒーを家庭で淹れることは難しいのでしょうか?

 いいえ、そんなことはありません。ポイントはふたつだけ。高価な器具や難しい作業はいっさい必要ありません。ふたつのポイントさえ押さえていただければ、コーヒー専門店の味のアイスコーヒーをご家庭でも楽しんでいただけるのです――。

イメージ 2 まず用意していただくのは、当然ながらコーヒー豆と器具。ここではペーパードリップで抽出しますので、ドリッパーとサーバー、ペーパーフィルターということになります。
 これらホットをドリップする際の器具と、サーバーが納まる大きさのボウル、そして少し多めのロックアイスを準備してください。
 さて、ここでひとつ目のポイントです――。

 上の写真のコーヒー豆のパッケージを見てください。ラベルがご覧いただけますでしょうか? 当店の『アイスコーヒー』というブレンドです。その通りアイスコーヒー専用に焙煎したスペシャルブレンドで、白州本店の喫茶ルームでもこれで作ったアイスコーヒーをお出ししています。

イメージ 5 その中身がコレです。ご覧のとおり真っ黒でテカテカしています。強い苦味とほんのりとした甘味を引き出すため、極々深に焙煎しているのです。
 表面のテカテカ、ベトベトは生豆の脂質が浮き出してきたものです。この脂質は焙煎が浅い豆ではほとんど見られませんが、深くなるほど多くなり、極々深煎りの『アイスコーヒー』ではこのような状態になります。

 つまり、アイスコーヒーには極々深の焙煎豆を使う――これがひとつ目のポイントです。

 ご参考までに当店の浅煎り豆(『マウンテンブレンド』↓)および深煎り豆(『フレンチテイストブレンド』↓↓)と比較してみてください。

イメージ 7 アイスコーヒーにこのような豆を使うのは、人間の味覚が低温では苦味を感じにくいからです。味覚が原因で、ホットでちょうどいい苦味のコーヒーはアイスにすると、苦味に欠けたヌルッとした味になってしまうのです。
 豆は好みで選んでいただいても構いませんが、できれば『フレンチテイストブレンド』以上の煎りの深さは欲しいところです。

イメージ 6 では、実際にコーヒーを淹れてみましょう。といっても、アイスだからといって、特別に変わった淹れ方をするわけではありません。
 粉の量も、挽き方もホットと同じ。カップ1杯に対して8〜10グラム。ホット用のカップとグラスとでは容量が違いますが、サーバーのメモリを参考に抽出してください。ここではカップ3杯分のコーヒーを抽出します。


イメージ 8

イメージ 9


イメージ 3 まず、ペーパーフィルターをドリッパーにセット。適量の粉を入れ、表面を軽く平らにならして、ホット同様全体が湿る程度に湯を注ぎます。
 蒸らすこと30〜60秒ほど。あとはドリッパーの方式に応じた手法で、粉の量に応じた量のコーヒーを抽出します。>> ペーパードリップ(カリタ式とメリタ式)での抽出方法はこちらをご参考ください。

イメージ 4 適量のコーヒーを抽出し終えたら、ロックアイスを入れたボウルにサーバーを浸け、なるべく短時間でいっきに冷やします。――これが2番目のポイントです。
 というのは、抽出した高温の状態のコーヒーは、風味の劣化が急速に進行するからです。カップの中で冷めてしまったホットコーヒー、あるいはコーヒーメーカーのホットプレートの上で時間の経過したコーヒーの味を思い出してみてください……。

 こうしたことを避けるため、アイス用に抽出したコーヒーは氷、もしくは流水に浸けて、できる限り急いで冷やしてしまいます。

 また、このようにサーバーごと冷やしてしまえば、氷の上から熱いコーヒーを注いで作る方法と違い、氷が解けてコーヒーが薄まってしまうこともないわけです。したがって、それを想定して予め濃く淹れる必要もありません。
 温度の下がったコーヒーは、風味の劣化も緩やかになりますので、多めに作って密閉できる容器に移し、冷蔵庫で冷やしておけば、丸一日程度ならいつでも美味しいアイスコーヒーが楽しめます。

 繰り返しになりますが、ポイントはふたつだけ。1. アイスコーヒーには極々深煎りのコーヒー豆を使う。2. 抽出したコーヒーは短時間でいっきに冷やす。

 いかがです? 簡単でしょう? でも、たったこれだけで本当に"コーヒー専門店の味のアイスコーヒー"になってしまうんです。実際、白州ケルンコーヒー本店の喫茶ルームでは、こうやって作った"アイスコーヒー"をお出ししています。

 さて、これからが夏本番です。猛暑といわれるこの夏を乗り切るために、"専門店の味のアイスコーヒー"はいかがですか?――。


イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事